京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/11
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

1月5日 3学期始業式

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 本日(1月5日)1限に3学期の始業式を行いました。2学期の終業式と同様に、オンラインによる放送で行いました。
以下、始業式で話した内容です。

 皆さん、 「あけましておめでとうございます」。2024年を迎えました。まずは、今日の始業式に皆さんが元気に登校できたことを、 何よりもうれしく思います。新しい年が皆さんにとって、すばらしい一年になることを願っています。

 始業式の話を始める前に、能登半島地震についてお話しします。皆さんも連日のニュース報道で知っているように、1月1日に能登半島で震度7を超える大地震が起こりました。震源地に近い石川県を中心に多数の地域で津波警報による避難指示が出されたことをはじめ、建物や家が壊れ、亡くなられた方や今なお行方不明の方が多数おられたり、大規模な火災が起こったりするなど大きな被害がでています。被害に遭われた人たちは今まさに地域の学校や施設などの避難所で生活を続けておられます。いつまた起こるかわからない地震への恐怖や、この冬の寒さととともに、食料や水も充分に確保することが難しい不自由な生活をしいられ、大変不安な毎日を過ごしておられます。

 私たちは、幸い、今日こうして3学期の始業式を皆で迎えることが出来ました。しかし、被害に遭われた地域は学校そのものが避難所になっているところも多く、学校再開の目途も立っていない状況です。9年生と同じく、高校受験を目前に控えた生徒たちも沢山います。
 まずは、今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしましょう。そして、行方不明の方々が一刻も早く見つかること、また、1日も早く被害地域の復旧が行われ、避難所で生活しておられる人々の不安が少しでも和らぐことを皆で願いましょう。
 
 それでは、あらためて、3学期の始業式のお話をします。
12月に児童生徒会本部や各委員会そしてキッズチームが取り組んだ「冬のハッピースクール大作戦」では,学園生みんなでより良い学園生活を築いていこうとするエネルギーを感じました。そんな中,今朝はPTAの保護者の皆様による挨拶運動がありました。こういった取組が, 凌風学園の温かい雰囲気を作り出しているからこそ, みなさんが元気に登校できるのではないでしょうか。
 ぴっぴ3兄弟があらわしているように、3つのステージがつながり、学園生一人一人がホップ・ステップ・ジャンプと大きく飛躍する1年となることを願っています。

 さて、これはすもうの場面です。力士の手前にいるのは行事と呼ばれる人ですが、なんという言葉を力士にかけているかわかりますか?「はっけよーい、のこった」です。この「はっけよーい」はどういう意味か知っていますか。
 いろいろな説があるようですが、相撲界では「発気揚揚」や「発揮用意」と書くそうです。
「はっけよ−い」は「体中の気力を出して、よく考えて勝負せよ」といった意味に使います。
「のこった」は「残った」で「まだ勝負がついていない」という意味です。

 「一年の計は元旦にあり」といいます。新年を迎え、いよいよ学年の総まとめの3学期になりました。
 これを機に、自分の目標を実現させるために、「よし、やるぞ」と気力を充実させ、「計画や具体的な行動」をしっかり考えて、実行してください。

 3学期の登校日は1年間で一番短く、50日です。9年生は卒業式も含めて48日です。2学期の終業式でも話しましたが、目標の達成や成功は「昨日の自分より少しでも上回ろうと努力する今日の自分の積み重ね」の先にあります。一日一日の積み重ねを大切に、学年を締めくくる3学期を過ごしてください。

 未来は「今」の積み重ねです。2学期の終業式でした2つの話を思い出してください。
一つ目は4匹のカエルの話です。「マチガエル フリカエル カンガエル ミチガエル」やってみて、「まちがえる」その時がチャンスです。ふりかえり、一生懸命に「かんがえる」積み重ねの先にこそ、未来の「みちがえる」自分の姿があります。
 もう一つは「1.01と0.99の法則」の話です。1%でも昨日の自分を上回れるか、1%くらいなら、まあいいやと思って手を抜いてしまうか。
みなさんはどちらの自分を目指しますか?

