京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
本日:count up3
昨日:73
総数:348315
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
児童生徒会による能登半島地震支援募金活動へのたくさんのご協力、ありがとうございました!

京炎フェスティバル最終練習

 今日、休日参観の日に行われる京炎フェスティバルの最終練習を行いました。 特に「京炎そでふれ」は、本番の衣装を着て行う最初で最後の練習となります。「簡単」「少し難しめ」「難しい」と3段階に分かれて踊る「京炎そでふれ」を、全校学院生が一体感をもって踊ります。9年目にしてやっとセンターの位置に立つ9年生は「ここが見せ場」とばかりに踊ります。
 「京炎そでふれ」を本校で踊ったのは平成21年4月の開設式。開設式を迎えるにあたって、当時の保護者の方々の手で衣装をつくりました。この衣装には「新しい学校を創る!」の思いが込められています。あれから毎年、運動会の午後1番目の種目として踊ってきました。
 今回は日曜日に披露します。日曜日は、保育所(小野山わらんべ)がお休みの日ということで、今日の最終練習にわらんべの保育児さんも見に来ました。数ヶ月前までは一緒に生活していたお兄さん、お姉さんの姿をたくましいと感じて見ていたことでしょう。
 本番は、コロナ禍を吹き飛ばす元気な姿を見せてください。(文責:校長)

画像1

寂光院の教え

 9月の4連休、寂光院では、「しば漬けの日」イベントが行われていた。しば漬けは、平清盛の娘、建礼門院が大原寂光院で隠棲されている際、村人に教えたというものだ。
 その初日、寂光院に行って御院主様とお話しをさせていただいた。
 数ヶ月前にお寺の石段を降りるとき、転んでけがをされたそうだ。しかしそのとき、こう思われた。
「これはきっと何かを教えてくれたのだろう。自分の体をもっといたわること。けがをした場所の環境改善を図ること。これらを教えていただいた。」
また、こんなお話しもされた。お寺まで荷物を運んでくれた人に「お気持ち」を渡しておられるそうだ。
「人にやってもらうことはあたりまえではない。見返りを期待してもそんなにうまく返ってこない。しかし周りが喜んでくれるのなら、“自分から”やった方が気持ちがいい。そのうち、自分はたくさんの人に助けてもらっていることに気がつく。ありがたい。」
 秋の一日をすがすがしい気持ちで過ごすことができた。(文責:校長)

2020秋ソフトテニス新人戦団体女子 涙の訳は

 9月19日、ソフトテニス秋季大会、女子団体戦が行われた。
 本校の女子部員は5名である。8年生3名、7年生2名。
 ソフトテニスの団体戦は3ペアの対戦で行われる。そのうち2ペアが勝つとその試合は勝利。5人チームでは3ペア目の対戦はオープンとなり、その対戦で勝っても負けとなる。6人の人数を満たないチームは、第1対戦(1番手)で負けるとそこで試合の負けが決まる。だから1番手を任されるペアは、大変なプレッシャーを感じているはずだ。

 すべての試合の1番手は、キャプテンを含むペアが任された。対太秦中、対深草中、両試合とも勝って次のペアにバトンを渡していた。落ち着いた試合ができていた。うまくなったもんだと思った。ましてや1年ぶりの公式戦だ。
 対上京中もあと1点で勝つところまで相手を追い詰めた。しかし「この1球」がネットを超えなかった。その前に素晴らしいクロスのボールが決まったから、そこに打とうとしたんだろう。思いはわかる。
 結局この後、このゲームを落として負けた。泣きじゃくる2人。
 1番手が負けるとチームも負ける。そのプレッシャーの中で戦っていたから、自分たちが負けたことより、チームの負けを決めてしまったことに責任を感じたんだろう、きっと。その涙だろう、きっと。

 2番手の8年生も100%の力で勝負する。素晴らしいボールが相手コートに突き刺さる。しかし失敗もある。7年生の2人も、数か月前まではスポ少バレーをやっていたとは思えない呑み込みの早さ。相手上級生と堂々と渡り合えていた。

