京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/26
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

ちょっといい話−23−

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 今日は,中学生の投書を2つ紹介します。ほのぼのとした“ちょっといい話”です。

 ☆『“自分の名前を大切にしよう”  (中学生 13歳)

 生まれた時からあり、ずっと書いてきた自分の名前を大切にしようと思いました。
 
 それは学校で、隣の席の友達が「自分の名前を書くのが楽しいから、きれいに書くようにしているんだ」と言ったのです。私はいつも名前を書くのは面倒くさいと思っていました。早く先に進みたいから、ものの何秒かで形やバランスなど気にせず、雑に書いていたので、とても驚きました。
 友達の言葉を聞いてから、私は名前をきれいに書くように心がけました。すると、もっと大切にしようと思うと、本当に楽しくなっていきました。一番初めに書く名前をきれいに書くことで、次に書く文字もきれいに書こうという思いも芽生えました。
 「ずっと書く名前なんか」ではなく、「ずっと書く名前だからこそ」大切にきれいに心を込めて書くということが、大事なのではないでしょうか。とても大事なことを教えてもらいました。』


 ☆『“自分の「梅干し」見つけたい”      (中学生 14歳)

 私はある日、2人の友達と遊びました。いろんなことを話していたら、1人の友達が「○○ちゃんって頭もいいし、運動もできるし、うらやましいな」と言いました。それを聞いたもう1人の友達が、「ねえ、こんな話知ってる?」と話を始めました。

 「人のすてきなところをおにぎりの梅干しのようなものとしたら、その梅干しはきっと背中についているんだよ。世界中、誰の背中にも色々な色や形、色々な味の梅干しがついていて、でも背中についているせいで、せっかくの梅干しが見えないのかもしれない。自分には何もない、真っ白なお米だけなんだと思ってしまうんだよ。でもね、背中にはちゃんと梅干しがついているんだよ」
 私はこの話を聞いてから、友達やクラスメートをうらやましいと思うたび、自分の梅干しを早く見つけたいと思うのです。皆さんは自分の梅干しに気づいていますか?』

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 ※今日は中学生からの投書を2つ紹介しましたが,どちらの話も「なるほど」と感心させられてしまいました。親や大人や先生たちの知らないところで,素敵な会話が友達同士の間で広がっています。そんな豊かな関係がいつまでも続いていってほしいと願っています。
 (写真は美術部の人が描いた人権ポスターです。)

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