京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/23
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ハートフルマーク
北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

Over the 東山〜新米校長奮闘記25

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「式 辞」

 今年の冬は例年になく温かい日が多かったように思います。三月に入り一度寒さも戻った日々がありましたが、春がすぐそこまで来ていることを感じられるようになりました。
今日三月十五日、校門の桜もその蕾を開かせる時を今か今かと待っています。
そのような中、本日こうして、多数のご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席のもと、平成二十七年度の卒業証書授与式を挙行できますことを大変嬉しく思います。

 京都市立花山中学校第五十三回卒業生、百四十三人の皆さん、ご卒業おめでとう。心からお祝いを申し上げます。

 これまで皆さんの前で何度も話をしてきましたが、それも今日で終わりかと思うと、本当に寂しい気持ちになります。

 さて、花山中学校では、毎年学校スローガンを掲げて、学校生活の指針としてきました。みなさんが入学をした平成二十五年度の学校スローガンを覚えていますか。「GO FORWARD 前へ」です。前を見据えてひたむきに愚直なまでに前へ進もうという意味でした。  
 二年生時の学校スローガンは「FOR THE KASAN〜花山のために君は何ができるのか〜」 自分のためにだけでなく他の人のために何ができるのか、考え行動することで成長していこうということです。
 今年の学校スローガンは「とことん本気の花山〜持ち味集団であれ〜」 学校生活のすべての場面において本気で取り組み、その上で自分の個性を磨いていこうというメッセージでした。
 卒業生のみなさん、この三年間で「常に前を見つめ、自分のためだけでなく、個性を磨き本気で中学校生活を送れたでしょうか。」 
そうであってくれることを強く望みます。

 三年一組 担任赤井俊介、副担任中井文栄、齋藤滋之、在籍二十七名。 
とても元気なクラス。行事では他のクラスに勝つために一生懸命。特に学校祭では、クラスの結束力が強くなりましたね。時には担任の言うことをきかず注意されることもありましたが、自分たちの仲間が前に立って話をするときは、しっかりと話を聞く仲間を大切にするクラスでした。担任の赤井先生が「担任の言ううことは聞かないのに仲間の言うことはよく聴く。ちょっと悔しいですね。でも、そんなクラスだからこそ、僕は、嬉しかったこと、家の愚痴、クラブの悩みなどをみんなの前で話ができます。三年一組はテレビに出てくるようなにぎやかな大家族のようなクラスでした。」と照れながら話していました。

 三年二組、担任 小泉未来、副担任 増木琢也、齋藤滋之。在籍二十八名。
いつでも穏やかで温かい雰囲気。一つのことをみんなで楽しみ笑顔になれる一年間が続きました。自分たちで話をすすめることができ、決め事は生徒だけでしっかりとやれるクラス。担任の小泉先生が「合唱コンクール前は合唱曲の証を何度も何度も歌い、これほど必死に音楽を感じたこともないだろうというくらい全員が毎日音楽にあふれていました。最近はもう一年このクラスで過ごしたい。このクラスが好きだという言葉がきこえてきて。あ、それと担任の誕生日にクラス全員で内緒で企画してくれて、びっくりしました。一生わすれません」と嬉しそうに話してくれました。

 三年三組、担任 千枝加奈子、副担任 乙部和幸、齋藤滋之。在籍二十八名。
個性派揃いだけど、絶妙なまとまりがみれるクラス。体育大会での二十九人三十脚では個性的すぎましたね。でも、まとまるときはすばらしい力を発揮しました。担任の千枝先生が「合唱コンクールの朝、些細なことでクラスが喧嘩をして、雰囲気は最悪。どうなるんだろうと思ったけれど、みんなを信じて任せてみたんですよ。本番、一番手で緊張したと思いますが、最高の一体感、最高のハーモニーでした。三年生の合唱はどのクラスも素晴らしかったけど、三組の合唱がみんなの心に響き火をつけたと思っています。あの一体感、賞状以上のものを私はもらいました」と、満面の笑みで話してくれました

