最新更新日:2024/09/25 | |
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学校の草花たち 23
土曜日は晴れ間も見えた三連休。その晴れ間のせいでしょうか、スイセンは今が盛りとばかりに、そこかしこで咲きました。日本の気候に適した植物ですね。樹木の葉が日光を遮らない時期を選んだ、さすがヒガンバナ科です。そのスイセンですが、時折道路のアスファルトの裂け目から芽生えているのを見かけます。仲間のスイセンは遠くにあって、地下茎では無理な距離。どうしてだろうと調べてみると、種子ができて、風に飛ばされるようです。そんな種子があったかなあ、と思うのですが、一般的には球根を分球させて植えるため、そちらの方ばかりに気をとられていました。花がしおれたあともしっかりと見ておきたいですね。
種と言えば、ビオラの種のお話でした。船みたいな形をしたさやは、日光を浴びて乾くと縮まり、中の種を飛ばします。その距離1メートル以上にもなるというから驚きです。じっくり晴れの日に観察すると、いつか「ピン」とはじける瞬間が見られるかもしれません。学校のプランターのビオラでは、そんなにゆっくりと見ている時間は取れないのですが。学校玄関のプランターの下はコンクリート。弾かれて飛んでも、種が発芽することはないでしょう。でも誰かが運んでくれるかもしれません。このお話はまだ続きます。 菜の花も咲いてしまいました。今週末は雪の予報も出ています。この花たち、耐えられるでしょうか。 |
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