最新更新日:2024/09/20 | |
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【工学系クラブ】全国大会出場に向けた主な取組
4つの工学系クラブでは,本校の活性化を目的として,プロジェクトゼミなどの学習活動と課外活動を連動させて,数学や理科をはじめ専門分野の理論と実践に触れる機会を活かし,先端的な科学技術や理工学への興味・関心を喚起し,実用できる技術と幅広い知識の習得を図ります。
◆アーキテクトクラブ ・高校生ものづくりコンテスト(木工部門)近畿大会 市立堺高校 7/28開催 ◆サイエンスクラブ ・Mono-Coto Innovation 2019予選大会 東京都品川区 8/5〜8/9開催 ◆シビルクラブ ・高校生ものづくりコンテスト(測量部門)近畿大会 市立堺高校 7/28開催 ・コンクリートカヌー競技大会 大阪城公園東外堀 8/24〜8/25開催 ・高知工科大学「測量コンテスト」 高知県香美市 9/8開催 ◆電子・機械工作クラブ ・「2019 Ene-1 GP SUZUKA」全国大会 鈴鹿サーキット 8/4開催 ・全国高校ロボット競技大会京都予選 京都府立工業高校 8/31開催 【大阪城コンクリートカヌー大会】http://nch2015.jp/concrete-canue/ 【知的財産教育】プロジェクトゼミ1講演会 6/6実施
本校では,特許庁が所管する独立行政法人工業所有権情報・研修館『知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業』採択を受けて,生徒が知的財産の重要性を踏まえつつ,ものづくりや商品開発等の場を通じて創造性や実践的な能力を育む教育活動を推進しています。
■日時 6月6日(木)13:20〜14:10 ■場所 中央棟1階ホール ■演題 「身近な知的財産権」 ■講師 弁理士 大池聞平 様 人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などには,財産的な価値を持つものがあり,それらを総称して「知的財産」と呼ばれます。知的財産の中には特許権や実用新案権など,法律で規定された権利や法律上保護される利益に係る権利として保護されるものがあり,それらの権利は「知的財産権」と呼ばれます。 今後,プロジェクトゼミ1(課題研究)では,身近な知的財産権の中でも比較的程度の高い新しい技術的アイデア(発明)である特許申請をゴールに学習をすすめるグループもあります。 【1年生】プロジェクトZERO「京都工学院高校の避難所生活」
「プロジェクトZERO」では,社会のあらゆる課題に対し,情報収集や解決策の提案を通して問題解決に取り組む姿勢を身につけること。そして,広い視野や柔軟な発想力・発信力の獲得を目的としています。これまでに「グループワークの手法」を学んだ生徒たちは,今回その実践として「京都工学院高校の避難所生活」に取り組みました。
前回までの授業で,班に分かれて,学んだ手法を活用しての「問題点の洗い出し」,お互いのアイデアを出し合い「解決策提案シート」の作成に取り組みました。そして今回は,6月のある日,記録的な大雨のため「京都工学院高校」が避難所になったという設定をしました。そして避難のための経路・場所・食糧・トイレなどについて,具体的な方法を話し合い,その問題点を洗い出しました。2ヵ月足らずではありますが,自分たちの学校の建物のことですから,かなり具体的な点まで議論は深まります。停電になった場合,車椅子の方やさまざまな障碍のある方の誘導,その中で自分たちはどんな貢献ができるのかなど,各班の「解決策」を発表し,クラス全体で「意見交換」を行いました。 1年生にとっては,工学院校生として初めての「プロジェクト活動」です。自分たちにとって身近な「学校」を舞台とした問題を扱うことで,社会におけるさまざまな問題を考えていく契機となります。また,グループに分かれての活動では,少人数であるため意見が出しやすく,自ら学び自ら考える姿勢が身についていきます。それは同時に,アイデアや情報を整理し,解決策をまとめていく手法や,それを他者へ適切に伝えるための工夫が求められる場でもあります。 今後のテーマは,「SDGS」や「宇宙」といった,より広い世界へ目を向けていき,プロジェクトの進め方・アイデアの具体化などを学んでいきます。 (解決策提案シート) (発表の様子) |
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