 三年四組 担任 児玉貢士。副担任 中井文栄、齋藤滋之。在籍二九名。
授業中は静かに集中し、休み時間は羽をのばす。ONとOFFのスイッチの切り替えがしっかりできるクラス。朝学活時にクラスへ行ってみると、三年生の中で一番集中して朝読書していましたね。担任の児玉先生が「このクラスは自分たちで協力して行事に取り組めることができるんです。その成果が合唱コンクールでの金賞だと思っています。合唱コンクールの前日、もっと良い合唱にという思いからか意見が分かれて険悪な雰囲気になったんだけど、合唱のリーダーたちがイニシアチブをとって、気持ちが一つになれるようにしてくれたんです。それと、これは僕が勝手に思ってるんですが、あの合唱、担任のためにという想いで歌ってくれたんじゃないかと。この子たちの担任ができて本当に幸せですよ」と、いつもはちょっとクールな児玉先生が話していました。

 三年五組、担任 大賀玲子。副担任増木琢也、齋藤滋之。在籍二十八名。
男女仲良く、和やかな雰囲気で心のすごく温かいのクラス。体育大会での二九人三〇脚のベストタイムは、その表れですね。担任の大賀先生が「ある日、音楽の授業でリコーダーのテストがあったんですけど、男子生徒が女子にリコーダー懸命に教えてもらっているんですよ。また、運動が苦手な女子に男子があわせて動く姿がみられたり、受検直前には、すでに進路の決定している生徒が、わからないところを教えにまわったり。本当に人に優しく心の温かいクラスです」と、涙目で語ってくれました。

 三年六組、担任 松永和朗。副担任齋藤滋之。在籍三名。
いつも、クラスを冷静に見つめしっかり取り組んでくれた宮崎君。学級のお兄さん的役割でしっかりクラスを支えてくれた竹山君。いつもにこにこ、優しい小川さん。
担任の松永先生が「六組は仲間と協力して行事を成功させてきました。それは、それぞれの個性を理解しあい、自分のできることがあればサポートしあえる心優しい生徒だからです」と誇らしげに話してくれました。

 保護者の皆様、お子たちのご卒業、誠におめでとうございます。
 心と体の成長がアンバランスになることや、大人に憧れつつも大人に反発するといった矛盾を抱えた難しい時期の子どもを育てるのは大変です。この三年間、ご家庭でも色々と考えさせられることがあったに違いありません。
また、私たちの指導の方向性に疑問や異論を感じられたこともあったかと存じます。
私たちは、保護者の皆様の相談相手でいられたでしょうか。本校の教職員はその時々に精一杯取り組んで参ったつもりではありますが、私たちの指導が、皆様にご満足いただけるものであったかどうか不安も感じています。
 そのような中、今日の日を迎えられましたのも、皆さま方の深いご理解とご協力があったからこそと感謝申し上げております。
 お子たちの今後ますますのご成長とご活躍をお祈り申し上げます。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜り、祝福と激励のお言葉を頂きまして誠にありがとうございます。
 今年度も日本全国で子どもが犠牲になる悲しく酷い事件がいくつも発生しました。
子どもの健全な成長が危ぶまれる今の社会において、このように立派な卒業証書授与式が挙げられますのは、ひとえに地域の方々をはじめとするご来賓の皆さま方のご理解とご支援、ご協力の賜です。
 今後とも本校教育充実、発展のためにお力をお貸し願いたく存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 卒業生の皆さん、いよいよ巣立ちの時です。
 どうぞ、花山中学校の卒業生であることを誇りとし、キラキラ輝く笑顔と、周りの人への感謝の気持ちを忘れず、これから出ていく社会でも、とことん本気の力を発揮して下さい。
 みなさんの前途に幸多からんことを願い、式辞といたします。

平成二十八年三月十五日

                            京都市立花山中学校
                            校長  塩見 晃之

Over the 東山〜新米校長奮闘記24

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「正念場」
 今日,3年生で登校しているのは20名足らずである。こう書くと残りの120名近い3年生に何かあったのかと不安に思われる方もいるかもしれない。実は,3年生は今日から入試が本格化するのである。滋賀県の私学入試は,すでに終了しているが京都の私学入試は今日(10日)と明日(11日)を中心に実施される。また,公立の前期選抜は2月16日(火)17日(水),公立中期選抜は3月7日(月)を予定している。この3〜4週間がまさに3年生にとって「正念場」である。
 昨日の6限,多目的室にて3年生への入試に向けての事前指導が行われた。入試前日の過ごし方,当日の心構え,トラブルに遭遇した時の対処の仕方など3年生の先生方から入念なアドバイスが,なされた。この事前指導の冒頭に学校長からの激励があった。

