最新更新日:2024/06/10 | |
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1年生の学校生活 その79 (数学科の授業)
数学の授業を見せてもらいました。文字式について学習し、たくさんの問題演習に取り組んでいました。今、授業では、解き方を学び、法則やルール等に従いながら、一生懸命「正解」を導き出していますが、実はその営みが、今後の人生を大きく左右することになります。「数学ってなんの役に立つん?」人生で一度は、口にしたことのあるセリフではないでしょうか。特に、数学を授業で学んでいる中学生や高校生の時期に多く聞くような気がします。しかし、大人になって、冷静に考えてみると、この世界には、数学や数学的思考が溢れていることに気づかされます。そして何よりも、数学を学び、その訓練を積み重ねることは、日常生活で我々の目の前に起こりうるあらゆる問題をいかに解決していくのかという思考・判断・行動の力を高めることにつながるのです。これからみなさんが生きていく世の中は、変化が激しく、先行きが不透明な時代だと言われます。そのような時代においては、何が「正解」なのかは分からないことも多いため、予測できない課題、正解のない課題に対して、習得した知識や技能を総動員し、「納得解」や「最適解」を見つけていく思考・判断・行動の力をつけなければいけないのです。授業が終わった後、数学の先生とそのような話をしながら、数学の大切さをあらためて認識した次第です。
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