京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/03
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

2学期終業式 「積み重ね」の先に「成長」がある

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 本日(12月22日)4限に、令和5年度2学期の終業式を行いました。今週に入って、気温が低く、インフルエンザや発熱による欠席や学級閉鎖を行ったクラスもありましたので、大体育館に集まることはせず、オンラインで終業式を行いました。
 保護者や地域の皆様には、日頃より凌風学園の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。明日から冬休みに入ります。学園生が各ご家庭や地域で過ごす時間が多くなる中、休み中の生活を見守っていただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。3学期も教職員一同精一杯取り組んでまいりますので、今後も凌風学園の教育に、ご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。
 皆様、よいお年をお迎えください。

 以下、オンラインによる終業式での話の内容です。

 2学期のそれぞれの行事や毎日の授業など、皆さんが「今という時間」を大切にしながら、取り組んだことや活動は、 その中で積み重ねてきた時間や経験とともに、確実に皆さんの力になっています。
そんなひとりひとりのがんばった毎日の積み重ねがあったから「今」の「自分やクラスや学年やステージの成長したすがた」があるのです。その姿をこれからもずっと続けてほしいと思います。

 さて、年があければ、いよいよ学年の締めくくりとなる3学期です。2学期のこれまでの積み重ねとともに成長した君たちが、更にステップアップして、新しい学年を迎えられる3学期となるように、今日は「成長」について2つの話をします。

 1つめの話はカエルの話です。カエルといっても、アマガエルやトノサマガエルという普通のカエルの話ではなく、皆さんの成長につながる「●●ガエルくん」たちの登場です。

 1匹目は「マチガエルくん」。間違えることは決して良くないことではありません。何事も自分でやってみて初めて「まちがえる」ことが出てきます。間違えることで、間違いを直すチャンスが出来ます。
何事も間違えることや失敗することを恐れずに、まずはやってみましょう。

 2匹目は、間違えたことを直す「ふりカエルくん」。「どこを間違えたかな。どうして間違えたかな。」とまちがえたことをふりかえります。成長できるチャンスだと思って、間違いに向き合うことが大事です。

 3匹目は、間違えたことを直す「かんガエルくん」。「次からは、どうしたら間違えないかな。」「これからどうすればいいかな」と考えます。成長できるチャンスだと思って、たくさんかんがえること、考えたことをやってみることが大事です。

 たくさんたくさん考えたら、考えたことやってみます。そして続けます。するとやがて、4匹目のカエル「ミチガエルくん」になります。見違えるというのは成長したということ。「成長してビックリ!今までと違う!」だから見違えるのです。
このように、間違えて、ふりかえる。考えて、見違える。このことができたらそれが成長なのです。だから、間違えることを恐れず、授業でもどんどん発表してみましょう。そして、自分だけではなく、周囲の人が間違えたら、みんなで成長できるチャンスと捉えて、みんなで考える、そしてみんなで見違える姿になる。3学期の学習や生活では、何事も間違えた時こそ「成長のチャンス」と思って、次の行動に繋げましょう。

 次は2つ目の話です。「1.01と0.99の法則」です。
 1.00は100%です。1.00を何回かけても答えは1.00になります。そして、1.01というのは100%やりきるだけでなく、昨日の自分よりも1パーセント(100分の1)だけでも上回ること、その反対に0・99というのはほんの少しだけ、「まあいいか」と1パーセント(100分の1)だけ手をぬくことを意味しています。
 さて、1.01と0.99はたった0.02しか違いませんが、その違いは積み重なっていくと結果的に大きな差が生まれます。

 たとえば、これが100回繰り返されるとどうなるか。
1.01を100乗すると2.70になります。同じように今度は逆にほんの少し手を抜く0.99が100回繰り返されると0.37となり、その差はなんと7.3倍になります。
これが1年間になるとどうなるでしょう。1.01の365乗は37.78になりますが、0.99の365乗は0.03です。なんとその差は1260倍になってしまうのです。

 1%でも昨日の自分を上回れるか、1%くらいなら手を抜いてもまあいいやと思ってさぼってしまうか。
 みなさんはどちらの自分を目指しますか?

 未来は「今」の積み重ねです。3学期も皆さんの頑張りの積み重ねの先にある、「さらに成長したすがた」が見られることを楽しみにしています。

 明日からいよいよ冬休みが始まります。チャイムのない生活となりますが、早寝・早起き・朝ごはんを心がけ、勉強や運動、お家のお手伝いなど、よりよい時間の使い方を考えて、規則正しい生活を送るようにしてください。また交通安全や地域での遊び方、健康管理にも十分に気をつけ、新年の1月5日には全員が元気に登校してもらいたいと思います。そして、3学期もみなさんの力で、すばらしい凌風学園にしていきましょう。みなさん、よいお年をお迎えください。  以上で終業式のお話を終わります。

12月 人権月間によせて 「ひとつのことば」を大切に

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         「ひとつのことば」 北原白秋

         ひとつのことばで けんかして
         ひとつのことばで なかなおり

         ひとつのことばで 頭が下がり
         ひとつのことばで 心が痛む

         ひとつのことばで 楽しく笑い
         ひとつのことばで 泣かされる

         ひとつのことばは それぞれに
         ひとつの心を持っている
 
         きれいなことばは きれいな心
         やさしいことばは やさしい心

         ひとつのことばを 大切に
         ひとつのことばを 美しく

 「言葉は生きている」とよく言われます。言葉はそのものが持つ意味だけではなく、それを発する人の気持ち(心)が一緒に合わさって、相手に伝わるものです。形のない「心」というものが、言葉を借りることによって、形あるものとなり、それが言葉の力となり、人の心に伝わり、響くのです。まさしく、生きた「言葉」とは、「発する人の心のあらわれ」なのです。
 さて、「言葉づかい」を「言葉は心の使い」と考えてみましょう。相手を思う気持ちのこもった言葉は、相手の心に伝わり、温かく響きます。反対に、相手を思う気持ちのない言葉は、時に相手を悲しませ、辛くさせます。また、相手の心に何も残さない意味のないものとなるでしょう。皆さんの中には、そういう経験をしたことがある人もいると思います。
 最近はSNSの普及により、様々なコミュニケーションが可能になりました。気軽に、簡単に、即座に言葉を伝えることができます。たしかに便利です。しかし、よく考えずに言葉を発してはいませんか。人と言葉を交わすことは「相手に心を向ける行為」です。だからこそ、日々、さまざまな場面で言葉を発する私たちは、1つ1つの言葉のもととなる「自分自身の心」を、大切にし、常に見つめることが必要ではないでしょうか。この詩を読んで、皆さんはどんな「ひとつのことば」を思い浮かべましたか。

「きれいなことばは きれいな心 きれいなことばは やさしい心」
「ひとつのことばを 大切に ひとつのことばを 美しく」

 12月は人権月間です。

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