「扉は自分で開くんだ」
「今,みなさんは中学生という部屋にいます。けれどもその部屋を出ていく時は近づいています。部屋の扉は誰も開けてはくれません。自分の力でしっかり扉を開けてきてください。期待して待っています。以上で私の激励の言葉とします」

 どの3年生も真剣な眼差しで話を聞いている。3年生が頼もしく見える。
「全員がきっと乗り越えてくれる。そして3月15日の第53回卒業証書授与式は全員が笑って扉の向こうに巣立っていってくれる」そう思える時間帯であった。
 そうした一方では,1・2年生が通常通りの学校生活を続けている。ただし,1・2年生も今日から第5回定期考査前週間である。3年生ほどの「正念場」ではないかもしれないが「プチ正念場」というところか。年間5回の定期考査の重みに差はないが,やはり年度の最後ということや,2年生は3年生へ,1年生は2年生へ進級するという意味では今までの定期考査とは気構えという意味で違いがあるかもしれない。なにはともあれ一つ言えることは,進級を前にして「学習の積み残しをしない」ということである。学年の学習をしっかり終えて次の学年の学習に取り組んでいきたいものである。1・2年生もこの第5回定期考査を全力で乗り切ってほしいと思う。

最後にもう一度,3年生へ
「扉は自分で開くんだ」

Over the 東山〜新米校長奮闘記23

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「NO DRUG」
 昨年,山科区において高校生と小学生の大麻吸引が相次いで発覚し,京都だけでなく日本国中に大きな衝撃を与えたことは,記憶に新しい。
 中学校においても,特に山科区にある本校では他人ごとではなく,「うちにもあるかもしれない」という生易しい危機感ではなく「あると考えて対処していかなければならない」という覚悟で臨んだ。事件直後,すぐさま学級において薬物についての警鐘をならす学活をもった。それだけでなく,冬休みに「NO DRUG」という課題で,標語作成を全校生徒に呼びかけた。
今,私の手元に「薬物乱用撲滅 標語 学年優秀作品」の一覧がある 

1年1組  「いい気分 まどわされな その言葉」
1年2組  「薬物は しないさせない すすめない」
1年3組  「そこの君 ダメなものは ダメなんだ」
1年3組  「友達と 信用なくす 悪魔の実」
1年4組  「薬物を やめる勇気 今すぐに」
2年1組  「だめだよと 声をかけよう 自分から」
2年2組  「薬物は みんなの笑顔を うばいさる」
2年3組  「しっかりと かけて心の ブレーキを」
2年4組  「僕たちの 未来に薬物 必要ない」
3年1組  「一度だけ 軽い気持ちが 命取り」
3年2組  「好奇心 未来を狂わす その一回」
3年3組  「薬物は きっとうばうよ その笑顔」
3年4組  「手を出すな 君の人生 守るため」
3年5組  「僕たちの 未来を薬が 消していく」
3年6組  「薬物は 大事なものを 消していく」
      
     

 どの標語も薬物の恐ろしさをしっかりわかった上での作品である。生徒の誰一人として薬物を肯定する者はいないが,課題はここからである。実際に薬物と身近に接した時に,知識としてはわかっているが,行動としてとれるのか,もっと具体的にいうと気づかないうちに忍び寄る薬物にいち早く気づけるのかということである。生徒たちが成長する中で(成人),飲酒などの繁華街などの場に出る機会は多くなる。華やかな社交の場で「これ大丈夫やし,気分がよくなるし」などという怪しい誘い文句に対して「危ない」という自制がきくのだろうか。今,教育に対してそのような課題がつきつけられているように感じている。

