京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/26
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◇学校教育目標  自主・敬愛・挑戦

『藤中だより13号』を,配布文書にアップしました。

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 本日配布します『藤中だより13号』を,右側の『配布文書』にアップしました。
 今号の内容は・・・

 ○3年生京都市中学校選手権代替大会結果
  〜3年間,お疲れさまでした!〜
 〇九州(長崎・佐賀県)修学旅行から無事帰ってまいりました

 です。
 残暑厳しかった夏から,季節は秋本番を迎えようとしています。
3年生の修学旅行出発から,2週間が経ちました。3年生徒の皆さん,そして保護者の皆様,新型コロナの感染拡大,また巨大台風の襲来と,「実施できるかどうか・出発できるかどうか」と,直前まで大変ご心配をおかけしました。しかし,予定の行程をすべてやり遂げ,そして大きな成果を上げ無事終了することが出来ました。「WITH コロナ」を意識した,新しい修学旅行の形を創り上げることが出来たのではないかと思っております。3日間を通して,3年生徒の皆さんの節度ある行動に感心しました。
 また,部活動におきましては「3年生の夏季選手権代替大会」が,競技ごとに開催されております。保護者の皆様には,「無観客試合」ということで,大変ご無理を申しまして,誠に申し訳ございません。その様な中ではありますが,子どもたちは3年間の思いを込めて,心1つにまとまり,精一杯頑張っております。また一昨日,吹奏楽部の「第23回 定期演奏会」も,感染拡大防止策を徹底した上で開催することが出来ました。夏休みの「吹奏楽コンクール」,地生連主催の「吹奏楽の夕べ」等が中止となり,3年生にとっては「最初で最後の演奏会」となりましたが,こちらも全力で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。コロナ禍により教育活動に様々な制約・制限がかかる中で,子どもたちは常に前向きに出来る事を探し,決してあきらめることなく充実した学校生活を創り出そうとしています。そんな子どもたちから,たくさんのエネルギーをもらっています。
 「藤中だより13号」では,3年生代替大会の途中結果並びに修学旅行を終えての振返りを掲載いたしました。本校HPの他の記事と併せて,ご覧いただけると幸いです。今後とも本校教育活動に,深いご理解とご協力をお願いいたします。
 (※写真は,長崎平和公園での平和セレモニーの様子です。)
 ※クリックはこちらから⇒<swa:ContentLink type="doc" item="115107">R2 藤中だより13号</swa:ContentLink>

〜「令和2年度 修学旅行」を終えて〜(校長:浜矢 全)

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 昨日,2泊3日九州方面(長崎・佐賀県)の修学旅行から無事帰ってまいりました。生徒の皆さん,大変お疲れ様でした。保護者の皆様,事前の準備をはじめ,今回の修学旅行実施に向けて,多大なるご理解とご支援をいただきましたことに,改めまして心より感謝申し上げます。

 さて,今年度の修学旅行については,計画の段階から多くのことに悩み,また深く考えさせられました。「修学旅行を実施することの意味」についても,原点に立ち返って考えました。今般のコロナ禍において,「本当に行っていいものかどうか」と悩みました。また,台風という人間の力では防ぎようのない巨大な自然の力の前で,「本当に実施できるのかどうか」と,実施2日前まで思案していました。その様な中,7日(月)夜,最悪の場合を想定しながら,その時々の最善の方策は何かを協議し確認した上で,「出発」することに決めました。
 出発前は正直,不安や心配なことがたくさんありましたが,3日間の行程を予定通り終了し帰校した今,「行って良かった!」と心から思っています。
 1日目,虹の松原海岸の波打ち際を,満面の笑顔で友達と走り回る姿
 2日目,長崎での平和祈念像前で行われた平和セレモニーの中で,恒久
     平和を誓う真剣な眼差し
 3日目,太宰府天満宮で,目を閉じ「合格祈願」を集中して念じる姿,…等々。
 修学旅行中の皆さんの生き生きと活動する姿や,友と語り合う輝く笑顔が,出発前の先生の様々な疑念を,「実施して良かった!」という確信に変えてくれました。
 また,出発当日の朝に,先生から「“け・じ・め”のある修学旅行にしましょう」とお話ししました。3つの約束『けがをしない・じかんを守る・めいわくをかけない』を,しっかりと守ってくれました。けがや体調を崩した人は残念ながら少しいましたが,京都に帰らなければならないような大きなことにはなりませんでした。旅行中,特に感心したことは,2日目の長崎市内の班別行動と,3日目の太宰府天満宮の自由行動後の集合時間に,誰一人遅刻することなく集合できたことでした。予定の時間が渋滞等でずれ込み,「集合時間は厳しいかも…」と思っていたのでしたが,全員定刻に集合できました。急な変更にも対応できる力(自己指導能力)が,3年学年集団に育まれていることに驚きと喜びを感じました。『時間を守る』ことで,次の計画がスムーズに運び,『人に迷惑をかけない』ことにつながっていきました。大変立派でした。また,帰りの新幹線の中で,ふと2年前の1年生で行った「自然教室」のことを思い出しました。あの時の「幼い表情」も好きでしたが,この3日間を通して感じた「凛としたたくましい表情」に,皆さんの3年間の成長を感じました。
 多くの感動や発見がありましたが,その中でも2日目の長崎平和公園に向かうバスの車中,バスガイドさんの「永井隆」氏の「この子を残して」(自分の子を残して死んでゆく悔しさと、自分の専門にかかわる病気と戦争で死ぬ悔しさを訴えた随筆)の話に,胸が熱くなりました。話の内容も胸が締め付けられるものでしたが,ガイドさんは本も何も見ずに,10分以上もお話しされたのでした。時には目をつむり,時には遠くを見つめて…。お話しされる姿から,被爆された方々の「原爆により大切な命とかけがえのない生活を奪われた憤りと悲しみの思い」を代弁されているように感じました。
 その他,少し手前みそになり申し訳ありませんが,3年の先生方の頑張りも1つ紹介させてください。今回の修学旅行は沖縄からの変更で,計画を最初から作り直さなければなりませんでした。下見も急遽行ってもらい,『健康・安全』にこれまで以上に注視して計画を立てました。また,旅行中の緊急時においても,常に冷静に旅行業者や現地の方々と最善策を『考え・判断し・実行』していました。これは,教員としての使命感と皆さん一人一人を「大切に思う心の深さ」からくるものであると考えています。そんな3年教職員を,誇りに思いました。
 最後に,大きな事故・トラブルなく無事に帰ってきましたが,これからも気を付けてほしいことがあります。これまで同様に,「With コロナ」を意識した「新しい学校生活様式」の徹底です。また,疲れをため込まないよう「十分な睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動」を意識し,規則正しい生活を心がけてください。今後の健康観察にも十分留意してください。
 卒業まであと7ヶ月を切りました。今後も「個人」と「集団」の更なる成長を目指してください。修学旅行は終わりましたが,これからもあらゆる場面で,自分の『かつ』を探し続けていってください。
                        令和2年9月12日
                         校長 浜矢  全
 (写真左は「平和セレモニー」,右は夜の「ハウステンボス」)

