京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/11
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

7月20日 1学期終業式

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 本日(7月20日)4限に,令和3年度1学期の終業式をテレビ放送で行いました。本来ならば,大体育館に1〜9年の学園生と教職員が集まり,それぞれが頑張った1学期を振り返りながら行うところでありますが,今回もコロナウイルス感染拡大防止対策のため,各教室で放送を聞く形で行いました。
 緊急事態宣言やまん延防止措置期間が続いた1学期,様々な活動に制限や制約がある中で,「新しい生活様式」と言われる約束事を守りながら,学園生の皆さんは本当によく頑張りました。明日からいよいよ35日間の夏休みです。自分にとって有意義な時間となることを願っています。
 保護者や地域の皆様には,日頃より凌風学園の教育活動に多大なるご理解・ご協力をいただき,心より御礼申し上げます。明日から夏休みに入ります。学園生が各ご家庭や地域で過ごす時間が多くなる中,休み中の生活を見守っていただきながら,引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止をふまえた日々の生活においても,ご協力をいただかなければなりませんが,何卒,よろしくお願い申し上げます。2学期も教職員一同精一杯取り組んでまいりますので,今後も凌風学園の教育に,ご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。

 以下,放送による終業式での話です。


 1学期の最終日を迎えました。終業式のお話の前に,学園生のみなさんと思いを共有しておきたいことがあります。この7月は全国各地で記録的な大雨が降りました。その中でも,皆さんの記憶にも新しいと思いますが,静岡県熱海市では大雨による大規模な土石流が発生し,被害を受けた地域では亡くなられた方や行方不明になられた方が出たのをはじめ,家屋が流されたり,がれきや樹木が混ざる泥に町一帯が覆いつくされたりするなどの甚大な被害がありました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,その家族や被災された方々に対して心からお見舞いしたいと思います。また,今なお,行方不明となられている方々の一日も早い安否確認と,被害地域の復興をみんなで願いましょう。

 では,終業式のお話を始めます。京都は7月に入り,緊急事態宣言に続き,まん延防止措置も解除となりましたが,コロナウイルスに対する感染防止対策は引き続きしっかりと続けてほしいと思います。国全体ではワクチン接種も進められていますが,変異株といわれる新しいコロナウイルスも出ています。これまで続けてきた手洗いや,うがい,マスクの着用,3密を避けるなど,「新しい生活様式」と言われている約束を守って,明日から始まる35日間の夏休みを有意義に過ごしてほしいと思います。
 さて,5年生以上に配布する「夏休みのしおり」にも書きましたが,今年の夏休みのキーワードとして, 「思い立ったが吉日」ということわざを紹介しました。
「吉日」とは「新しいことを始めるのに最も良い日」という意味です。つまり,「思い立ったが吉日」というのは,「あることをやろうと思ったら,迷わず,すぐにやるのがよい」という意味です。やろうと思い立った日にすぐにやりだす人は明日もやる。でも,明日からやろうと考える人は明日になると,また「明日からやろう」となってしまい,なかなか始められないと言います。
 勉強ができるようになるには勉強するしかありません。部活動で技術を向上させるには練習するしかありません。何事も,できなかったことができるようになるためには,それ相当の努力が必要です。0×100=0にしかなりませんが,1×100=100になります。具体的に行動を起こすことで,それがどんな小さなことであっても,続けることが結果につながるということです。
 夏休み35日間,1日1つのことを実行し,続けるだけでも35個の積み重ねができます。それは間違いなく,自分の力と自信になります。そして,休まず続けたその積み重ねの先にこそ,レベルアップした自分の姿が待っています。
 そう考えると,「夏休みはこれを頑張ろう」と,目標を立てようとした瞬間から,有意義な夏休みを過ごすための第一歩が始まっているともいえるでしょう。
「思い立ったが吉日」 夏休みは明日からですが,まだ夏休みの目標に向かってのスタートが切れていない人は,早速今日から,自分の立てた目標に向かって,はじめの一歩を踏み出しましょう。
 それから,皆さんに必ず実行してほしいことを3つあげておきます。
 1つめは「早寝,早起き,朝ご飯」です。
お家の方にも協力してもらって,これを毎日続けてください。学校があるいつもの生活リズムと同じように,規則正しい生活を送ること,これが1つめです。
 2つめは「自分の命と人の命を大切にする」ことです。
まず命につながる体の部分では「交通事故や海や川での水の事故などに十分気をつけて行動すること」です。そのために決まりやルールをしっかり守りましょう。また,熱中症にも十分注意してください。
 そして命につながる心の部分では「自分が言われたりされたりしていやなことは人にも言ったりしたりしないこと」です。そのためにはいつも相手の立場に立って考えることが大切です。特に最近ではスマートフォンやインターネットといったSNSの普及で,いつでも,どこでもだれとでも言葉のやりとりができる時代です。相手の顔が見えない中での言葉のやりとりから,トラブルになり,大きな事件に発展することも起こっています。そうならないように,常に相手の立場に立って言葉を発することが大切です。
自分にとって一番大切なのは自分自身です。周りの人もみな同じ思いです。どうか自分を大切にするのと同じように人を大切にしてください。お互いがそんな思いで接すれば,自分も含めてみんなが大切にされるのです。
 3つ目は「てまきずし」と健康観察です
ようやく戻りつつある今の生活を続けるために,「新しい生活様式」と言われている約束をこれからもしっかり守っていくことが必要です。コロナウイルス感染症から自分を守るために,相手を守るために,新生活の合言葉「てまきずし」を続けてください。
「て」は手洗い・うがい 
「ま」はマスクをつける 
「き」は密にならないように人と人との間の距離をあける 
「ず」はこれらのルールを守りながらずっと生活する
「し」は,「コロナウイルスの終息(しゅうそく)をめざして,みんなで力を合わせてがんばることです。そして,夏休み中もこれまで毎日続けてきた健康観察を続けてください。「てまきずし」と健康観察を毎日実行すること。これが3つ目です。
 では今日のお話のおさらいです。
夏休みのキーワードは「思い立ったが吉日」
必ず実行することの1つ目は「早寝・早起き・朝ご飯」,2つ目は「自分の命と人の命を大切にする」,3つ目は「てまきずしと健康観察」を続けることです。

 最後に,新型コロナウイルスワクチンのことでお話します。京都市ではワクチンの接種が12歳になった6年生以上の児童・生徒を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され,各家庭に案内が送られています。社会の中で新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいく半面,コロナ差別のように,ワクチンを接種していない人への差別的な行為や心ない言動が心配されています。
 ワクチン接種は本人の意思に基づくものです。病気など様々な理由でワクチンを接種できない方もおられます。接種をしていない人に対して接種を無理に進めたり,接種しない理由をしつこく聞いたり,無理に聞き出したりするようなことは絶対にあってはなりません。私たちはウイルスと闘っています。どんな時でも,相手のことを思い合う気持ちを大切にし、温かい人の輪を「地域」「家庭」「学校」に広げ,みんなで共に温かく支え合いましょう。

 それでは,夏休み明け,8月25日(水)の2学期始業式に,学園生のみなさんが元気に登校し,ひとまわり成長した,まぶしい姿を見せてくれることを楽しみにしています。

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