最新更新日:2014/10/08 | |
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なかま 自然 本物体験
自然の中で なかまと 本物の体験を
国立青少年教育振興機構が「子どもの体験活動」の調査研究をしました。 20代〜60代の成人の調査では、子どもの頃に「自然体験」や「友だちとの遊び」の体験が豊富な人ほど、「もっと深く学んでみたい」や「何でも最後までやり遂げたい」と物事への意欲、関心が高いという結果が出ました。 また、「近所の小さい子どもと遊んだ」「弱い者いじめやけんかを注意したり、やめさせたりした」「地域の活動に参加した」人ほど、「お年寄りや身体の不自由な人には席をゆずる」などの規範意識や「社会や人のためになる仕事をしたい」などの職業意識が高くなることもわかりました。 そこで、同機構では、小学校低学年までは友だちや動植物との関わり、小学校高学年から中学生の時期までは地域や家族との関わりを推進する取組を行い、減少傾向にある自然体験や友だちとの遊びといった体験の充実を図ることが、今後の青少年の育成に重要だと分析しています。 9月13日(月)〜17日(金)に、5年生は4泊5日で「花背山の家」に行ってきました。往復6時間をかけての山登り。自然観察。魚つかみ。焼きそば、豚汁、ホットドッグの料理作り。と自然の中で思い切り活動してきました。そして、常に友だちと一緒の行動でした。 退所式では、「楽しかった人?」の問いかけに、ほぼ全員の手が挙がりました。 なかま・本物・自然の体験が子どもに感動を与え、成長させます。 子どもたちに外遊びを
9月 月輪だより
長い夏休みが終わり、月輪小学校では8月24日から授業を再開しました。 「早寝・早起き・朝ごはん」というキャッチフレーズで規則正しい生活習慣や、食事の大切さを訴えていますが、子どもたちの夏休みの過ごし方はどうだったでしょうか? さて、新学習指導要領では、体育の時間が増加しました。週平均2.5時間から週3時間になりました。そして、「体つくり運動」という領域が導入されました。これは、子どもの体力・運動能力の低下が依然として深刻だということが見てとれます。 子どもの体力低下の原因について、専門家が調査研究を続け、2つの要因が明らかになりました。 1つは、運動量の減少です。70年代の小学生は1日あたり2万歩以上歩いていました。今の小学生は1万から1万3千歩にとどまっています。 このように運動量が減少したのは、外で遊ばなくなったのが主因だとみられています。 もう一つの要因は、動作の未収得です。山梨大学が7つの基本動作を得点化して、動作の習得状況を調べたところ、2006年の小学3,4年生の動作得点が、1985年の5歳児と同程度にとどまっているというショッキングな結果が出ました。 子どもたちは外遊びの中で、様々な動きを身につけてきましたが、「外遊びの消失によって、今の子どもたちは動作を習得する機会も失っている。」と調査された方は訴えています。 秋、何をするにも最適な季節。学校でも外遊びを奨励していきます。ご家庭でも休日には戸外で思い切り体を動かしてください。 |
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