Over the 東山〜新米校長奮闘記22〜

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「継承する」
 「49日・52日」この日数は何を示しているかわかるだろうか。そう,「49日」は3年生の,そして「52日」は1・2年生の平成27年度の残された授業日数である。今日を除くと「48日・51日」ということになる。中学校の年間の授業日数は205
日であるため,4分の1を残すのみとなった。あと48日後には3年生は卒業し新たな進路先へ巣立ち,51日後には1・2年生は2年・3年へと進級する。それぞれにステージアップしていくのである。
年末の全校集会で「1年生…足場固め」「2年生…飛躍の時」「3年生…正念場」ということを話をした。各学年のこの3か月間の課題である。ただこの時,話しをしながら「では,学校全体としての課題や方向性は何なんだろう?」「それを生徒や教職員に提示できていない」という,モヤモヤが残ったまま冬休みをむかえてしまった。年末・年始の慌ただしい中,忙中閑あり。考えてみた。それが表題の「継承する」である。
「継承する」を国語辞典で調べてみると「地位・財産などを受け継ぐこと。文化などを受け継ぐことも含む」とある。
3年生は,平成27年度花山中学校の中心として文字通り大黒柱の働きをしてくれた。今までの卒業生たちが残した文化・財産に3年生が新たなエッセンスを加え「花山の文化・財産」を一回りも二回りも大きくしてくれた。歴代の3年生に勝るとも劣らない学年である。今,3年生は「花山の文化・財産」を1・2年生に伝えなければならない。
1・2年生は3年生が築いた「花山の文化・財産」を受け継ぐ時期に来ている。確かに受け継ぎ,平成28年度に入学してくる新入生とともに更に充実したものに育ててほしい。それが「花山中学校の伝統」とよばれていくのである。
花山中学校全体としての課題は「継承する」である。「継承する」過程で,1年生は足場を固め,2年生はより大きく飛躍し,3年は正念場を乗り切ってほしい。

新年1日目の登校2

冬休み前と変わらない様子です
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Over the 東山〜新米校長奮闘記21〜

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「3つの言葉」
 今日,平成27年の締めくくりの全校集会が行われた。そのなかで校長から,各学年ごとに3つの言葉がおくられた。

 まずは1年生に「足場固め」という言葉。
 『個人としての課題は三者懇談等を通じて各自で確認してもらっていると思いますが,学年全体としては,入学後からここまで大変よく頑張ってきてくれていると思います。中学校生活にも慣れ,様々なところで活躍してくれています。しかし,そんなときこそ落とし穴があるものです。調子のいいときほど油断や隙が生じるものです。この冬休み以降,もう一度,自分の足元を見つめ直してください。「足場固め」自分の,学級の,学年の足場をしっかり固める,そんな時期にしてほしいと思います』

 次に2年生に「飛躍の時」という言葉。
 『夏休み前の全校集会でも言いましたが,本当に2年生は成長したなあと思います。それは今も変わりません。だからこそ,今の時期に君たちにおくる言葉は,「飛躍の時」です。もう3年生に進級したつもりで,花山中学校の最上級として,学校を背負って立ってください。これからの花山は君たちにかかっています。期待しています。ほんとうに期待しています』

 最後に3年生に「正念場」という言葉。
 『3年生に対しては,本当によくやってくれていると思っています。だからこそ,どんな褒め言葉をおくってもおくり足らないし,褒め言葉は当然のことです。あえて今日は,』褒め言葉以外をおくります。何だと思いますか?』
生徒の答えは「受験」
『当たらずとも遠からずやね。3年生には「正念場」です。もうわかっていると思うけど,あえて言います「正念場」。全力を出し切ってください』

全校生徒396名の,視線が校長に注がれているのがわかった。どの生徒も,自分の学年に対する言葉の意味を,真剣に捉えてくれている。平成27年度は,あと1月・2月・3月と3か月ほど残っている。その限られた時間のなかで,どんな「足場固め」「飛躍の時」「正念場」を体現してくれるか,今から楽しみである。

Over the 東山〜新米校長奮闘記20〜

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「All I want for Christmas is ( ? )」

 先日1年生の廊下を歩いていると,どこからともなく聴きなれた曲が聞こえてきた。それに誘われるかのように,曲の流れてくる教室にふらっと入ってみた。

♪I don’t want a lot for Christmas
There is just one thing I need
I don’t care about presents
Underneath the Christmas tree
I just want you for my own
More than you could ever know
Make my wish come true
All I want for Christmas is you ♪

