最新更新日:2024/06/13 | |
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銅駝へようこそ(2) 豊かな自然環境 山紫水明学校は京都市内中心部、京都市役所の近く、鴨川のすぐそばにあります。グラウンドからは東山の山並みを望むことができ,夏の送り火で有名な大文字も眺めることができます。鴨川の水音,学校にある樹木にやってくる鳥の囀りが聞こえ,心穏やかに過ごせる環境があります。 江戸時代後期の儒学者:頼山陽(らいさんよう)は、晩年、東山の美しい山並みが見え、清らかに流れる鴨川のすぐそばに住まいを構え、敷地内に建てた書斎を「山紫水明」と名付けました。「山紫水明」(さんしすいめい)という言葉は、日差しの中で山が紫色に映え、水が清らかに澄み明るく見えるそんな景色を表現する際に使われる言葉です。頼山陽の住まいの跡は、本校から少し北へ行った丸太町通りからすぐの所にあります。本校の校地もまさしく「山紫水明」という表現にあうような場所です。 校庭には、水仙、椿、梅、桜、桃、ツツジ、藤、薔薇、花水木、牡丹など、花のリレーのように次々花が咲き、季節の移ろいを身近に感じられます。秋には、実習棟横の銀杏の木が黄葉し美しい姿を見せます。昼休みには、そんな校庭で昼食をとったり,バドミントンやバレーボール,キャッチボールをしてリフレッシュする生徒もいます。 校庭の北東の門にあるクスノキは、「京都市立学校・幼稚園名木百選」に選ばれた樹です。樹齢約110年,高さ9m。もとは校庭の南隅にあったようですが,本校が現校地に日吉ヶ丘高校から独立移転する時,実習棟新築にあたって現在の場所に移植されました。 (つづく) 銅駝へようこそ(1) 美術専門学科を設置する公立高校
【銅駝へようこそ・1】
●美術専門学科を設置する公立高校 本校は、「美術工芸科」という美術の専門学科のみを設置している公立高校です。美術に関する学科・コースを設置している高校は全国にたくさんありますが、普通科や音楽科と併設している学校がほとんどで,美術専門学科のみを設置している公立高校はわずかしかありません。 本校は1学年定員90名3クラス、1クラス30名。3学年あわせて生徒数270名で、高校としては小規模の学校です。しかし、美術専門学科単独の学校なので、普通科教員と美術工芸科教員がほぼ同数。少人数講座が多く、専門の教員がきめ細かな指導を行っています。2年生から専門実習を行う「専攻」は,日本画,洋画,彫刻,漆芸,陶芸,染織,デザイン,ファッションアートの8専攻。本校には,他の公立の美術専門高校には設置されていない専攻もあり,公立高校でその専攻を学びたい他の都道府県の中学生が,手続きを経て本校を志願するケースもあります。 (つづく) 学校紹介「銅駝へようこそ」 新しく記事をアップしていきます!
本校のホームページは,平日できるだけ毎日更新し,学校の様子,生徒の様子を紹介しています。
新年度に入って,すでにほぼ毎日記事をアップしていますが,例年なら授業の様子など本校の教育活動に関する記事をもっとたくさん紹介しているところです。現在,新型コロナウィルス感染拡大防止の対応として臨時休業に入っているので,授業の様子など,生徒の生き生きとした様子が紹介できていません。 このホームページは,本校の生徒,保護者はもちろん,中学生や中学生の保護者,卒業生や地域の方々,市民の皆様など,たくさんの方々にアクセスしていただき,記事の更新を楽しみにしていただいている方も多くおられます。 そこで,昨年度までに紹介した内容や写真も使いながら,銅駝の魅力を知っていただくための学校紹介記事「銅駝へようこそ」を掲載していくことにしました。 今年度の1年生は,入学式の後すぐに臨時休業に入りましたので,学校の様子もよくわからないままだと思います。在校生は,いま一度自分たちの学校のことを知り,しっかり他の人に紹介してほしいと思います。中学生には,銅駝ってどんな学校?と興味をもっていただきたいと思います。 今後少しずつ記事をアップして継続していきますので,振り返ってみるには,このホームページ左の欄 学校紹介「銅駝へようこそ」のカテゴリーをクリックしてみてください。 |
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