最新更新日:2024/09/20 | |
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『東山を西に見て』〜Make legend〜
「最高を目指す」
今年も残すところ1週間を切りました。1日1日は「長いなあ〜」と感じることもありましが、3ヶ月とか半年とかというスパンで見ると本当に早いものです。この1年を振り返ると、やっぱり一番の思い出は「研究発表」と「創立50周年記念式典」を同時開催したことです。「また、それか!?」そんな声が聞こえてきそうですが、私にとっては、本校に赴任して以来頭から離れることのなかった事業だけに、何度も取り上げることをお許しいただきたいと思います。 さて、なぜこの事業への思い入れが強いのかを、もう少し詳しく書かせてもらいます。 先ず、構想段階から数えると2年以上前からの取組だったということです。教職員に対してその「青写真」を示したのが1年前。そこからは全教職員で本番に向けての動きが始まったのですが、時間をかけて構想し、時間をかけて取り組んだ結果、紙の上の理想が現実のものになったのだから、こんなに素晴らしいことはありません。 是非とも伝え、皆さんに考えてもらいたいことがもうひとつ別にあります。 それは、何かをしようとするとき、最高を目指すのか、それとも最低で留めておくのかということです。本校の「研究発表」と「創立50周年記念式典」に関しては、その時に考えられる最高を目指したつもりです。 どこの学校でもその時が来れば「50周年記念式典」はするでしょう。その際、『あー、今年がそうなら仕方がない。まあ、この程度で済ましておけばいいんじゃないか』と周囲から非難されない最低レベルの取組を考える学校は意外に多いのかもしれません。実際、私の頭にもチラッとそんな考えが浮かばないでもなかったです。しかし、それでは面白くありません。『どうせやるなら、楽しまないと!』『どうせやるなら、生徒のために!』『どうせやるなら、教職員の力量アップにつなげよう!』『どうせやるなら、最高のものを!』そんな風に考えて取組を始めました。思いは、教職員を通して生徒にも確実に伝わりました。“どこまでも生徒を中心にしようとする先生。先生に応えようと挑戦する生徒。中学校でこんなことが出来る、それも学校全体で…。”とアンケートの中で評価してくださるものがあったのを嬉しく思い出します。また、PTAの方々も『どうせやるなら、楽しんでやりましょう!』とこれを合言葉のようにして活動されました。 “理想は高く!”言うは易し。しかし、実際には、実現可能な無難な所に目標を設定することの方が多いのではないでしょうか。そうはせず、あくまでも目標を高く設定し、それに向かって全員で動き、掲げた理想を実現できたからこそ、とことん嬉しいのです。 年の瀬に敢えて言います。普段の授業で50分をどのように使っていますか。『もっと分かりやすくするには…』工夫をし出せばいくらでもできます。敢えて言いますが、昨年度通りの授業をしていても給料に変化はありません。大いなる成功体験から、来年に向けて今年を次の言葉で締めくくりたいと思います。 「同じやるなら、最高を目指さないと!!」 |
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