最新更新日:2024/09/25 | |
本日:63
昨日:82 総数:604016 |
被災された人のために〜生徒会本部募金活動2〜【長崎の「高3生」奮闘】〜受験先の岩手・宮古「高齢者残せない」〜 『「高齢者を見捨てて、自分だけ逃げられない」長崎の県立高校を今春卒業したKさんが、受験で訪れていた岩手県宮古市で東日本大震災に遭遇した。命を取り留めて自らも避難所生活を送りながら、自衛隊の救助が入ってからも、帰郷せず、1週間に渡って被災者を支える活動に取り組んだ。 Kさんが、大きな揺れを感じたのは11日午後2時46分受験のため、宮古市に着いた直後。サイレンが鳴り響く中、宿泊予定の旅館に着くと、「とにかく乗りなさい」。旅館のバスに乗り込み高台へ。なんとか津波から逃れた。非難したのは、宮古市の磯鶏小学校。教室や体育館には500人近くがすし詰め状態。8割以上が高齢者。 「10代は自分だけだったのではないか」。避難所では身長172、体重99キロのスタミナを生かし、ペットボトルに山の湧き水を入れて運んだり、食事やトイレ介助を手伝った。毛布が少なく、Kさんに回ってきたのは避難4日目。高齢者に足を伸ばして眠ってもらうスペースを捻出するため、氷点下の冷え込みの中、貸してもらったジャケット1枚で避難したバスの中で寝た。 避難所から、車で15分ほどの高台で携帯電話が使えたため、家族には初日に連絡がとれた。ところが、被災者の多くがKさんとは別の会社の携帯を使っており、不通。Kさんの携帯は、みんなの貴重な通信手段となった。 避難してから3日目、自衛隊の救助隊が到着。Kさんも長崎に帰るよう促された。だが「帰る場所のないお年寄りを残して、自分だけ助かるのは忍びない」と残留を決意。自身の携帯電話が役に立っていたのも、帰る気になれなかった理由の一つという。 17日、道路がわずかに復旧した。自衛隊以外にも支援の人が入れるようになったこともあり、帰郷を決意。秋田経由で都内に入った。だが、心は今も被災地にある。 「避難所には一昨日から食料が来ていない。お年寄りだけでなく妊婦の方もいます。早い支援が必要です」』 長崎市でKさんの帰りを待つKさんのお母さんさんは「今でも心配で生きた気がしない。早く無事に帰ってきてほしい…」と。Kさんの弟は「残ると聞いて兄らしいと思った。誇りに思う」と話した。 私たちに出来ることをしっかり考え、継続して支援していきましょう。 被災された人のために〜生徒会本部募金活動〜また,18日の午後3:30〜4:30まで,校外に出て地域のスーパー2ヶ所で募金活動を行いました。多くの方々の「今,自分に出来ること」の“心”をたくさんいただいた募金活動でした。 2日間の暖かいご協力,本当にありがとうございました。 <17日(木)> ・朝 :36,157円 <18日(金)> ・朝 :33,513円 ・校外:78,000円 [合 計] 147,670円 ※東北地方太平洋沖地震から一週間が過ぎ,阪神・淡路大震災を上回る被害状況に言葉もありませんが,恐怖・悲しみ・放心・怒り等の感情から,復興に向けての熱い思いを強く感じるようになって来ました。国内各地から,また国外からのたくさんの支援と,被災地での励ましあい・助け合いが報道されています。こちらが元気をもらっているような感じさえもします・・・。 イタリアでプレーをしているサッカーの長友選手は,夜空に向かって祈っていました。「空は日本とつながっているので・・・」と。 また,新聞の投書にこんな話が載っていました。『被災地の惨状をテレビで見て,あわてて懐中電灯を買いに行こうとして,孫にとめられたそうです。「本当に必要としている地域の人がいる・・・」と。』 卒業式が延期となっていたある小学校では,昨日卒業式がとり行われたそうです。4人の卒業生でしたが,体育館は人で一杯だったそうです。それは,被災されて体育館に避難しておられた人全員が参列しての卒業式だったからでした。卒業式に参加された人は,「明日へのエネルギーをもらえた」と涙ぐんでおられました・・・。 ある避難所ではこんな紙が貼られていました。「一人は“みんな”のために。みんなは“一人”のために。共にしっかりと生きていきましょう!」・・・と。 悲惨な状況はまだまだ残されていますし,原発の恐怖も大きくなっていますが,人々の支え・励まし合う姿のあたたかさとたくましさを感じています。 東北地方太平洋沖地震 被災者支援のご協力
先日は,大変感動的な卒業式を滞りなく終えることが出来ました。130名一人ひとりが決意も新たに本校を巣立っていきました。3年間の保護者の皆様方の暖かいご協力・ご支援があってのことと深く感謝しております。
