最新更新日:2024/05/31 | |
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1年 「対立の3色のぼうし」
対話の時間に「対立の3色の帽子」の学習をしました。対立が起こったときには、3つの立場をとることができることを学びました。
赤い帽子をかぶっているときは、「怒っている。イライラ。けんかになりそう。」であり、 青い帽子は「がまんしている。」「自分の気持ちが言えない。」「気持ちが落ち着かない。」状態であると子どもたちは話していました。 一方で、黄色い帽子は「相手の話を聞こうとしている。」「話し合いで解決しようとしている。」などの意見が出てきました。黄色い帽子をかぶることは、対話へつながっているということに気づくことができたようでした。 「これからは、どの色の帽子をかぶるか自分で選びたい。」「いつも青い帽子をかぶっていたので、黄色い帽子をかぶれるようになりたい。」などの振り返りをしていた子どもたちでした。 普段の生活の中でも、3色の帽子を意識して話し合いをしていきたいと思います。 3年 自分のニーズを探る「ゲームに負ける→お兄ちゃんにあおられる→イライラする・落ち着かない→また負ける」といったシステムや「お母さんに褒められる→やる気がでる→練習をがんばる→また褒められる」といったものが出てきました。聴き手はいろんな質問をしながら、その人の気もちの奥にあるニーズを探っていきます。対話の中から聴こえてきたニーズを提示していき、話し手は、自分では気づかなかったニーズに気づいていく様子が見られました。 「ゲームに負けるからイライラしていたのではなくて、僕には、『平和』『心のおだやかさ』というニーズがあった!だから落ち着かなかったんだ。」 朝、起きられないというエピソードから、『学び』いうニーズにたどり着いた子は、毎朝、落ち込むのは起きるのが辛いからではなくて、繰り返し2度寝をしてしまう自分にそうなっていることに気づきました。ニーズに気づくと、互いの理解が深まったり、それを満たすための行動が変わってきます。 3年 対話の時間1年 「お互いのニーズ」
1年生も「ニーズ」という言葉にだいぶ慣れてきて、今日は、対立の奥にはそれぞれのニーズがあることを理解する、学習をしました。今日のテーマは「自習の時間は、やりたいことを自分で決めるか、先生に決めてもらうか」です。1年生なりにしっかりと自分の思いをもっており、ニーズカードがあることでさらに思いを伝えやすくなったようです。最後の振り返りでは、「自分の思いが話せてよかった。」「どっちの気持ちも大切なのがわかった。」とお互いのニーズに気づいたり耳を傾けたりする姿が見られました。
1年 対話の時間「けんかと対立」
対話の時間に「けんかと対立」の学習をしました。トラさんとサルさんの劇を見て、何が起こっているのかを考えていきました。
最初は、話をしていただけのトラさんとサルさんが、相手を押し倒したり、相手を罵倒したりする様子を見て、子どもたちは「さっきとちがう。」と変化に気づいていました。 けんかをしている様子を見て、「悪口を言ってる。」「対立のあとにけんかが起こる。」「けんかは危ない。」と気づいたことを話していました。 一方で、対立については「口だけのあらそい。」「自分のことを知ってほしい。」「気持ちを言っている。」という意見が出てきました。 対立をしても、しっかりと対話をしていくことで、けんかに発展せずに対立を解決できるのではないかということを学び、「みんなの考えを大切にしたい。」「対立してもいいことがわかった。」と振り返りをしていた子どもたちでした。 システム思考「気もちのおくにあるニーズをさぐろう」
お話に出てくる登場人物のニーズについて考えました。
感情グラフやつながりの輪から、「目に見える」出来事について確認したあと、「目に見えない」行動パターンや気持ちを考え、その奥にあるニーズにも目を向けていきました。 子ども同士の対話に耳を傾けると、「たしかにそのニーズもいいね!」「どうして、それを選んだの?」など、友だちの意見に共感したり、より詳しく聞き出したりしながら、学習をしていました。 ふり返りには、「自分のニーズや友達のニーズについても考えてみたい。」「自分のつながりの輪から、ニーズを探っていきたい。」とあったので、それもやってみたいですね! 2年「けんかと対立」
対話の時間で、「けんかと対立」について一緒に考えました。サル君とトラ君のパペット劇を見て、「けんか」と「対立」の定義をグループやみんなで考えました。「けんかは二人とも自分の思い通りにしたいと思っている。」「きつい言葉や叩いたりしているのはけんかだね。」「対立は自分の考えを話している。」「二人とも怒っていないね」など話し合いました。
3年 対立から対話へ「3色の帽子」「青の帽子のときは、なんかがまんしてる。」「自分の意見は言わずにゆずってる。」「黄色は、話し合って、自分の意見を言ってるなぁ。」「赤になっても、黄色(対話)にかえて話し出来たらいいなぁ。」「ぼく、〇〇のときは、赤になってしまうときあるわぁ、これからは…」と自分を振り返る発言もでてきました。 色の帽子を使うことで、立場や感情を視覚的にし、いったん冷静になり、自分を客観視できるようになる良さもあります。 5年 対話の時間「感情の奥にある自分のニーズ(怒りのワーク)」
対話の時間に、感情の奥にある自分の「ニーズ」(自分が本当は大切にしたいこと)を見つめるワークをしました。葵小ではこれを「怒りのワーク」と呼んでいます。
最近、イライラしたり、心がモヤモヤしたりした出来事を友達と共有し、対話を通して、その感情の奥にあるニーズを探ります。友達が選んでくれたニーズを見て、内省したり、自分の本当の思いに気づいたりするといったワークです。以下に今回のふり返りを紹介したいと思います。 「私は今まで、自分のニーズは思いやりだと思っていたけれど、そこができ過ぎているから遠慮して、楽・気楽さ、認める・認められる、自己表現ができなくなっているのだと知りました。」 「今日、自分がお互いが満たされてほしかったということが分かりました。次このようなことがあったら、このニーズを意識したいです。」 なかよし対話「コミュニケーション」
今回のなかよし対話は、たてわりグループで「リーダーはだれだ」というゲームをしながら、コミュニケーションの方法について考えました。
リーダーを1人決めて、その他の人がリーダーの動きをまねし、リーダーが誰かを知らない数人が動きを見ながらリーダーを見つけていくゲームです。 リーダーを見つけるときには、言葉のコミュニケーション以外の「アイコンタクト」「ジェスチャー」などを使って見つけていきます。言葉以外にもコミュニケーションの要素はいろいろあることを実際に体験しながら気づいてくれたらと思います。 |
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