 そう,マライアキャリーのAll I want for Christmas is you(「恋人たちのクリスマス」)を英語の授業でPV付きで流していた。(ちなみに,調べてみるとこれは1994年のリリースで21年前の曲)
 そうか,もうクリスマスなんやなあとしみじみと思いながら,そういえば河原町あたりを歩いているとクリスマスソングが耳に入ってきたよなと。そんなことを思いながら授業を見ていると,この歌詞の日本語訳が目に入ってきた。
♪クリスマスに たくさんは ほしくない
 欲しいのは ひとつだけ
 プレゼントもいらない
 クリスマスツリーの下で
 あなたに プレゼントしてほしいもの
 あなたは 知らないと思うけど
 私の願いを かなえてほしい
 クリスマスに欲しいのは あなただけ♪
 
 うーん,切ない女性の心をマライアキャリーのハイトーンボイスが見事に歌いあげているクリスマスの定番だ。
 ちょっと待てよ。生徒たちはこのクリスマスに1つだけ願いを叶えられるなら,何をお願いするのか。もし,生徒に聞くことができたらいろんな願い事が,出てくるんやろうな。

『生徒諸君,「神様・仏様・保護者様 誰でもいいから,こんだけがんばったんやし,1つだけ私の願いを聞いて」と胸を張って言える平成27年でしたか』

土曜学習会2

進路に向けた自学自習を基本とした学習会です
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昼食風景

昼食風景を紹介します。まずは6組から。
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Over the 東山〜新米校長奮闘記19

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「歌声」
 学校が夏休みから再開して3週間,とりわけこの1週間は,校内は歌声であふれている。そう9月14日(月)12:30より京都コンサートホールで実施される平成27年度京都市立花山中学校合唱コンクールに向けての練習がいよいよ佳境にはいったのである。今日は,本番前日となる11日(金)である。昨日から各学年とも体育館にて2度のリハーサルを重ねている。
 1年生は,初めての合唱コンクールであるが,各クラスともになかなかの出来である。私の印象は「新鮮そして驚き」といったところである。
 2年生は,2度目の合唱コンクールということで経験を活かし昨年からの成長を確実に見せてくれている。私の印象は「可能性と爆発力」といったところである。
 3年生は,気合が入りまくっている。例年3年生の合唱コンクールにかける意気込みはすごいものがあるが,今年の3年生は,その中でもちょっと違うと思わせる。もともとこの学年は合唱が1・2年生時から定評があったのだが・・・。私の印象は「さすがの安心・安定感そして,うまい!」である。
本当に今から来週の月曜日が待ち遠しく感じさせてくれる生徒たちに感謝である。
 
 ♪雲は白く光り 尾根を越えていくよ  
  明日に込めた 願いをのせて  
  流れるよ どこまでも♪      
                   「夏の贈り物」より
 これだけ,懸命の取組をしている生徒たちである。多くの者が合唱コンクールで,「最優秀賞」という願いをこめて心を一つにして歌い上げてくれるであろう。

 ♪あなたの毎日が 世界を創り
  愛する想いが 地球へと広がる
  私は祈る 明日のために
  まだ見ぬ あなたの笑顔のために♪ 
                 「地球星歌〜笑顔のために〜」より
 生徒一人ひとりの毎日の取組が,花山中学校を創りその活動が家庭や地域に広がっている。そしてそれは,生徒自身の未来の笑顔に続いていくのです。

 ♪ああ 舞い上がる 花びらのむこうに
  夢のつづきが きっと待っている
  見上げる かすみの空に
  まっすぐ咲けばいい 生きればいいさ
  何度でも立ち上がるきみに 清らにさくらが舞う♪ 「花笑」より
 合唱コンクールが終わっても,生徒たちの夢は続いていきます。まっすぐに生きていってほしい。きっと挫折を感じる日もあるだろうけど,何度でも立ち上がりつきすすんでほしいのです。

 ♪君と僕の思い出は かけがえのない宝物になる
  分かち合った強い思い
  消えることはない いつまでも
  君と僕の大切な絆 いつまでも切れないように
  ずっとずっと守り抜こう
  心の中でつむいでく♪        「絆」より
 そして,花山中学校での日々を宝物と言えるよう,友との絆をつむいでいってほしいのです
 

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学校評価

台風措置

離任者名簿

2年生より

学校いじめの防止等基本方針

全国学力学習状況調査の結果

学校沿革史

2015道徳2年生

京都市立花山中学校
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