最新更新日:2024/06/10 | |
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3年生 学年道徳「メダルより大切なもの」
2月23日(金),3年生では,前日の公立高校前期選抜の発表を受けて,1限目,学年道徳の時間に,学年主任より,「最後までカッコよく過ごすために何が必要か」と題して,卒業に向けて3年生に大切にしてほしいことについて語りかけがありました。私学入試,公立前期選抜の発表を終え,207名が希望通りの合格を手にして,浮かれた様子もなく真剣に聞いている様子を見て,さすが洛中の3年生と感心しました。
平昌冬期五輪のスピードスケート女子500メートルで日本女子初となった金メダリスト小平奈緒選手を題材に,金メダル以上に,1人の人間としても何が大切なのかを学びました。自らがオリンピック新記録のタイムでゴールした瞬間,観客から大きな歓声を受けたシーンで,爆発する喜びを抑えて,次に競技をする選手のために口元に人差し指を立て静寂を観客に求めました。さらに,競技がすべて終了し勝敗が決した後,金メダリストの小平選手は,五輪3連覇に夢破れた地元韓国のイ・サンファ選手が泣き崩れた際,優しく手を背中に回して彼女を包み込みました。 ベストは尽くしたものの合格を手に入れられなかった仲間,そして,公立中期の受験本番を迎える86名の仲間のために,これから卒業まで,3年生の全員で,何ができるのかをよく考えてみよう。学年主任は訴えました。「メダル以上に,合格以上に,人間として大切なことを卒業式まで身をもって学び,カッコよく巣立ってほしいです。」 |
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