京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/29
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学園教育目標 「自らを高め 共に生き 希望を抱いて未来を拓く」

風を凌いで 12月2日

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「12月は人権月間です」

世の中のために  吉野 源三郎

だれもが 力いっぱいに
のびのびと生きてゆける世の中
だれもかれも「生まれてきてよかった」
と思えるような世の中
自分を大切にすることが
同時にひとを大切にすることになる世の中
そういう世の中を来させる仕事が
きみたちのゆくてに待っている
大きな仕事
生きがいのある仕事

 私たちが幸せに生きるための権利のことを「人権」といいます。そして,この権利は,世界中のだれもがもっている権利です。しかし、今年の「コロナ差別」も含め,世の中には不当な差別や偏見による人権侵害やインターネット上での誹謗中傷などが存在しており,「人権」が守られていない現状が数多くあります。
 1948年12月10日,国際連合第三回総会で「世界人権宣言」が採択され,この日が「人権デー」と定められました。それを受け,わが国では毎年12月を「人権月間」とし,12月4日から同月10日までを「人権週間」と定めています。
 では,「人権」を守るために大切なことは何でしょうか。決して難しいことではありません。まずは,教室であなたのとなりにいる友だちの顔をしっかり見てください。みな違った顔をしていますね。この地球上には何十億という人間がいます。その中で,今生きている「わたし」と「あなた」は世界中でたった一人です。そのことをしっかり考えて行動することが「人権」を守ることです。
 「わたし」が生きて,行動していることは「わたし」の個性です。「あなた」が生きて,行動していることは「あなた」の個性です。そんな「わたし」と「あなた」だからこそ,かけがえのない存在なのです。自分を大切にしたいと思うように,人もまたその人自身を大切にしたいと思っています。自分が人から大切にされたいと思うように,人を大切にすることが「人権」を守るということです。そして,みんなが幸せになることです。それが守られないとき,「一番大切な私自身が大切にされない」場面がおこるのです。自分が大切にされないことを望む人など誰一人としていませんね。

 人権月間の機会をとらえ,一人一人の人権が尊重され,かけがえのない「いのち」が輝く社会にするために,「自分を大切にするように,他の人を大切にする」ことができているか,自分自身をふりかえってみましょう。


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