最新更新日:2024/06/11 | |
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3年生 前期評議員になっての決意
第1職員室横の2階に上がる階段の踊り場に,3年生の「前期評議員になって」の一人一人の決意が書かれた掲示物がありました。一人ずつ読んでいくとその中に,コロナの影響を踏まえた決意が書かれていました。
・コロナの影響で中学校生活ラスト1年が,あいまいなスタートとなっ てしまいましたが,学校のお手本となるような学年にできるよう引っ 張っていきます。クラスや学年だけでなく生徒会もサポートして,学 校全体も支えていけるよう頑張ります。 ・1年ぶりに評議員になって不安もあるけれど,みんなが楽しく忘れら れない1年にできるように評議員を全力で頑張ります。コロナウイル スの影響で約3ヶ月学校がなくなって,今年の3年生はとてもしんど いと思いますが,前向きに頑張っていきましょう!! 休校中のしんどかった思いが伝わってきます…。しかし同時に,コロナに負けない力強さも感じました。最高学年としての自覚も感じられました。しんどい時を経験してきた皆さんだからこそ,より強い絆を結べるものと信じています。そして,人の心の痛みをしっかりと感じられる感性も磨かれていくものと思っています。あと8ヶ月あまりで卒業です。最高の学年をつくっていってください。感動の卒業式にしましょう! 1年生「人権学習3」
本日5限に,1年生「人権学習」の3時間目が行われました。前期「人権学習」の最後の時間です。本時では身の回りを振り返り,「何がバリアになっているのか」,そして「そのバリアを取り払う方法やデザインを考えてみよう」という内容で,3日間の学習のまとめを行いました。1年生の皆さんにとっては,中学校に入学して初めての「人権学習」でした。これから3年間かけて,感性をしっかり磨いていってください。そして,より良い生き方を考え続けていってください。
さてここで,先生の大好きな詩を1つ紹介します。先生になりたての若い頃,「人権学習」をどう進めていけばいいのか頭を悩ませていたときに出会った詩です。元気と勇気をもらい,教員として「人権学習」に一生懸命取り組んでいく決意を固めた詩です。 作者は吉野源三郎(1899年〜1981年)さんという方で,近年,彼の著書「君たちはどう生きるか」が漫画化され,ベストセラーとなり話題になった方です。 『―いつの日か,かならず―』 吉野 源三郎 未開のころ,人間は夜の暗さをどうすることもできなかった。火を使うことになって,人間はやっと暗闇にうちかちはじめた。そして今日,人類の文明は夜の暗さを征服してしまった。しかし,世の中には,まだ暗闇がある。夜の暗さに劣らない暗闇がある。人間の世の中が,人間を不幸にしているという暗さは,まだ残っている。だが,この暗闇だって,人類は征服できないわけではない。未開人が火を手に入れたように,今日の人類は「人間のとうとさ」をすでに知った。このとうとさを,どこまでもつらぬこう。そのための私たちの知恵,私たちの努力,私たちの協力がぐんぐんのびてゆけば,それだけ世の中の闇はしりぞいていくのだ。そしていつの日にか,今の暗さも必ず征服されるだろう。いつの日か,かならず…。 たれもかれもが力いっぱいに のびのびと生きてゆける世の中 たれもかれも「生まれて来てよかった」と思えるような世の中 じぶんを大切にすることが 同時に人を大切にする世の中 そういう世の中を来させる仕事が きみたちの行くてにまっている 大きな大きな仕事 生きがいのある仕事 (※「たれも」は原文のまま「だれも」のことです。) 1・2年 「人権学習2」1年生は「ユニバーサルデザイン」についての導入から始まり,最後は「誰もが暮らしやすい社会をつくるために,あなたは何をしますか?」と自分事として捉え,深く考えていきました。 2年生は,「外国人技能実習生」のVTRを視聴し,「国籍や出身を問わず,平等に暮らせる社会の実現を目指すためにはどうしたらよいのか」を,今回の学習のまとめてして真剣に考えていました。 どの教室の授業を参観しても,皆さんの「姿勢の良さ」に感心しました。「姿勢がいい」ということは,人の話をしっかりと聞き,頭と心で深く考えている証です。今回の「人権学習」で,皆さんのそのような“姿勢”がたくさん見られたことで,皆さんの心の成長を実感することができました。これからもその“姿勢”で臨み続けてください。そして,少数者の人たちが住みやすい国,また弱い立場の人たちが安心して暮らせる社会,それは誰にとっても生きやすい国・社会であるはずです。私たちが住み・暮らしている日本を,是非,そのような国にしていきましょう。その実現は,皆さんの手によって可能であると信じています。そんな展望の持てる「人権学習」でした。 (※写真上一番上は1年生,真ん中と下は2年生の「人権学習」の様子 です)。 |
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