 結果は3戦3敗。最後はみんなが涙を流した。試合の中でどんどんうまくなり成長していった。これが大原の子どもたちだと自慢してやりたい試合だった。そして無観客開催で来れなかった家族の方に、「こんな試合ができるようになっています」と生で見せたかった試合だった。

 第1試合前、コート近くまで伸びていた草を全員で抜いていた。素敵な姿だ。こんな姿を見られたのも、試合後の涙が見られたのも、何よりも公式戦をさせていただいたからだ。選手並び関係者に感謝したい。そしてみなさんご苦労様でした。(文責:校長)
画像1

写真集「大原の里」に思いを込めて

画像1
 今朝の朝会は,地域の西田誠さんに来校していただき、写真集「大原の里」のお話をしていただきました。時代が令和に替わる際、明治・大正・昭和・平成の写真を集めて、大原の人々の生活記録を残したい思い、写真集をつくったそうです。

 写真紹介では、「学校」「大原女」「戦争」「災害」「来客」「未来へ」の6つに分類し、説明されました。「60年前には〇〇さんの家はまだなかったんだよ。」「出征兵士を送る家族の写真代は(今なら)1万5千円位だったんだよ。きっと最後の写真だと思っていたから。」「昔の大原は、相撲が盛んで横綱千代の山も来ていたんだよ。学校にも土俵があったんだよ。」「運動会でみんなが踊る京炎そでふれを、家族や地域の人は涙を流して見ているんだよ。」と学院生に話しかけてくれました。

 最後に、「これからの大原の歴史を創っていく学院生へ」ということで、(1)ひとり一人は違う。違いを尊重する。思いやりと個性を大切にしてほしい。(2)大原の伝統や良いところは何か調べ、良いものを残してほしいと期待を話されました。毎朝、見守り隊でもお世話になっている西田さんです。今日、話を聞いた学院生のこれからの成長も見守ってください。ありがとうございました。(文責:校長)

写真集「大原の里」に思いを込めて

画像1
画像2
画像3
写真集「大原の里」より

講堂工事進んでいます

画像1画像2画像3
 9月12日、工事の皆さんがお昼休みの時間に、覗かせていただきました。
 着々と工事が進んでいます。完成が待ち遠しいです。完成後どんな使い方ができるのか楽しみに待っています。工事の皆さん、事故の無いように、これからも安全にお願いします。(文責:校長)

大原提言、準備を進めています

 休日大原のお店で買い物をしていると、レジに見覚えのあるチラシが。
 皆さんのご協力で今年度も「大原提言」が行われます。今年は10月2日(金)場所は3密を防ぐために三千院ではなく大原学院体育館で行います。「大人の大原提言」も近々書面発表されます。これからの大原の町づくりを9年生、学校、地域の方々と考えます。(文責:校長)

画像1画像2

9月7日(月) 高校生たちの学園祭

 9月になり、各高校で文化祭が開催されています。しかしコロナ禍の影響で、無観客または保護者1名のみ参加など、制限されて開催されています、アカウントを持っている方だけへのリモート放映というのもあります。卒業生たちの活躍の場面を今年は見ることができない秋になりました。
 しかし、週末、卒業生の保護者からいろんな話が届けられました。
 ある高校3年生のクラス発表では、コロナ禍の中で生きる高校生たちの過去・現在・未来をビデオドラマにした。2050年コロナから30年後、自分たちの「得意」を活かしてコロナ対策をしている高校生たち。そのベースには楽しかった高校生活がある。今年の状態を悲しむのではなく、受け止め、次に役立てようとする作品だ。それを企画・立案したのが本校卒業生だと聞く。
 また、ある高校3年生は、ヒーローも悩み落ち込むというテーマでステージをつくった。ヒーローの「人間的な闇の部分」を、みんなで励まし、元気づけていく。ダンスあり漫才あり、何とかヒーローの心を開かせようとする姿から、躍動感や今のクラスのあったかな雰囲気が伝わったステージだったようだ。ここでも本校の卒業生は、準主役や、切れ切れのダンスメンバーで活躍している。
 彼らの土台となっている本校の文化祭も、今年も行う予定です。卒業生たちの頑張りは、今日も大原学院に元気を与えています。(文責:校長)

