最新更新日:2024/06/10 | |
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1年生の学校生活 その80 (収穫の時)
春に植えた枝豆が収穫の時を迎えました。人間が食べようとする農作物は植物であり、植物は自然にすくすくと育っていくものと思いがちです。しかし、今回の収穫物が自然にすくすくと育っていったでしょうか。畑ではないところに土を入れ、その土を耕し、土の準備ができたら種をまく。日々水をやり、雑草を抜き、虫や鳥を追い払う。時には実をたくさんつけるために伸びようとする茎を剪定したり…。実は、自然(農作物や植物)というものは、意外にも「人間の手」をしっかり加えてやらないと、実りあるものにならないのです。昔は学校に必ずと言っていいほどあった二宮尊徳(二宮金次郎)の像。二宮尊徳は、江戸時代にそのような考えを広め、農業の発展に大きく貢献しました。休校の影響もあり、土おこしや種まき等は先生たちで行いましたが、みなさんは、しっかりと水やりを頑張ってくれました。「今日は雨が降っていたから水やりは必要かな」そんなふうに頭も使いながら、毎日しっかり頑張ってくれました。どこかでサボっていたのなら、農作物は、その結果を如実に示していたと思います。そんなふうに考えると、本当に貴重な経験ができました。今後ともがんばりましょう。
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