最新更新日:2024/09/25 | |
本日:60
昨日:103 総数:655052 |
学校の草花たち 22
2月とは思えぬ暖かい日が続いた先週、そろそろ花が咲いていないかと捜していると、やはり給食室南運動場側のプランターに植えたスイセンが咲いていました。地域によっては11月ごろからも咲き始めるらしいスイセン。底冷えのする京都では、もっぱら春先一番に咲く花です。が、春一番が2月に吹くという今冬、例年より2週間ぐらい早く咲きました。スイセンはヒガンバナ科。種類も豊富ですが、今回咲いたのは二ホンスイセンです。名前に日本とありますが、原産地は地中海沿岸で、古くに中国を経由し、渡来したといわれています。葉にも球根にも、全草に毒がありますので、ニラに似ていても絶対口にしないように。そこはヒガンバナと同じですね。
そのヒガンバナ。今はどうなっているかな、と見に行くと、葉をいっぱい茂らせて、冬の日光を謳歌しています。精いっぱい光合成をして、栄養を根に蓄えている時期です。春になり、木々の葉が茂ると日光が遮られますので、その頃には葉を枯らせて休眠に入ります。そして秋になると木々の葉が落ち始めるので、花茎を伸ばして花を咲かせます。今がヒガンバナの活動の一番盛んな時期とは、おもしろいものです。 玄関前のプランターのビオラやパンジーも、春っぽい陽光を浴びて盛んに花を咲かせています。と同時に、子どもが「種がある!」と発見してくれました。よく見ると、ビオラの種が見えます。この種、とても面白い特徴があるのですが、それはまた次回に。 |
|