最新更新日:2014/10/08 | |
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12月 人権月間
12月月輪だより
紅葉の美しい季節が終わろうとしています。12月は人権月間です。 「人権」とは、全ての人が自分らしく、幸せに生きるために必要な権利です。人間が生まれてきたときから、同じように大切にされ、みんな楽しく生きることができる権利と言ってもいいでしょう。 1948年12月10日に「世界人権宣言」が国際連合で採択されました。このため毎年12月10日を人権デーとして、世界中で記念行事がおこなわれます。 世界人権宣言の第1条には「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等である。」と書かれています。人間の尊厳こそ、人権の最も根幹にあります。即ち、ひとりひとりが大切にされることこそが、人権の根っこなのです。 子どもの人権はどうでしょう。子どもたちの間に、携帯やインターネットを使った陰湿ないやがらせが多発しています。大人による虐待で、子どもの心身や人格の形成に大きな影響が及んでいます。 「子どもを共に育む京都市民憲章」には次のようにあります。 1 子どもを見守り、人と人とが支えあう地域のつながりを広げます。 1 子どもから信頼され、模範となる行動に努めます。 1 子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。 1 子どもが安らぎ育つ、家庭の生活習慣と家庭の絆を大切にします。 わたしたちの町 京都には、子どもを宝として愛し、慈しみ、将来を託してきた人づくりの伝統があります。大人は、子どもの可能性を信じ、自ら育つ力を大切にして、子どもを見守り、ほめ、時には叱り、共に成長していくことが求められます。 |
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