京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/19
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◇年度途中の入園、受付中◇電話(075)351−0937◇預かり保育:早朝8時〜18時◇未就園つぼみ組:火・金10時〜11時◇令和6年度入園随時受付中

園だより  12月号より

12月は人権月間です

 年少組担任のA先生から次のような話を聞きました。
 フランス学園の同年齢かと思われる子どもが楊梅幼稚園の子どもたちの遊ぶ様子をフェンス越しに見ていました。しばらくすると〇ちゃんがそのフェンスのところへ歩みより,何か言葉をかけて話が行き交っていました。
 担任のA先生がそばに行くと,〇ちゃんは親しみを込めながら日本語で話をし,ハグをしています。,フランス学園の子どももじっとハグを受けとめているところへフランス学園のB先生もやってこられました。
 「(このお子さんは)何歳ですか?」とA先生がフランス学園の先生に尋ねると,フランス学園の子どもが「5歳!」と答えました。〇ちゃんも「5歳やで!」と自信たっぷりに応じました。A先生もB先生も「うわ,おんなじやね」というと,子どもたちは嬉しそうににっこりしました。

 2学期に入り,フランス学園の子どもたちと運動会後,玉入れをして交流しました。普段はフェンスでお互いの場が分かるようにと区切っているのですが,その時はフェンスを取り払っていたので,玉入れをした後,広いところを思いきり走ったり,三輪車に一緒に乗ったりして楽しんでいました。
 同じ敷地で育つ楊梅幼稚園とフランス学園の子どもたち。お互いが遊んだり,生活をしたりしていることをなんとなく,身近に感じているようです。交流をしたことで親近感もわき,フランス学園の子どもが楊梅幼稚園の様子を見たり,楊梅幼稚園の子どもがフランス学園の子どもに話しかけたりすることに抵抗もなくなっていったのでしょう。
 日本語で通じるのかなと案じていたA先生もB先生との会話で,フランス学園の子どもに日本語が通じることがわかり,〇ちゃんの思いが伝わってよかったと思われたようでした。
 大人は国や文化が違うことを頭でわかっているので,言葉が通じるかな?思いが伝わるかな?と思ってしまいます。しかし,子どもたちは同じ子どもとして相手に関心をもったり,かかわろうとしたりしてきます。12月は人権月間です。いろいろな人を大切に思う気持ちを幼児期から膨らませていきたいと考えています。楊梅幼稚園の恵まれた環境の中で,フランスの子どもたちや文化,いろいろな人たちへの関心や関わろうとする思いを今後も大事に保育をしていきたいと思います。
 

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