「場を清める」サッカー部の活動

　「トイレの神様」という曲がありましたが，その歌詞にはおばあちゃんの教えが書かれていました。毎日きれいにしてたら，女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで，そんなメッセージでした。
　本校のサッカー部が定期的に校舎敷地内の清掃に取り組んでくれています。顧問の先生も一緒になってゴミ拾いをしています。サッカー部の皆さん，周囲の人たちは何も言わないかもしれませんが，本当にうれしく思っているんですよ。その姿から「自分も一日頑張ろう」と元気をもらってもいるわけです。
　さて，おばあちゃんの教えである「べっぴんになる」ということの本当の意味はなんでしょうか。掃除という行為を通して，サッカー部の皆さんの心が本当に美しく，人間として強くなってほしいと思います。「場を清める」ことはただ単に見た目がきれいだということだけでなく，そこで生活する多くの人の心をきれいにしていると思います。