さて,皆様もご承知の通り,先週の11日(金)に東北・関東地方に,国内観測史上最大の大地震が起こり,同時に大津波も発生し,多くの尊い命が奪われるという大惨事となりました。お亡くなりになられた方々の,ご冥福を心よりお祈り申し上げます。また,被災者の中には,中学生を含む子ども達が大勢含まれており,大変心が痛む惨状でありました。被災者の方々にお見舞いを申し上げますと共に,安否確認がまだの方々のご無事をお祈り申し上げます。 国内はもとより,海外からも支援の声が届いております。本校におきましても,「人のために」をテーマに取り組みを進めている生徒会が,「自分たちに出来ることは」と考え,全校生徒に呼びかけて,下記の通り募金活動をやることに決まりました。活動の趣旨をご理解いただき,何卒ご協力のほどをお願い致します。お子達を通じての募金,または活動中にご来校いただいての募金等,出来る範囲でのご支援ご協力をお願い致します。 記 1.校内募金日時: 3月17日(木)・18日(金)の2日間 昇降口付近 午前8時15分〜午前8時35分 2.校外募金日時: 3月18日(金) 午後3時30分〜午後4時30分 場 所: マツヤスーパー前,新鮮館前 ※生徒会本部の生徒の皆さんで募金活動を行います。 第24回卒業式〜旅立ちの日に(2)〜第24回卒業式〜旅立ちの日に(1)〜
例年に比べて暖かな天候の中,厳粛かつ感動的な卒業式が滞りなく行われました。在校生の送辞に涙した卒業生,また卒業生の答辞に涙した友達や保護者の方々,卒業生の「旅立ちの日」にの合唱の指揮を,泣きながら一生懸命やりきった友達,1時間30分の卒業式の中に,心を揺さぶる出来事が凝縮されていました。ご来賓の方々からは「感動的で素晴らしい式でした」というお褒めのお言葉をいただきました。一生心に残る素晴らしい卒業式でした。
いよいよ明日卒業式(2)1.日 時 平成23年3月15日(火) 午前10時開式 ※保護者の皆様は午前9時45分までに式場にご入場ください。 2.場 所 春日丘中学校 体育館 (お願い) ※2足制ですので,スリッパ等の上履きをご持参ください。 ※お車でのご来校はお控えください。 (校内には車は入れませんのでご了承ください) 子どもたちの門出のよき日です。保護者の方々のご来校をお待ちしております。 いよいよ明日卒業式(1)卒業式を明後日に控えて・・・
いよいよ3月15日(火),「平成22年度 第24回卒業証書授与式」が行われます。
東日本大震災の被害がますます大きく明らかになってきている状況ではありますが,卒業式を予定通り行うことができるという現状をしっかりと考えた上で,式に臨みたいと思っています。 いよいよ9年間の義務教育が終わります。中学校の3年間は,本当にあっという間だったと思います。卒業後は,これまで以上に自分個人に「自覚と責任」が問われてきます。あなたの人生は,あなたがまずしっかりと「考え」,「判断」し,「行動」していかねばなりません。しかしこれから先,いつも順風満帆に行くとは限りません。いろいろな困難にぶつかることもあるかもしれません。自分ひとりではどうしようもないこともあるかもしれません。でもそんな時は,すぐに結論を出さないでください。必ず「誰か」に相談してください。その「誰か」とは,親であり,友達であり,先生なのです。自分を大切に,人を大切にし続けてください。大切な人には,輝き続けていってほしいと願っています。 ・「ありがとう!」と,“心”から言える人になってください。 〜感謝の“心”を常に忘れない人になってください〜 ・「ごめんなさい!」と,“心”から言える人になってください。 〜自分の行動を常に振り返ることの出来る “素直な心”の人でいてください〜 教師というのは浅はかなもので(?),君たち生徒の言動一つ一つに一喜一憂するものなのです。特に卒業式からは,「明日への力・エネルギー」を君たちからもらえます。「終わりよければすべてよし!」といった,簡単なことではありませんが,明後日の卒業式は心に残る「感謝・感動・決意」に溢れた厳粛な式にしていきましょう。 最後に, 素晴らしい生徒たちに恵まれ,また心優しい保護者の方々と出会い,情熱あふれた先生方と共に過ごせた3年間を心から幸せに思っています。 −君たちのこれからの成長を心より願っております− 東北・関東で大震災・・・・
国内観測史上最大のマグニチュード8.8の激震が,東北・関東地方を3月11日(金)午後2時46分ごろ襲った。
本校では,「3年生を送る会」が午前中に行われ,学校全体が感動と感傷の両方の思いに浸っているときであった。時間と共に,被害の状況が明らかとなり,また悲惨な状況がどんどんと増しているのを知り心が痛んだ。大津波が,まるで生き物であるかのように船や車を飲み込み,家を流し,多くの大切な命を奪っていった。テレビからの映像に思わず目を疑った。大切な家族を失い,生活を失い,自らも被災した人の嘆きはいかばかりか・・・。死者が数で語られる現実に,災害の大きさがうかがわれ,やりきれなさが強まる。当たり前に来るはずであった明日が,目の前から突然断たれることは,阪神大震災から得た教訓をもってしても,これほどまでの被害の大きさを想像出来なかったのではないか・・・。 本校は,明日卒業式の予行,明後日は卒業式本番・・・。卒業式が行えるかどうか,また参列するはずであった生徒がどうなっているのかどうか,その安否すら確認できないでいる学校・地域がある。これまでのように「卒業おめでとう!」と簡単に言えない現状があるが,「今・ここにいる自分たちに出来ることは何か」を考えて,卒業式を挙行していかねばと思っている。 亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。 3年生を送る会(2) |
|