最新更新日:2024/06/01 | |
本日:386
昨日:510 総数:1271928 |
【1年生】プロジェクトZERO「京都工学院高校の避難所生活」
「プロジェクトZERO」では,社会のあらゆる課題に対し,情報収集や解決策の提案を通して問題解決に取り組む姿勢を身につけること。そして,広い視野や柔軟な発想力・発信力の獲得を目的としています。これまでに「グループワークの手法」を学んだ生徒たちは,今回その実践として「京都工学院高校の避難所生活」に取り組みました。
前回までの授業で,班に分かれて,学んだ手法を活用しての「問題点の洗い出し」,お互いのアイデアを出し合い「解決策提案シート」の作成に取り組みました。そして今回は,6月のある日,記録的な大雨のため「京都工学院高校」が避難所になったという設定をしました。そして避難のための経路・場所・食糧・トイレなどについて,具体的な方法を話し合い,その問題点を洗い出しました。2ヵ月足らずではありますが,自分たちの学校の建物のことですから,かなり具体的な点まで議論は深まります。停電になった場合,車椅子の方やさまざまな障碍のある方の誘導,その中で自分たちはどんな貢献ができるのかなど,各班の「解決策」を発表し,クラス全体で「意見交換」を行いました。 1年生にとっては,工学院校生として初めての「プロジェクト活動」です。自分たちにとって身近な「学校」を舞台とした問題を扱うことで,社会におけるさまざまな問題を考えていく契機となります。また,グループに分かれての活動では,少人数であるため意見が出しやすく,自ら学び自ら考える姿勢が身についていきます。それは同時に,アイデアや情報を整理し,解決策をまとめていく手法や,それを他者へ適切に伝えるための工夫が求められる場でもあります。 今後のテーマは,「SDGS」や「宇宙」といった,より広い世界へ目を向けていき,プロジェクトの進め方・アイデアの具体化などを学んでいきます。 (解決策提案シート) (発表の様子) |
|