最新更新日:2024/09/20 | |
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いよいよ『H29年度 藤森教育』のスタートです!
始業式・入学式も無事終わり,今週より3学年そろって,『平成29年度 藤森教育が』スタートしました。生徒の声がたくさん響き,教室からは笑い声が聞こえ,学校生活も活気を帯びてきました。
「学校は社会に出る前の準備をするところ」と言われますが,改めて「“学校”とは,どんなところなのでしょうか」…。そこで,『学校』という素敵な詩がありましたので紹介します。 『学校』 学校はおもしろいところです 学校は何でも教えてくれるところです 学校はちょっぴりつかれるところです 学校は先生が親切です 学校は一番いいところです 学校は夢があるところです 学校は宝物があるところです 学校は勇気をつけられるところです 学校は私たちのふるさとになるところです 意味の深い詩ですね。この詩は,東京のある夜間中学校に通う生徒のみなさんに,「学校とはどんなところですか?」という質問をして,出てきた答えを詩としてまとめたものです。“学ぶ”ことの楽しさがたっぷりと詰まった詩です。また,夢や希望が実現できる期待感がたくさん詰まった詩です。そして,「ちょっぴり疲れる」というのも少しうなずける詩です。詩にあるような,そんな藤森中『学校』を,皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。 平成29年度 第70回入学式
天候が心配されましたが,本降りにはならず,新入生288名の決意溢れた入学式を無事挙行することができました。ご来賓の皆様,保護者の皆様のご臨席に深く感謝申し上げます。ここで,本日の校長式辞の概要をお伝えいたします。
『式辞』 新入生の皆さん,ご入学おめでとうございます。中学校への入学は,「自分を変える」いい機会になります。小学校での学習面・生活面で,自分で「頑張った」と思えるところは,更に伸びるように,もうひと工夫考えてください。また,小学校の時に,「もう少し頑張れたかな〜」と思うことのある人は,課題の克服に向けて,粘り強くチャレンジしていってください。中学校入学を機に,挑戦し続けることで,更に成長する姿を期待しています。 さて,藤森中学校の学校教育目標は,「人間尊重の精神を基盤とした,藤中教育の伝統を継承し,すべての生徒に,自らの将来を切り拓くことができる力を育む」であります。この目標を達成するために,次の3つのことを心に留めてほしいと思っています。 1つ目は,「違いを認め合い,自分を,人を大切にする」ということです。本日,皆さんは藤森中学校に入学しました。同じ藤中1年生ですが,一人一人は考え方・感じ方は違います。人にはいろいろな個性があります。それぞれの違いを大切にし,尊重し合える豊かな関係をつくっていってください。相手の立場に立って,物事を考えられる人になってください。自分がされて嫌なことは,絶対に人にはしないでください。「いじめ」は,絶対に許されません。その逆に,自分がしてほしいことは,進んで他の人にしてください。そのことが,自分を大切にし,人を大切にすることにつながっていきます。藤森中学校の各学年の11組は,一人一人の成長に合わせた指導を行うために,少人数で毎日の学習を行っています。自分の気持ちを伝えるのが苦手なお友達もいます。また,ゆっくりと自分のペースを大切にしながら学習しているお友達もいます。これからは,行事や交流学習を通して,共に学び合い・協力し合う関係をつくっていってください。 2つ目は,「挑戦し続ける」ということです。日本を代表する電機メーカーのパナソニックを創業した松下幸之助さんは,「成功とは,成功するまで続けること。」と言いました。「失敗」したところであきらめるから,「失敗」になるのです。松下幸之助さんは,「電気で人々の暮らしに役立つ仕事がしたい」と「人のため,社会のために貢献する」という志を立て,強い信念で,「成功」するまであきらめずに挑戦し続け,世界的な大企業をつくることができました。では,「成功」の反対の意味の言葉は何でしょうか。誰もが「失敗」と思うのですが,実は違います。それは「チャレンジしないこと」です。何もしなければ,「成功」することはありません。「失敗」は,「何も残らない」のではなく,次の「成功」に向けての「大きなヒント」が,そこに隠されているのです。これから始まる中学校生活,「失敗」を恐れずいろいろなことに「挑戦し続けて」ください。 3つ目は,「素直な心を持ち続ける」ということです。「素直な心」で人から教わる。「素直な心」で「ありがとう」と感謝する。失敗したら,「素直な心」で「ごめんなさい」と言える。「何ものにもとらわれない,曇りのない心」になれば,「人は正しく,強く,そして賢く生きていく」ことができます。授業の場面でもそうです。まずは,先生の話を「素直な心」でしっかりと聞いてください。また,お友達の話も「素直な心」でしっかりと聞いてください。みんなが「素直な心」で話をしっかり聞いてくれる。一生懸命聞いてくれるから,話す方もまた安心して話ができる。そこには相手を丸ごと受け止めようとする「信頼関係」が生まれます。「素直な心」で話を聞くことが,皆さんにとって心から「安心できる学級・学校」になっていきます。そんなすばらしい学級・学校を,これから皆さんと一緒に創っていきましょう。 最後に,新入生の皆さん,これからもたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れず,藤森中学校での生活を送ってください。中学校3年間での大いなる成長を期待し,「式辞」とさせていただきます。 平成29年4月7日 京都市立藤森中学校 校長 浜矢 全 ご挨拶
この度,左京区にあります洛北中学校から着任いたしました校長の『浜矢 全(はまや たもつ)』と申します。内山義則前校長先生の後を引き継ぎ,藤森中学校第15代学校長を拝命いたしました。『一人一人の子どもを徹底的に大切にする』,素晴らしい教育実践を積み上げてこられた歴史と伝統ある藤森中学校長に着任いたしましたことを誇りに思いますと共に,身の引き締まる思いであります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて,先日の校内教職員研修会の中で紹介された,“藤中生徒会”の不易な『生徒会目標』に心奪われました。 <生徒会 目標> 1.仲間を徹底的に大切にする学校 2.自分らしさがみんなのためになる学校 3.平和を考えつなげる学校 これらの目標には,“藤中教育”の根底にある『人を大切にする』人間尊重の崇高な理念が盛り込まれています。この目標を連綿と受け継いできた“藤中生徒会”に,心より敬意を表しますと共に,この伝統を継承し,更に発展させていってくれることを期待しています。 生徒数が800名を超える大きな学校です。子どもたち一人一人の関係を,より豊かで確かなつながり(絆)にしていきたいと考えております。また,授業の場面では,一人一人の子どもたちに「わかる喜びとできる感動」を,1つ1つ丁寧に積み上げていきたいと考えております。“集団”としての高まりと,“個人”としての成長が体感できる平成29年度にしていきたいと考えております。保護者・地域の皆様,今後の本校教育活動に対しまして,これまで同様のご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。 平成29年4月1日 京都市立藤森中学校 校長 浜矢 全 |
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