 未来は「今」の積み重ねです。3学期も皆さんの頑張りの積み重ねの先にあるさらに成長した「すがた」がみられることを楽しみにしています。

 去年も皆さんに見せましたが、この漢字、何と読みますか。「つらい」という感じです。この漢字に「一」を付け加えると「幸」になります。つらいの一歩先に「幸せ」があるのです。

 新たな年を迎え、学年やステージで皆さんが成長する3学期にすることを期待しています。そのためにも次の3つのことを常に心がけて生活してください。
 一つ目は、「めあて」をもって生活しましょう。勉強や運動など取り組むときにはいつも「めあて」をもつことが大切です。
 二つ目は、「自分で計画を立てる」ことです。めあてを達成するための道筋を自分で考えることもとても大切です。
 三つ目は、「最後まであきらめない」ことです。粘り強く取り組むからこそ身に着けることができる力があるのです。
この3つを心掛けて、実り多い一年にしていきましょう。

 また、9年生はいよいよ進路実現に向けて正念場を迎えます。「やってみせる!」という強い「信念」と覚悟をもって、粘り強く全力で取り組んでください。「あせらず、あまえず、あきらめず」。必ず道は拓けます。9年生の皆さんの健闘を祈ります。

2学期終業式 「積み重ね」の先に「成長」がある

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 本日(12月22日)4限に、令和5年度2学期の終業式を行いました。今週に入って、気温が低く、インフルエンザや発熱による欠席や学級閉鎖を行ったクラスもありましたので、大体育館に集まることはせず、オンラインで終業式を行いました。
 保護者や地域の皆様には、日頃より凌風学園の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。明日から冬休みに入ります。学園生が各ご家庭や地域で過ごす時間が多くなる中、休み中の生活を見守っていただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。3学期も教職員一同精一杯取り組んでまいりますので、今後も凌風学園の教育に、ご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。
 皆様、よいお年をお迎えください。

 以下、オンラインによる終業式での話の内容です。

 2学期のそれぞれの行事や毎日の授業など、皆さんが「今という時間」を大切にしながら、取り組んだことや活動は、 その中で積み重ねてきた時間や経験とともに、確実に皆さんの力になっています。
そんなひとりひとりのがんばった毎日の積み重ねがあったから「今」の「自分やクラスや学年やステージの成長したすがた」があるのです。その姿をこれからもずっと続けてほしいと思います。

 さて、年があければ、いよいよ学年の締めくくりとなる3学期です。2学期のこれまでの積み重ねとともに成長した君たちが、更にステップアップして、新しい学年を迎えられる3学期となるように、今日は「成長」について2つの話をします。

 1つめの話はカエルの話です。カエルといっても、アマガエルやトノサマガエルという普通のカエルの話ではなく、皆さんの成長につながる「●●ガエルくん」たちの登場です。

 1匹目は「マチガエルくん」。間違えることは決して良くないことではありません。何事も自分でやってみて初めて「まちがえる」ことが出てきます。間違えることで、間違いを直すチャンスが出来ます。
何事も間違えることや失敗することを恐れずに、まずはやってみましょう。

 2匹目は、間違えたことを直す「ふりカエルくん」。「どこを間違えたかな。どうして間違えたかな。」とまちがえたことをふりかえります。成長できるチャンスだと思って、間違いに向き合うことが大事です。

 3匹目は、間違えたことを直す「かんガエルくん」。「次からは、どうしたら間違えないかな。」「これからどうすればいいかな」と考えます。成長できるチャンスだと思って、たくさんかんがえること、考えたことをやってみることが大事です。

