最新更新日:2024/05/31 | |
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文科省・長田先生の講演の様子2
長田先生の講演後,生徒のみなさんが書いてくれたワークシートから抜粋します。
「今までは春日丘フェスティバルは,ただの文化祭だと思っていたけど,災害の時に“人のために”を目標にしていたのは春日丘フェスティバルと同じなので,これからは春日丘フェスティバルをもっと大切にしてきたい。」 「校長先生がいつも避難訓練の時におっしゃっている“災害時は中学生や高校生が頼りになる”という言葉の意味が,今日よくわかった。日々の学校生活で学んでいることが,災害時に使えると知れた。」 「校長先生がいつも避難訓練でお話しされている言葉を思い出した。中学生だけではなく,小学生も自分で考え,災害後に行動されたのだと知った。保健体育や家庭科,道徳の授業など,いま当たり前に自分たちが受けている授業を受けられなかった人たちもいる…。そのような授業を生かして地域と協力して災害後に行動できた人たちがおられることを念頭に置き,今を大切にしなければならない。今回学んだことを必ず次につなげ,まだ大きな災害は経験していないけれど,少しでも貢献できるようになります!」 文科省・長田先生の講演の様子1
昨日の6時間目に,文科省の長田(おさだ)先生にお越しいただいて,1,2年生に向けてお話をしていただきました。長田先生は,2年間の特別活動の研究の担当の先生で,昨年から春日丘中学校と生徒のみなさんの様子を見守っていただいています。春日丘フェスティバルで長田先生の姿を見たかもしれませんね。昨日は,8年前,実際に東日本大震災の被害にあわれた長田先生から,震災時の恐怖や震災後の様子などを聞かせていただきました。しかし,長田先生がみなさんに伝えたいと思われたのは,震災の恐ろしさだけではありませんでした。災害後,極限状態に陥った時に,自分たちには何ができるのか,自分以外の人のためにどれだけ行動できるのか,また,いつも当たり前にそばにいる大切な人たちとの関わり方についても考えさせられるものでした。
長田先生は,50分間,真剣に話を聞くことのできる生徒のみなさんの態度をとても褒めておられました。「必ず,生徒たちをほめてあげてくださいね」とのことでした。新年度がますます楽しみなってきました! |
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