最新更新日:2024/09/25 | |
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『東山を西に見て』〜Make legend〜
「発信」
「はじめはどんな子たちかなとか、めちゃくちゃヤンチャだったらどうしようとか不安がありました。でも、実際顔を合わせてみると、すばらしく素直で人懐っこいなと感じ、校長先生がおっしゃっていた通りだと思いました。まだ、教科指導もこれからですし、進路のこともあって、一人ひとりの生徒と深く関わっていくのでどうなるか分かりませんが、周りの先生たちの助けを得ながら、生徒や保護者に真心をこめて付き合っていこうと思っています。よろしくお願いします。」今年度赴任して、3年生の担任をしてもらうことになった奥村道也先生が書いてくれた花山中学校生の印象です。 大変残念なことですが、未だに「山科」とか「花山」ということば(地名)に悪いイメージが残っているようです。 「自慢する」ということばは、あまりよいニュアンスでは使われないように思うのですがどうでしょう。「謙譲の美徳」ということばもあります。私たちの周りには、自校の優れた点をPRする機会や場面は意外にないし、日本人にはそういうことを進んでしようとは思わない人が多いようにも思います。実際、これまでは私も人から尋ねられれば話しもしましたが、積極的にPRをしてはきませんでした。本当にそれでよかったのでしょうか。現在の花山中の生徒達は大変礼儀正しく落ち着いています。挨拶もしっかりと出来るし授業にもきちんと向き合えています。また、人前で自分の思いを自分のことばで語ることができるという点では、京都市内はおろか、他府県の中学校と比べても、相当高いレベルにあると言っても過言ではないでしょう。今の実態が、あまりにも知られていないことに、苛立ちを越えて怒りを感じる程です。 そこで今年度は、本校の様子を上手く周囲に伝える術を工夫することを目標の一つとして掲げることにしました。研究部長がPR用のポスターを作成してくれました。これを地域の皆さま方の目に触れるよう、回覧して頂くと共に掲示板に貼っていただけることになりました。また、明日出発する修学旅行は、花山中学校をPRする絶好の機会だと思っています。卒業生のおかげで、伊江島では既に「花山中学校の生徒は素晴らしい!」と受け止めて頂いているようにも思います。行く先々でこの印象を更に強くしてきたいです。 とても人懐っこい生徒が多くて驚いています。また、こちらにとって居心地のよい、ちょうど良い程度のラフな感じもいいですね。実は、東山の西の山裾に広がる、生徒の耕す素朴な菜園の風景にも似た、掘りたてのジャガイモのような飾らない純朴さを生徒達に感じます。 初任者研修指導員として赴任された岩見洋一郎先生の花山中学校生像です。 これから、いや明日の修学旅行を契機として、ドンドン本校生徒のよいところを発信していくつもりです。これは、私に課せられた重要なミッションだと捉えています。 |
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