最新更新日:2024/09/25 | |
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卒業式御礼
卒業式御礼
本日卒業式を終えました。とても素晴らしい卒業式でした。来賓、保護者、教職員そして学院生すべての方々から「よかった。とてもよかった」との声をいただきました。 本校は1年生ら9年生まで全員参加の卒業式です。送辞では、1年生から始まり8年生まで一人一人全員が声を出し、卒業生に思いを伝えていきます。欠席ゼロ。1年生からの可愛い声から2年生3年生と徐々に学年が上がり、声の質も内容も変化します。卒業生が主人公の卒業式ですが、在校生の成長が見て取れます。最後を締めくくる現児童生徒会長が、穏やかだがしっかりと、卒業生への感謝の思いとこれからの決意を述べる姿にも感動でした。 答辞では、自分たちの成長を助け、支えていただいた地域の方、教職員、親への感謝の言葉、在校生への感謝と激励が語られます。終わりには卒業生一人一人への思い出とともに、仲間へのメッセージが語られます。子どもたちの世界で9年間にあったエピソード、いざこざ、心の葛藤、そしてそれを乗り越えてクラス全員が仲間となっていった経過、それらを朴訥に伝える姿に、また感動でした。 今年の卒業生のバックボーンになっていたのは、この子どもたちが小中一貫校京都大原学院の1期生だということです。PTA会長、保護者謝辞にもそのことが話されます。「この学校はなくなるかもしれない学校でした。それを地域の方々のご尽力で学校が残りました。そんな人々の思いの中で入学した京都大原学院1期生、その子らが9年たって卒業式を迎えています」 地域の期待と覚悟の中、入学した今年の卒業生、そして9年間です。学校は残ったけれど、どんな学校になっていくんだろう、どんな子に成長していくのだろうと思われた9年間でした。それが立派な姿で卒業していくことに、多くの方が「素晴らしい卒業式」と思っていただいたのだと思います。 学校の見えないところで、たくさんの支援や助け合いがあったと思われます。素晴らしい卒業式でした。地域の皆さん、保護者の皆さん、そして卒業生に感謝いたします。 平成30年3月15日 京都大原学院 校長 石飛 聡 |
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