京都市立学校・幼稚園
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◇学校教育目標  自主・敬愛・挑戦

緊張感と深みのある生徒総会でした!

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 今年度の生徒総会は,密を避けるために全校集会の形はとらず,LIVE配信にて行いました。生徒会本部の皆さん,各種委員長・評議員の皆さん,大変お疲れ様でした。また議長団の皆さん,スムーズな議事進行に感謝します。ありがとうございました。そして発言者の皆さん,堂々と意見を述べることができました。立派でした。
 さて,議案書の表紙に,生徒会長I君の次のような言葉があります。『…意見が通らなかったら意味がないのではなく,意見を出し合い「(みんな)そんな風に考えていたんだ」と,お互いの気持ちを知ることに意味があると思います…。』このことは,生徒会の今年度のスローガンである『パズル〜千ピースで描く未来絵図〜』にもつながっているように感じました。それぞれの違いを知り,認め合っていく。そして,色の違うピースが繋がり組み合わさっていくことで,大きな1枚の素晴らしい絵が出来上がる。生徒会長をはじめ,本部・各種委員長の皆さんの生徒総会に寄せる熱い思いが伝わってきました。そして,今年度の生徒総会も理路整然とした「緊張感と深みのある生徒総会」になりました。
 「生徒総会」とは,「自分達の手でより良い学校にするためには,どうしたらいいのか」を考え全校生徒で確認する場です。そして本日,そのための「活動目標」と「年間計画」が提案され,全校生徒によって承認されました。「承認された」ということは,提案した側とクラスにいる皆さんとの間で,約束が交わされたということになります。即ち,“協力して目標を実現します!”という約束が,全校生徒の間で交わされたのです。
 今年度も各クラスより,様々な意見や要望がありました。なるほどと,感心したものもありました。昨年度の生徒総会でも,提案された要望の中で実現したことがいくつかありましたが,すべての要望が実現できるとは限りません。特に施設面では,限られた予算の中で優先順位を考えて対処していくこととなります。理解をお願いします。
 話は変わりますが,学校は「集団生活の場」です。そこで大切なことは,「一人はみんなのために,みんなは一人のために」という思いです。即ち,個人と集団との関係が大切です。個人の成長が集団の質を高め,そして高まった集団が個々人をまた引き上げていく…。藤中の強みである大きな集団を,『切磋琢磨し,お互いを思いやり,規律正しい』質の高い集団に更に高めていきましょう。それには,学校における集団生活の基本である「クラス」の質的な高まりが大変重要です。自分のクラスをどんな学級にしたいのか,それが「学級目標」です。皆さん一人一人にとって,「安心できるクラス,居心地のいいクラス」になっていることが大切です。いじめや嫌がらせは断じてあってはなりません。この生徒総会では,各クラスの「学級目標」も紹介されました。よく考えられたユニークなものもありました。しかし,キャッチフレーズのままで終わらせてはなりません。各クラスの「学級目標」に,皆さん1人1人の魂を吹き込んでほしいと思っています。それには,「学級目標」を実現するための具体的な“行動目標”を考えていくことが大切です。「学級目標」を達成するためには,「授業では…」「クラスの係活動や掃除では…」「友達関係では…」等,どう行動していったらいいのかを担任の先生と一緒に考えていってください。
 最後に,本日,「最高の生徒総会」に仕上げてくれた関係の皆さんの頑張りに,心を込めて大きな拍手を送ります。皆さん,大変よく頑張りました。お疲れ様でした!
                         校長 浜矢  全

『藤中だより10号』を,配布文書にアップしました。

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 本日配布します『藤中だより10号』を,右側の『配布文書』にアップしました。
 今号の内容は・・・

 ○『本校の部活動指導』について

 です。
 学校再開後の部活動の取扱いにつきましては,6月15日(月)より「活動場所を校内に限定する」という条件付きで活動が再開されました。そしてこの度,6月末の市教委からの通知文により,「部活動の段階的緩和」の措置をとっていくこととなりました。これは,京都市における「ロードマップ」で示された段階的な緩和の方針を踏まえたものであります(現在は,ステップ2「6月19日から府県等をまたぐ移動制限等の解除」から,ステップ3(7月10日〜31日)へ移行。今後,8月1日を目途に「移行期間後」とされる)。即ち,「対外的な活動(練習試合等)が可能」となりました。今後は子どもたちの部活動での活動範囲が広がっていくことになります。通常の部活動ができることに喜びを感じる一方,最近の新型コロナウイルスの感染状況を鑑みれば,感染防止策についてより意識を高めていく必要性を感じています。「3密を避ける」,ご家庭におかれましても引き続きお子様への注意喚起をお願いいたします。
 さて,今号の「藤中だより」では,本校の『部活動指導』についての基本的な考えをお知らせいたします。部活動につきましては,様々なお考えがおありかと存じますが,「京都市立中学校部活動ガイドライン」に沿った形で『部活動指導』を進めてまいります。何卒,ご理解とご協力をお願いいたします。(※写真は,昨年度「春季総合体育大会」での選手宣誓の場面です。)
 ※クリックはこちらから!⇒<swa:ContentLink type="doc" item="113200">R2 藤中だより10号</swa:ContentLink>

