最新更新日:2024/06/25 | |
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先生からのメッセージ(20)藤山先生より
シリーズ20人目は,3年生社会科の藤山先生からです。
洛北中学校の生徒のみなさんへ 休校が長く続いていますが、みなさんは どのように勉強を行っていますか? 学校の課題をやるのが大変だ〜という声もチラホラ聞こえます。誰かから「やりなさい」と言われてする勉強は なかなか進みませんが、興味のある事や疑問に思った事ならどんどん進んでいきますよね。「この言葉はどんな意味?」とか「これ前に習ったけど何やったっけな〜」などと思ったその瞬間に すぐ調べてみましょう!(少々 寄り道になりますが…) 僕が休校中に疑問に思ったことは、「クラスター」「ロックダウン」「オーバーシュート」などの言葉です。急にこんなカタカナが出てきて、みなさんは初めから意味が分かりましたか? 中でも僕が一番「?」となった言葉が「パンデミック」です。意味は『ある感染症の世界的な大流行』らしいです。じゃあ、新型コロナウイルスの流行の前にはどんなパンデミックがあったのか? それは、今から約100年前、1918〜1920年の「スペインかぜ」。アメリカで発生し、第一次世界大戦でヨーロッパに持ち込まれて世界中に拡大したそうです。死亡者は世界で少なくとも5000万人、多くて1億人…日本でも約39万人とされています。 この恐ろしい病、現代では「インフルエンザ」と呼ばれています。医療の発展により予防・治療方法が整ったことで、昔に比べて感染者数や死亡者数を大幅に抑えられるようになりました。きっと、今の新型コロナウイルスの恐怖も、スペインかぜと同じように乗り越えられる日が来ると、僕は信じています。そのためにも、京都府の緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き感染拡大の防止に努めましょう。みんなでこの病に立ち向かい、1日でも早く元通りの生活に戻れますように... 藤山 雄希 |
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