最新更新日:2024/05/30 | |
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1年生 生活科から
本日,教室の子どもたちの様子を見て回ろうとした際,1年生が畑のイモの観察にむけて準備をしていました。その時,担任が,朝顔を持出し,子どもたちを集めました。何がはじまるのかと,見ていると,朝顔のつるが伸びてきて,成長のはやい子どもの朝顔はつるが,どうも地面に沿ってきたため,誰かに踏まれたのか,先が切れていたようです。子どもたちは,心配そうに眺めたり,どうしようと,不安そうな顔をしたり,とても興味深く様子を見ていました。担任は,そのことを子どもたちに伝えるとともに,このような被害にあわないために,どんな対策をすればいいのか,子どもたちに問いかけていました。様々な考えをだしていました。壁に沿ってつるをはやす,廊下の手すりにまきつける・・・またそれに対して,水がやりにくい,手すりは高いしそれまでどうする?などなど。そこで,子どもたちは,2年生の鉢に着目しました。ちょうど,同じ中庭にトマトを育てている2年生の鉢がありました。その鉢を見た子どもが,鉢に備えつけている支柱に着目し,あれをつけたらいい,と言い出しました。そのあと少し意見の交流をして,みんな納得で,支柱を付けることとなりました。
支柱の意味やその必要性を子どもたちの考えや話し合いの中から導き出していった時間でした。子どもたちはよく考え,積極艇に意見交流をしていました。友達の反論にあっそうか,と納得したり,いい意見にうなずいたり,意欲的な学習の姿でした。 切れてしまった朝顔のつるの子どもはかわいそうでしたが,まだまだ成長には大丈夫という先生のお墨付きをもらうとともに,みんながそれをきっかけにどうしたらいいのか考え合うことで,今回の件の意義を感じてくれていたように思います。 きっとっますます大切に育ててくれるでしょう。今後の子どもたちの様子が楽しみです。 |
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