 たくさんたくさん考えたら、考えたことやってみます。そして続けます。するとやがて、4匹目のカエル「ミチガエルくん」になります。見違えるというのは成長したということ。「成長してビックリ!今までと違う!」だから見違えるのです。
このように、間違えて、ふりかえる。考えて、見違える。このことができたらそれが成長なのです。だから、間違えることを恐れず、授業でもどんどん発表してみましょう。そして、自分だけではなく、周囲の人が間違えたら、みんなで成長できるチャンスと捉えて、みんなで考える、そしてみんなで見違える姿になる。3学期の学習や生活では、何事も間違えた時こそ「成長のチャンス」と思って、次の行動に繋げましょう。

 次は2つ目の話です。「1.01と0.99の法則」です。
 1.00は100%です。1.00を何回かけても答えは1.00になります。そして、1.01というのは100%やりきるだけでなく、昨日の自分よりも1パーセント(100分の1)だけでも上回ること、その反対に0・99というのはほんの少しだけ、「まあいいか」と1パーセント(100分の1)だけ手をぬくことを意味しています。
 さて、1.01と0.99はたった0.02しか違いませんが、その違いは積み重なっていくと結果的に大きな差が生まれます。

 たとえば、これが100回繰り返されるとどうなるか。
1.01を100乗すると2.70になります。同じように今度は逆にほんの少し手を抜く0.99が100回繰り返されると0.37となり、その差はなんと7.3倍になります。
これが1年間になるとどうなるでしょう。1.01の365乗は37.78になりますが、0.99の365乗は0.03です。なんとその差は1260倍になってしまうのです。

 1%でも昨日の自分を上回れるか、1%くらいなら手を抜いてもまあいいやと思ってさぼってしまうか。
 みなさんはどちらの自分を目指しますか?

 未来は「今」の積み重ねです。3学期も皆さんの頑張りの積み重ねの先にある、「さらに成長したすがた」が見られることを楽しみにしています。

 明日からいよいよ冬休みが始まります。チャイムのない生活となりますが、早寝・早起き・朝ごはんを心がけ、勉強や運動、お家のお手伝いなど、よりよい時間の使い方を考えて、規則正しい生活を送るようにしてください。また交通安全や地域での遊び方、健康管理にも十分に気をつけ、新年の1月5日には全員が元気に登校してもらいたいと思います。そして、3学期もみなさんの力で、すばらしい凌風学園にしていきましょう。みなさん、よいお年をお迎えください。  以上で終業式のお話を終わります。

12月 人権月間によせて 「ひとつのことば」を大切に

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         「ひとつのことば」 北原白秋

         ひとつのことばで けんかして
         ひとつのことばで なかなおり

         ひとつのことばで 頭が下がり
         ひとつのことばで 心が痛む

         ひとつのことばで 楽しく笑い
         ひとつのことばで 泣かされる

         ひとつのことばは それぞれに
         ひとつの心を持っている
 
         きれいなことばは きれいな心
         やさしいことばは やさしい心

         ひとつのことばを 大切に
         ひとつのことばを 美しく

 「言葉は生きている」とよく言われます。言葉はそのものが持つ意味だけではなく、それを発する人の気持ち(心)が一緒に合わさって、相手に伝わるものです。形のない「心」というものが、言葉を借りることによって、形あるものとなり、それが言葉の力となり、人の心に伝わり、響くのです。まさしく、生きた「言葉」とは、「発する人の心のあらわれ」なのです。
 さて、「言葉づかい」を「言葉は心の使い」と考えてみましょう。相手を思う気持ちのこもった言葉は、相手の心に伝わり、温かく響きます。反対に、相手を思う気持ちのない言葉は、時に相手を悲しませ、辛くさせます。また、相手の心に何も残さない意味のないものとなるでしょう。皆さんの中には、そういう経験をしたことがある人もいると思います。
 最近はSNSの普及により、様々なコミュニケーションが可能になりました。気軽に、簡単に、即座に言葉を伝えることができます。たしかに便利です。しかし、よく考えずに言葉を発してはいませんか。人と言葉を交わすことは「相手に心を向ける行為」です。だからこそ、日々、さまざまな場面で言葉を発する私たちは、1つ1つの言葉のもととなる「自分自身の心」を、大切にし、常に見つめることが必要ではないでしょうか。この詩を読んで、皆さんはどんな「ひとつのことば」を思い浮かべましたか。

