最新更新日:2014/10/08 | |
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運動は脳を育む!……生活を見直してみましょう。
明るい陽射しに春を感じます。いよいよ1年の締めくくりの時期をむかえました。
さて,平成20年度に文科省が,全国の小学5年生と中学2年生の全員を対象に,「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」を実施しました。この結果が先日発表されました。この結果から,体力・運動能力と学力との相関関係が言われています。即ち,体力・運動能力の高く,体をよく動かす子は,学力も高いということです。 その原因として,1つ目は,身体活動の活発化によって,子どもたちの生活習慣が正されると考えられます。運動によって心地よい疲れを得,夜は早く,ぐっすり寝られます。朝,すっきり目覚め,おなかが空いているから朝ごはんをしっかり食べる。脳への栄養が行きわたり,勉強に集中できる。その繰り返しで,改善された生活習慣が学力向上のベースになっているというのです。 2つ目は,身体を動かすことが,脳を活性化させ,脳の働きを高めることが,科学的に明らかになってきています。即ち,「運動が脳を育む」のです。 3つ目は,運動が脳を鍛えることで,ものごとに対する意欲,気力,集中力,精神的な持久力(粘り強さ)を高めるというのです。これらは,脳の活力とも密接に関連します。 子どもたちに何も特別なスポーツを強いることではありません。毎日の友だちとの外遊びが,心と体を鍛え,育てます。社会性も育みます。 外遊び大好きな子どもになるよう,学校でも家庭でも支援していきたいものです。 |
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