最新更新日:2014/10/08 | |
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子育てを楽しみましょう!・・・おもいっきり子どもと関わって!
2つのお話を紹介します。
1つ目は、ある小児科の先生のお話です。病院の休憩室で、母乳を与えていた10人ほどの若いお母さんが、誰も赤ちゃんの顔を見ず、全員黙々と携帯電話でメールの確認や、打ち込みをしていたというのです。完全におっぱいが授乳装置になり、心は携帯電話にあるという状態だったそうです。 2つ目は、ある新聞の投書欄でみつけたお話です。歯科医院で順番を待っていたときのことです。お母さんと7歳位の男の子が、近くに座りました。お母さんは座ってすぐに、携帯電話でメールを打ち始めました。男の子が小声で話しかけると、「うるさいなあ。大体いつもあんたはうるさいねん。」と早口で怒りました。男の子は少しうつむき、今度は声を出さずにささやきました。お母さんは、やはり「うるさいいうてるやろ。」と男の子に背を向け、携帯に向かっています。男の子が、お母さんの携帯を見ようとすると、さらに背を向けました。 この2つのお話をどう読まれましたでしょうか? 母親や父親が、いとしくてたまらない気持ちで、目を見、抱きしめ、話しかけることで子どもの心は育ちます。便利さや、効率の良さの追求が、心の領域にまで侵入して、大切なものを失わせてしまっていないでしょうか? ここまでではなくても、テレビを見ながら子どもの話を聞いている。台所仕事をしていて、背中で話を聞いている。ということはよくあります。 子どもを抱きしめられる時期、いろんな話ができる時間というのは意外に短いのです。大切にしたいものです。 |
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