最新更新日:2024/09/18 | |
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ちょっといい話−20−
新聞の投書から,プロフェッショナルな「ちょっといい話」を・・・。
『拾った10円 届けて“対応”に感謝 主婦 (千葉県 43歳) 4歳になる娘と,近所へ買い物に出かけた時のこと。 スーパーの入り口付近で10円玉を拾いました。金額が金額なので「もらっちゃおうか、それとも献金箱にいれる?」と娘に提案。ところが、娘は私の提案を却下し「落し物を拾ったらお巡りさんに渡すんでしょ」と譲りません。 根負けした私は、10円を握りしめた娘を伴い、交番へ。お巡りさんはきっと笑って、娘をほめ、「あげるよ」と言うだろうなと、半ば恥ずかしく、交番に入りました。ところが実際は違っていました。お巡りさんは真面目に、書類を作成して10円を受け取ってくださいました。3カ月間落とし主が現れなければ、10円を頂くか、放棄するかまで娘に聞いてくださいました。 頂く権利を放棄した娘は帰り道「落とした人が交番に行ったら見つかるから良かったね。いいことをするとうれしいよね」と、とても満足げ。お巡りさんのお陰で、娘はとても良い体験をしました。 ------------------------------------------------------ ※「小さな子供だから・・・」といった対応ではなく,誰に対しても,まじめに真摯な態度で接してくださったお巡りさん。真のプロフェッショナルな姿がそこにはありました。「いろいろな“人のために”」の思いがたくさん詰まった,心温まる「ちょっといい話」でした。 (写真は,職員室前の中庭にある「希望」像です。) |
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