最新更新日:2024/09/25 | |
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今年度最終、学校運営委員会報告
3月23日、「大原在住の」小松郁夫先生も出席され、今年度最終の学校運営協議会が行われました。
学校評価の分析では、今年度の学校生活や取組に概ね「よい」の評価がアンケート結果から得られましたが、まだまだ学校の取組やねらいが浸透していない現実もあります。そのために、説明会やHP、学校だよりを通じて、学校の取組意図や様子を伝え、今後も地域や保護者の願いが叶う学校づくりをしていくことが確認されました。 10周年事業計画では、すでに今年度からPTAを中心に行事成功に向けて準備を進めている報告がありました。4月には、概要を地域・保護者を含め全国に広報していきますのでご期待ください。 次年度からの義務教育学校化については、百井分校、尾見分校についての話題が出されました。それぞれ、次年度中に休校から廃校になりますが、住民の思いは分校開設の時と変わりません。殺風景ではいけないと尾見地域の子どもたちのために校庭に桜の木を寄付してくれた人たちがいます。学校が更地になってもこの木を残してほしいと願う住民の声、跡地を是非京都大原学院との交流の場にしてほしいと願う声があります。それらを大切にして今後も学校運営をしていくことを心に誓いました 今年度もたくさんの人に支えられ、お声をいただき進めてきた学校運営協議会です。今は本校の運営協議会にも視察が来るようになっています。全国で学校運営や地域運営に不安を抱いている方の、心の支柱なればと考えます。一年間ありがとうございました。 文責:校長 異動のお知らせ
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卒業式御礼
卒業式御礼
本日卒業式を終えました。とても素晴らしい卒業式でした。来賓、保護者、教職員そして学院生すべての方々から「よかった。とてもよかった」との声をいただきました。 本校は1年生ら9年生まで全員参加の卒業式です。送辞では、1年生から始まり8年生まで一人一人全員が声を出し、卒業生に思いを伝えていきます。欠席ゼロ。1年生からの可愛い声から2年生3年生と徐々に学年が上がり、声の質も内容も変化します。卒業生が主人公の卒業式ですが、在校生の成長が見て取れます。最後を締めくくる現児童生徒会長が、穏やかだがしっかりと、卒業生への感謝の思いとこれからの決意を述べる姿にも感動でした。 答辞では、自分たちの成長を助け、支えていただいた地域の方、教職員、親への感謝の言葉、在校生への感謝と激励が語られます。終わりには卒業生一人一人への思い出とともに、仲間へのメッセージが語られます。子どもたちの世界で9年間にあったエピソード、いざこざ、心の葛藤、そしてそれを乗り越えてクラス全員が仲間となっていった経過、それらを朴訥に伝える姿に、また感動でした。 今年の卒業生のバックボーンになっていたのは、この子どもたちが小中一貫校京都大原学院の1期生だということです。PTA会長、保護者謝辞にもそのことが話されます。「この学校はなくなるかもしれない学校でした。それを地域の方々のご尽力で学校が残りました。そんな人々の思いの中で入学した京都大原学院1期生、その子らが9年たって卒業式を迎えています」 地域の期待と覚悟の中、入学した今年の卒業生、そして9年間です。学校は残ったけれど、どんな学校になっていくんだろう、どんな子に成長していくのだろうと思われた9年間でした。それが立派な姿で卒業していくことに、多くの方が「素晴らしい卒業式」と思っていただいたのだと思います。 学校の見えないところで、たくさんの支援や助け合いがあったと思われます。素晴らしい卒業式でした。地域の皆さん、保護者の皆さん、そして卒業生に感謝いたします。 平成30年3月15日 京都大原学院 校長 石飛 聡 |
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