「きれいなことばは きれいな心 きれいなことばは やさしい心」
「ひとつのことばを 大切に ひとつのことばを 美しく」

 12月は人権月間です。

凌風学園に咲く草花 その4

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令和2年度に当時の9年生が修学旅行で広島に行った際、凌風学園に持ち帰った「被爆アオギリ2世」が新しい芽を出しています。
グラウンドわきのタンポポの綿毛も風に運ばれ、新たな場所で目を出し、花を咲かせることでしょう。

凌風学園に咲く草花 その3

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1年生の教室前のチューリップも色とりどりの花を咲かせています。

凌風学園に咲く草花 その2

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小さな桜の木も美しいピンク色の花が満開です。

凌風学園に咲く草花 その1

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春の陽気の中、グラウンドや倉庫のわきに、色とりどりの草花が花を咲かせています。
どこに咲いているか、見つけられるかな?

風を凌いで高く高く 風を凌いで遠く遠く                  〜令和5年度のスタートにあたって〜

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 プレイゾーンの横で美しく咲いた桜の花に見守られ、凌風学園は令和5年度を迎えました。
 コロナ禍の中で生活したこの3年間は学校でも家庭でも社会でも,だれもが多くの困難に立ち向かわなければならない日々でした。しかし,「新しい生活様式」という言葉のもと,私たちはコロナ禍の中でどう生活すべきかを常に考えてきました。そして,そこから多くのことに気づき学ぶことが出来ました。それまで当たり前に過ごしていた毎日が当たり前ではないことに気づかされ,当たり前の「ありがたさ」を強く感じました。自分の命と他人の 命を守るために我慢をすることを覚えました。これまでだれも経験したことのなかった時間を過ごす中で, 私たちは, さまざまな「つながり」に支えられて「今」を生きていることをしっかりと感じることができました。これまで誰も経験したことのない困難を一つ一つ乗り越えてきた中で培われた力はまさに「風を凌ぐ」力です。

 学園生のみなさん,凌風学園はこの春から開校12年目の時を刻みます。3つのステージで1年生から9年生まですべての学園生が同じ校舎で共に学び合い,高め合いながら,これからの社会に必要な力を身に付け,困難にあってもそれを乗り越え,風を凌いで大きく羽ばたくみなさんの姿を願っています。
 皆さんがこれから進んでいく社会や世界は,皆さんがこの3年間で経験したコロナ禍がそうであったように,これまで誰も経験したことのない状況の中で,答えのない問いに向かって,より良い答えを探し求め続けることが要求される社会や世界です。そして,皆さんは, そんな社会の担い手なのです。どうぞ, しなやかに,たくましく生き抜いてください。
 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」という学園教育目標は,まさしく予測不可能なこれからの時代を生き抜くための指針と言えます。これまでの卒業生が凌風の伝統として受け継いできた「心を一つに」「つながり」を大切にし,「新たな未来」をみんなで切り拓いていきましょう。
 
 保護者の皆様,地域の皆様には日頃より凌風学園の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。今年度も登下校の見守りをはじめ,学園行事や日々の生活など様々な場面でご協力をいただかなければなりませんが,何卒,よろしくお願い申し上げます。学園教育目標のもと,みんなが誇りをもち,新しい時代に向かって伸びゆく学園となるよう,義務教育学校の強みを最大限に生かし,教職員一同,「チーム凌風」を合言葉に精一杯取り組んでまいります。
 今年度も凌風学園の教育に,ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
                       令和5年 4月2日 
                       学園長 岩佐 武司                    



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配布文書

学園評価

凌風小中学校 いじめ防止基本方針

学園経営方針

研究報告会

学園だより

京都市小学校運動部活動等ガイドライン

小中一貫教育構想図等

京都市立凌風小中学校部活動運営方針

保護者連絡ツール「スクリレ」

凌風学園PTA

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