最新更新日:2024/10/18 | |
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6/19 今日の給食「夏野菜のあんかけご飯(具)」は、京野菜の万願寺とうがらしを使った地産地消の献立です。 「万願寺とうがらし」は、京都府舞鶴市にある万願寺地区で生まれたことから「万願寺とうがらし」と名づけられました。とうがらしの仲間ですが、辛さはなく、ほんのりあま味があり、身が分厚く他のとうがらしと比べて大きいのが特徴です。「とうがらしの王様」とも呼ばれています。 削り節で丁寧にとっただしに、玉葱・にんじん・とりひき肉を煮た中に、夏が旬のなすや、万願寺とうがらしを一度素揚げした野菜を加え片栗粉でとろみをつけ、ご飯の上にかけて食べます。一度素揚げしてから煮ることで苦味がやわらぎ、香りやうま味がまし、だしのきいたあんとともに、なすや万願寺とうがらしのおいしさが味わえる献立です。 教室では、「とうがらしが苦手!」と言っていた子どもも、「食べたら美味しかった!」とご飯に混ぜて美味しそうに食べていました。 今日も美味しい給食ごちそうさまでした。 6/12今日の給食「にしんなす」は、昔から京都で食べられてきたおかずのひとつです。干したにしんを甘辛く煮、その汁でなすをたきます。あぶらの多い「にしん」と、あぶらと相性のよい、「なす」は、お互いの良さを引き出す食材の組み合わせで、このように、旬が同じで相性が良い食べ物の事を「であいもん」と言われています。 海から遠くはなれた京都では、干した魚と野菜を組み合わせて、おいしいおかずになるように昔から工夫してきました。「にしんなす」もそのひとつで、京都で昔から食べられてきた伝統食の一つです。 また、にしんは細い骨が多いため、よく噛んで食べるように子どもたちに、話しました。 教室では、「にしんなす」のなすが苦手という子どもが多かったのですが、一口食べてみて「やっぱりおいしい!」と言って食べていました。にしんのあぶらをしっかり吸っておいしくなっていたんですね。 今日も美味しい給食をごちそうさまでした。 |
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