最新更新日:2024/05/31 | |
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校長の窓20(選書会)
昨日(6月21日)は選書会でした。学年からのHPでもお知らせしているように,体育館にずらっと並べられた本の数々。わくわくしてきます。子どもたちもそんな思いで体育館に足を踏み入れているような感じがしました。興味のある本をみつけては,熱心に読書する子,どの本にしようかなかなか決まらず,うろうろする子,少し見ては,隣の本へ,また隣へと目移りするように移動する子,1冊の本を中心に語り合う子・・・さまざまな姿がありました。スマホや携帯,DVDやブルーレイ,パソコンなどなど,紙の文字に接する時間が少なくなってきている社会ではありますが,やはり,じっくりと文字に接する時間は大切だと感じます。文字から世界を想像し,文字を通して本の世界に触れ,時には筆者の思いや願いを感じたり,時には,事実を知ることとなったり,時には豊かな知識につながったり。読書の大切さは多くの方々が認識されていることかと思いますが,あわただしい昨今では,じっくりと本に親しむことが難しくなっているかもしれません。「子どもには,読書しなさい」などお声掛けいただいている家庭も多いかと思います。以前,私が受け持った保護者の中に,家の中で読書タイムをつくっているとお聞きしたことがありました。一日,あるいは1週間の中で,親子で読書する時間を設定する。読み聞かせもひとつとですが,読み聞かせだけでなく,読書タイムにはテレビなども消して,それぞれ自分が読みたい本を手にとり,読書に親しむ,そんな機会を設定しているとのことでした。また,週1回図書館にいくようにしているという保護者のおられました。短時間ですが,継続的に行うことで,習慣化しようと,また,図書館というその雰囲気に触れ,本に親しむ機会を意図的に設定しようという思いからとのことでした。
家庭の読書タイム,家族で時間を共有する,大切な親子のつながりになるのではないでしょうか。そして,今自分が読んでいる本について語り合う,その場面を考えると,なんか素敵な感じがしませんか?なかなかあわただしい日々ですので,毎日とは難しいかもしれませんが,月に1〜2回からはじめていくのも一つかもしれませんね。すでに行っておられる家庭のお話を聞かせていただくこともいい機会ですね。 |
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