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最新更新日:2024/06/26 |
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9月(2) こちら校長室「心」9月 こちら校長室「心」7月(3) こちら校長室「心」7月(2) こちら校長室「心」7月 こちら校長室「心」6月 こちら校長室「心」「笑顔で思考すること」
ゴールデンウィークが明けていわゆる気持ちが前に向きにくいというような話を聞くことがありますが、子どもたちを見ているといたるところで笑顔が見られたり、授業中に楽しそうに笑いながら過ごしていたり思わず教室を覗きたくなるそんな様子です。ゴールデンウィーク明けだけに限らずですが、休み明けはリズムがどうしても変化するので「やる気を出す」というより「やりながらやる気になる」というようなことになる方が多いのかもしれません。むしろやる気満々で意欲的に来る子どもたちは素晴らしいと思います。
さて、今回は笑顔についてですが、笑顔になることで様々なよい影響があることはご存じかと思います。例えば笑顔であいさつするだけで相手は気持ちよくなります。笑顔で話を聞くとたくさんのことを話してくれます。その結果、相手も自分もご機嫌で過ごせます。また、笑顔の効果はそれだけではありません。スポーツの世界でもパフォーマンを最大限発揮するために意図的に笑顔になることでリラックスすることは欠かせないようです。 しかし、笑顔は大切だとわかっているけれどなかなかそうなることができない状況があることも承知しています。そんなときは次のようなことをやってみてください。とても簡単です。 「頬を両手で上に向かってあげる」です。要するに笑ってる時の顔の状態にするのです。これをするだけで一時的にですが集中力があがったり、よい気分になったりします。 幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せに気づくという形もありそうですね。6月に入ると雨が多くなり、湿気で頬が下がっている子(大人)もいます。そんなときにも頬を上げて笑顔効果で過ごしたいものです。 笑顔のための方法を得たら次は表題にある「笑顔で思考すること」です。笑顔の効果を十分にわかっているのに難しい顔で考えすぎてしんどくなることもありますね。(私自身のことですが…)そんなときは笑顔で思考することを心掛けてみてください。何を考えたかも大事ですが「どんな状態で考えたか」というのも大事にしたいですね。私も修学院小学校の教育を笑顔で思考し、子どもたちと共に幸せにたくさん気づけるように進みたいと思います。 5月 こちら校長室「心」「今日学校でどんないいことがあったの」
新年度がスタートして、もう一ケ月が過ぎようとしています。子どもたちもすっかり新学年に慣れてきたのか、楽しい声がたくさんの場所から聞こえます。楽しそうに活動する姿を見るのは我々教職員にとって最高の時間です。
さて、題名の質問ですが、令和5年度入学式で117名の新入生を迎えた時の式辞でお話しさせていただいたものです。保護者の皆様にぜひともこの質問を繰り返しお願いしますとお伝えしました。質問することで答えを探そうとする意識が芽生えます。そして子どもたちは質問の内容を探そうとします。見ようとしなかったことが見えてきます。そのようにして毎日の生活にプラスを見つけられるようになると心もどんどん成長していきます。 失敗したときに「なぜ?」と質問すると言い訳がでてきます。例えばサッカーでシュートミスをしたときに「パスが悪かった」「緊張した」など言うことがあります。それを聞いた指導者は「もっと練習したら」「緊張しないようにしなさい」など小言を言いたくなります。ではその質問を「どうしたらよかった?」と変えてみます。そうすると方法がでてきます。小言を言う前に子どもたちは「もっと練習しなきゃ」などと言います。子どもの中に答えがちゃんとあるのです。このように我々大人の質問は子どもの本来もっているものを引き出すのに大事な役割を果たします。題名にある質問は「どんなことがあったの」ではなく「どんないいことがあったの」です。「いいこと」に光をあてていきます。そのことでいいことを探し出すのです。是非ともこの質問をしていただけたら嬉しいです。とくに寝る前にするとよいと聞いたことがあります。 申し遅れましたが、本年度より京都市立修学院小学校の校長になりました。鎌田賢二と申します。「校長室から」では、学校教育のこと、子育てのことなど多様なことを発信していけたらと考えております。是非ともご覧いただけると幸いです。教職員一同保護者の皆様、地域の皆様とともに地域で一番「ありがとう」が集まる場所にできたらと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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