最新更新日:2024/09/26 | |
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【3年生】高倉の達人
11月27日(水)に,総合的な学習の時間で「高倉の達人」の学習を行いました。
スマイル21プラン委員会の「人・まち部会」のご協力で,地域の4名の達人の方にご来校いただき,お話を聞かせていただきました。 「染色補正の達人」には,「落とす」「ぬく」「はめる」という3つの技術をご披露いただきました。子どもたちはその繊細な仕事に感心し,「すごい!」「細かい作業で自分には無理そうだな。」と様々な反応を見せていました。 「畳の達人」には,畳をつくるときに使用する道具や職人の技を見せて頂きました。畳がい草を編んだり結んだりして作られていることや,糸がほどけないような結び方を考えるなど,たくさんの知恵や工夫を見せていただき,子どもたちは驚きの声を上げていました。 「川魚の達人」には,お店でどのような魚を取り扱っているか,主な川魚の調理の仕方,関東と関西での文化の違いなどを教えていただきました。また,教室にウナギとドジョウをもってきていただき,触らせてもらいました。「ヌルヌルしていてつかめない!」と大興奮の様子でした。 「祇園祭 鷹山の達人」には,3名の方にお越しいただき,祇園祭の歴史や鷹山について教えていただきました。お囃子に使う鉦や太鼓の演奏も実演していただきました。 今後は,地域の達人のお話を聞きに行ったり,資料などを使ってまとめたりといった活動を通して,高倉の伝統や文化について調べ学習を進めていきます。お越しいただいた達人の皆さま,スマイル「人・まち部会」の皆さま,ご協力,本当にありがとうございました。 12月朝会次に校長先生からは「まかせてもらうこと」「責任をもつこと」についてのお話をしていただきました。以下校長先生のお話です。 「みなさんの役割はなんでしょうか?今は,学校に来て勉強したり,体を動かしたり,友達と一緒に過ごしておうちに帰るのがみなさんの役割です。 役割には責任がともないます。任されたことを気持ちよく引き受けてくれることがまず大切なことです。学校でも「〇〇さん,これお願いね。」「〇〇さん任せたよ。」「みんなで役割分担するよ。」「〇〇係の人,だいじょうぶかな?」こういったことが,生活の中で何度も繰り返されます。 人が成長していく過程で,この「任される」ということと「任されたことをやり遂げる」ことの連続が,いつかは自分で役割を見つけて自分からすすんで考えて実行する人をつくっていくのです。みんなには大きく成長してほしいので,いろいろな役割をみんなにお願いします。任されることがなかったら,自分から先生に「何か任せてもらうお仕事はありませんか?」と聞いてみるといいです。冬休みは,みなさんは家族の中でも、任せてもらう絶好のチャンスです。ぼーっとしてないで,「私に任せてもらえるお仕事はありませんか?」とおうちの人にたのんでみてください。 そして,任された仕事をやりきろうとする人は,人一倍 責任感の強い人になっていくのです。自分のことしか考えないない人は,大人になっても人から信頼されなくなります。それを勉強できる一番いい場所は学校です。 教室でも,自分の役割を見つけて,任せてもらえる仕事を自分から見つけて、やり遂げてどんどん成長してください。」 2学期も残り4週となりました。風邪をひくことなく,早寝・早起き・朝ご飯で元気に学校に来て,自分の役割を意識しながら,過ごしてほしいと思います。 |
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