京都市立学校・幼稚園
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◇学校教育目標  自主・敬愛・挑戦

あの日から26年・・・

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 26年前の1995年1月17日の早朝5時46分,当時私はマンションの4階で就寝中でした。その時突然,下の方から“ゴッー”という怒号のような音が聞こえて来たと思った次の瞬間,今まで経験したことのない大きな揺れを感じました。あの時に感じた恐怖は,今も忘れていません。
 その後,TVの画面からは現実とは思えない災害の状況が映し出されました。家屋が倒壊し,高速道路が横倒しになり,住宅街のいたるところから黒い煙が立ち上り火災が広がっていました。時間の経過と共に被害状況が明らかとなり,大変心が痛みました。大切な人を失い,家を失い,かけがえのない生活が一瞬にして消え去りました。被災した方々の嘆きはいかばかりか…。亡くなられた方々の数がどんどん増えていく報道に,災害の大きさがうかがわれ「もう増えないで…」と心の中で手を合わせていました。
 神戸市役所の南に,『1.17 希望の灯り』というモニュメントがあります。この『希望の灯り』モニュメントには,次のような碑文が刻まれています。

 『1995年1月17日午前5時46分 阪神・淡路大震災
  震災が奪ったもの
   命 仕事 団らん 街並み 思い出… 
   たった1秒先が予知できない人間の限界…
  震災が残してくれたもの
   優しさ 思いやり 絆 仲間… 
   この灯りは 奪われた すべての命と 
   生き残った 私たちの思いを 結びつなぐ』

 本校では,14日(木)に避難訓練を学年ごとに分散して行いました。災害時に一番大切なことは,「自分の命を守る行動をとる」ということです。そのためにどうすればいいのかを,日頃から考えておいてください。また,今年の避難訓練はこれまでとは違い,「命を守る」ことと「コロナウイルス感染予防」という2つの視点を持って行いました。お家の方でも避難場所の確認と併せて,避難所へ避難する場合を考えて,何が必要になるかを相談しておいてください。これまでの避難物品の他に,マスクやアルコール消毒液,使い捨て手袋,体温計等の感染防止のための物品も必要になります。本日をきっかけに,災害への備えを今一度ご確認ください。
 (※写真は避難訓練の様子です。)

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