修学旅行の出発にあたって(校長:浜矢 全)

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 今回の台風により被災された皆様,またお亡くなりになられた方々に対しまして,心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。

 さて,いよいよ明日,修学旅行に出発します。
今年度の修学旅行は,ここまで来るのに大変な思いを皆さんも,そして先生方もしてきました。方面や実施時期だけでなく,修学旅行そのものを「実施していいものかどうか」と悩み続けてきました。先生にとっては今回で15回目となりますが,これまでは修学旅行に行くことは当たり前と考えていました。しかし,今回の修学旅行については,「今,行ける喜び」を素直に感じています。だからこそ,この3日間をより大切にしたいと強く願っています。
 当初,5月下旬に沖縄へ行く予定でした。コロナの感染拡大により,市内中学校の全校が2学期に延期となりました。自分の『命』,大切な人の『命』を守るために,明日からの3日間も感染症対策には万全を期さなければなりません。「新しい修学旅行のスタイル」を,「ウイズ・コロナ」を意識して,新たに創出していくことが皆さんに求められています。
 その後,方面については「民泊と平和学習を経験させてやりたい」ということで,九州の佐賀県と長崎県を選択しました。しかし,出発直前の台風9号と10号の発生に心痛みました。大きな被害が出なければいいのだが…と祈るような気持でした。被害の状況によっては,「修学旅行の中止」も覚悟していました。そして更に,被災者や亡くなられた方々がおられる現在の九州を,修学旅行で訪れていいものかどうかとも考えました。修学旅行は,学びを修める校外での学習です。被災地や被災された方々の気持ちに,思いを馳せることができる3日間にしなければなりません。被災直後の九州を訪れることで,防災(『安全』)への意識を子どもたちと共に高めていきたいと考えています。
 また,2日目に訪れる長崎の地では,戦後75年の重い歴史を学んできたいと思っています。今夏の8月9日に,「長崎を最後の被爆地に」という願いと決意を全世界に発信しました。節目の年に現地を訪れることで,平和への願い,『人権』の大切さについて学びを深めてほしいと願っています。
 ここまで来るのに,本当に試行錯誤と紆余曲折の連続でした。だからこそ,「修学旅行に行けることの意味」をしっかりと考え,皆さん一人一人にとって「かけがえのない3日間」にしていかねばならないと,決意を固めたところです。『命・安全・人権』,この3つを今回の修学旅行の『学びの3本柱』にしてほしいと願っています。
 保護者の皆様には,今回の修学旅行の実施につきまして,多大なるご心配をおかけし誠に申し訳ありませんでした。コロナ感染症対策に気を緩めることなく,事故や怪我のない安全・安心な修学旅行を実施してまいります。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

 さあ明日,体調も万全に,爽やかな笑顔で元気に出発しましょう。
 「行ってきます!」
                    令和2年度修学旅行出発前日
                         校長  浜矢 全
 (※写真は本日の「修学旅行結団式」の様子です。)

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