9月7日(月) 三千院学習を終えて

 3日間にわたって行われた5年生の三千院学習が終わった。
 毎年、長期宿泊学習として、三千院、浄連華院、寂光院、百井キャンプ場、百井分校、大原工房にお世話になり、3泊4日で行ってきた行事だ。本来の長期宿泊の目的は、親元を完全に離れ、自然の中で長期間過ごすことであるが、本校はそこに「地域を知る」という要素をいれている。この行事、家族が立ち会わない分、地域の方々から多くの助けを借りている。百井へのハイキングでは、駐在所、消防、分団、病院、大原サポートの方々が一緒に歩き、到着後は百井の方々や大原の婦人会?の方々に歓迎を受ける。しかし今年はコロナ禍の影響で宿泊は禁止、また地域の人の助けもお断りさせていただいた。また、校区外には出ず、日帰りで3日間活動をする行事にした。
 しかしである。「断ったのにも関わらず集まる地域の方」がいる。百井へのハイキングに仕事を休み、伴走してくださった。ウォークラリーでは、ポイントに冷たいものを用意して、待っていてくださった。3日間すべての活動を見守り続けていただいた方もおられた。百井分校では、電気の調子が悪いとすぐに電気屋さんを呼んで、直してくださった。ありがたい。そこには「見返りの期待」はない。5年生が無事にこの行事を終えることだけを願っておられた。
 5年生は、行事後の感想に「この行事で地域のすばらしさを感じた。これを私たちはたくさんの人に伝えたい」「この行事でクラスみんなが仲良くなれた。このままずっと仲良くしていきたい」と述べていた。地域の方々は、この言葉に感動され、満足げにしておられた。
 また、2日目夕方の百井分校には、多くの教職員が集まり5年生のレクレーションを盛り上げた。5人しかいない5年生に、倍近くの人数の教職員が集まった。これも地域の方には感動だったようだ。「チーム大原だね」とおっしゃった。
 3日間の行事が終わった。事故もケガもなく、無事終わることができた。「恩返し」せねばと思った。地域の方への一番の「恩返し」は、地域の子どもたちの健やかな成長以外ないと思っている。(文責:校長)

8月6日晴れ そこで人々は生きている

 本日8月6日は「原爆の日」である。
 1945年8月6日に、広島市の上空で炸裂した原子爆弾は、爆心地から2キロ圏内の市街地をほぼ焼き尽くした。「75年間草木が生えない」と言われた街は、同じだけの年月が経ち、復興してきた。

 戦争による犯罪は、人の命や家族、そして人々の夢や将来を奪ったことだと思っている。そして、昨今の「伝える」活動は、戦争によって人々の日常生活が喪失されたことを訴えていると聞く。
 本日平和記念式典が行われた平和記念公園も原爆投下の直前までは、商店があり映画館もあり人々が日常生活を送っていた街だった。戦時下でも、人々はささやかな幸せを願い、喜びを感じて日常を過ごしていた。それが一発の原爆で無くなった。「日常生活が奪われることが戦争です」
 今年はコロナ禍の中での8月6日、まだまだ日常生活が送られない日々が続く。
 今日は戦争への憤りと日常生活のありがたさを感じる日にしていきたい。(文責:校長)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

お知らせ

学校だより

学校教育目標及び経営方針

小中一貫教育構想図等

教員公募

学校評価

学校いじめ防止基本方針

日本義務教育学会

京都大原学院部活動運営方針

台風・地震に対する非常措置

京都市立大原小中学校
〒601-1242
京都市左京区大原来迎院町22
TEL:075-744-2004
FAX:075-744-2079
E-mail: ohara-sc@edu.city.kyoto.jp