最新更新日:2024/09/19 | |
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6年生たかくら学習発表会「伝統文化の真髄とは」
24日(金)3・4校時に,6年生のたかくら学習発表会を行いました。5年生や保護者,お世話になったお師匠の方々を招いての発表です。6年生はこれまで,琴・尺八・書道・和菓子・茶道・落語・日本料理,それぞれの伝統文化がなぜ現代まで受け継がれてきたのか,その魅力は何なのか,それぞれのお師匠さんに弟子入りをし,様々な体験や調べ学習を通して探ってきました。学んできたことを踏まえての実演,そして自分の仮説に対しての結論をフリップやポスターにまとめて発表しました。
琴・尺八のグループの実演では,「さくらさくら」をセッションしました。初めは楽器に触れたこともなかった子どもたち。尺八は,音を出すことすらできなかった子がたくさんいました。お師匠さんに丁寧に教えてもらい,本番ではきれいな音色を響かせることができました。 書道グループは,模造紙に大きな筆で,自分の選んだ象形文字を堂々と書きました。文字の成り立ちをしっかりと理解し,他の誰にも書けない自分だけの文字を完成させていました。 あんこを器用に包み,お饅頭を作っていたのは和菓子グループ。一つずつ丁寧に包み,5年生にふるまうことができました。「美味しい」と言ってもらい,とても嬉しそうでした。 日本料理グループは,ひさご卵とにんじんのかざり切りをしました。練習では,卵を巻くのに苦労したり,包丁を上手く扱えなかった子どもたちですが,本番では,上達した料理の腕を存分に振るっていました。 高座に上がって,見事な話っぷりを見せていたのは,落語グループ。一つの落語を覚えるのはとても難しいものです。手振り身振りを交えたり,声色を変えたりとテクニックも入れながら,聞いている人を楽しませようと頑張っていました。 静かな空間で,おもてなしの心を表していたのは茶道グループ。一人一人が一連の茶道の動作を覚え,本番では5年生にお茶をふるまうことができました。 お師匠さんに弟子入りし,伝統文化の奥深さや素晴らしさを実感することができた子どもたち。フリップやポスターでの発表でも,それぞれがたてた仮説に対する結論を堂々と発表する姿が見られました。今回の発表会に留まらず,それぞれの伝統文化の魅力をこれからもたくさんの人に発信していってほしいなと思います。そして,一人一人がこの伝統文化の担い手になってもらえたら・・・と願っています。 ご指導いただきましたお師匠様,本当に有難うございました。 |
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