3年生 前期評議員になっての決意

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 第1職員室横の2階に上がる階段の踊り場に,3年生の「前期評議員になって」の一人一人の決意が書かれた掲示物がありました。一人ずつ読んでいくとその中に,コロナの影響を踏まえた決意が書かれていました。

 ・コロナの影響で中学校生活ラスト1年が,あいまいなスタートとなっ
  てしまいましたが,学校のお手本となるような学年にできるよう引っ
  張っていきます。クラスや学年だけでなく生徒会もサポートして,学
  校全体も支えていけるよう頑張ります。

 ・1年ぶりに評議員になって不安もあるけれど,みんなが楽しく忘れら
  れない1年にできるように評議員を全力で頑張ります。コロナウイル
  スの影響で約3ヶ月学校がなくなって,今年の3年生はとてもしんど
  いと思いますが,前向きに頑張っていきましょう!!

 休校中のしんどかった思いが伝わってきます…。しかし同時に,コロナに負けない力強さも感じました。最高学年としての自覚も感じられました。しんどい時を経験してきた皆さんだからこそ,より強い絆を結べるものと信じています。そして,人の心の痛みをしっかりと感じられる感性も磨かれていくものと思っています。あと8ヶ月あまりで卒業です。最高の学年をつくっていってください。感動の卒業式にしましょう!

1年生「人権学習3」

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 本日5限に,1年生「人権学習」の3時間目が行われました。前期「人権学習」の最後の時間です。本時では身の回りを振り返り,「何がバリアになっているのか」,そして「そのバリアを取り払う方法やデザインを考えてみよう」という内容で,3日間の学習のまとめを行いました。1年生の皆さんにとっては,中学校に入学して初めての「人権学習」でした。これから3年間かけて,感性をしっかり磨いていってください。そして,より良い生き方を考え続けていってください。
 さてここで,先生の大好きな詩を1つ紹介します。先生になりたての若い頃,「人権学習」をどう進めていけばいいのか頭を悩ませていたときに出会った詩です。元気と勇気をもらい,教員として「人権学習」に一生懸命取り組んでいく決意を固めた詩です。
 作者は吉野源三郎(1899年〜1981年)さんという方で,近年,彼の著書「君たちはどう生きるか」が漫画化され,ベストセラーとなり話題になった方です。

         『―いつの日か,かならず―』    吉野 源三郎

 未開のころ,人間は夜の暗さをどうすることもできなかった。火を使うことになって,人間はやっと暗闇にうちかちはじめた。そして今日,人類の文明は夜の暗さを征服してしまった。しかし,世の中には,まだ暗闇がある。夜の暗さに劣らない暗闇がある。人間の世の中が,人間を不幸にしているという暗さは,まだ残っている。だが,この暗闇だって,人類は征服できないわけではない。未開人が火を手に入れたように,今日の人類は「人間のとうとさ」をすでに知った。このとうとさを,どこまでもつらぬこう。そのための私たちの知恵,私たちの努力,私たちの協力がぐんぐんのびてゆけば,それだけ世の中の闇はしりぞいていくのだ。そしていつの日にか,今の暗さも必ず征服されるだろう。いつの日か,かならず…。

 たれもかれもが力いっぱいに のびのびと生きてゆける世の中
 たれもかれも「生まれて来てよかった」と思えるような世の中
 じぶんを大切にすることが 同時に人を大切にする世の中
 そういう世の中を来させる仕事が きみたちの行くてにまっている
 大きな大きな仕事 生きがいのある仕事

 (※「たれも」は原文のまま「だれも」のことです。)

1・2年 「人権学習2」

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 本日,1・2年生の「人権学習」の2回目が行われました。1年生は6限に,2年生は5・6限に実施しました。
 1年生は「ユニバーサルデザイン」についての導入から始まり,最後は「誰もが暮らしやすい社会をつくるために,あなたは何をしますか?」と自分事として捉え,深く考えていきました。
 2年生は,「外国人技能実習生」のVTRを視聴し,「国籍や出身を問わず,平等に暮らせる社会の実現を目指すためにはどうしたらよいのか」を,今回の学習のまとめてして真剣に考えていました。
 どの教室の授業を参観しても,皆さんの「姿勢の良さ」に感心しました。「姿勢がいい」ということは,人の話をしっかりと聞き,頭と心で深く考えている証です。今回の「人権学習」で,皆さんのそのような“姿勢”がたくさん見られたことで,皆さんの心の成長を実感することができました。これからもその“姿勢”で臨み続けてください。そして,少数者の人たちが住みやすい国,また弱い立場の人たちが安心して暮らせる社会,それは誰にとっても生きやすい国・社会であるはずです。私たちが住み・暮らしている日本を,是非,そのような国にしていきましょう。その実現は,皆さんの手によって可能であると信じています。そんな展望の持てる「人権学習」でした。
 (※写真上一番上は1年生,真ん中と下は2年生の「人権学習」の様子
   です)。

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