最新更新日:2014/10/08 | |
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伸びる子はみんな素直
伸びる子は みんな素直
2月4日は立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。秋に落ち葉はきをした東門の木々も、まだ葉を落としたままで、北風に枝をふるわせています。でも小さな葉っぱの芽が、伸びる準備を始めています。初夏には、枝いっぱいに葉を繁らせます。さわやかな緑の風を、また送りとどけてくれることでしょう。 北島康介を始め、一流の水泳選手を育てている平井伯昌コーチの言葉です。 「伸びる子の一つの才能は『素直さ』です。中学生の頃の北島康介のいいところは、人の話を素直に聞けることでした。全力を尽くさなければ勝てないのは、スポーツでも勉強でも同じこと。それを支えるのは根性でも忍耐でもなく、『素直さ』です。記録が悪いとき、食事のせいにしたり、コーチのアドバイスのせいにしたりする選手もいますが、それでは伸びません。言い訳をしない子は間違いなく努力家です。ぼくは選手に言い訳をさせませんが、こちらがミスをしたときは、潔く『悪かった』と謝っています。これは親でも同じこと。間違ったなと思ったら、『お母さんが悪かった』と謝ることで、子どもは親の価値観を理解するはずです。そうした信頼関係をベースにして、子どもは伸びていくのです。」 素直で、前向きで、損得抜きで全力投球できる。そんな子どもに。それは、毎日の暮らしの中で、子どもの周りにいる大人の接し方、ものの考え方や生き方が決めるのだと思います。 さあ、あと1か月余りで、今年度も終わります。素直に至らなかったことを振り返り、前向きに進んでいきたいと思います。 |
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