最新更新日:2024/06/06 | |
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令和元年の年の瀬にあたり・・・保護者や地域の皆様には,本校の様々な教育活動にご支援,ご協力をいただき,生徒達を温かく見守り,支えていただきましたことに深く感謝申し上げます。 25日(水)の終業式では,Let it go! の歌詞にある That perfect girl is gone! を引用してお話をしました。主人公は,完璧でなければという思いから,自分を苦しめますが,欠点のない完璧な人間はどこにもいません。完璧ではないからこそ,人は,成長したい,自分を高めたいという意欲をもつことができるのです。個性や魅力をもった「ありのままの自分」を愛し,育んでいこうという考えがもてる冬休みになればと願っています。 明日,12月27日〜1月4日までは学校閉鎖日となります。 来年も,「すべての生徒を支える カドのないまあるい学校」をめざして,一人一人を徹底的に大切にする高野教育を進めていきたいと考えております。今後共どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,皆様,どうぞ良いお年をお迎えください。 褒めてから励ます・・・さて,17日(火)から始まった三者懇談会では,お忙しい中,ご来校いただき,ありがとうございました。2学期の振り返りと,3学期に向けてのお話の中で,子ども達一人一人の成長が感じられた時間だったのではないでしょうか。 本校では,教育のユニバーサルデザイン化を進める上で,スーパーバイザーのご助言をいただきながら取り組んでおります。先日,授業観察をしていただいた後のコンサルテージョンで,「脳の働きからみると,『褒める』ことと『励ます』ことは正反対である」というお話を聞かせていただきました。『褒められる』と,脳は『快』を感じ,『励まされる』と『不快』を感じるとのこと。『励ます』ことは,いくら優しく「がんばろうね」と言ったとしても,『やれていないこと』『できていないこと』を突き付けていることになるので,脳は『不快』を感じるのだそうです。脳は,『快』の状態のときに,『不快』を受け入れることができる,つまり,褒めてから励ますという順番を間違えないことが大切だということです。今まで,「温かい励ましの言葉」をかけようと思ってきた私にとって,ちょっとした衝撃とともに納得できるお話でした。 これから冬休みを迎え,子ども達が家庭で過ごす時間が長くなると思いますが,ご家庭でも少し意識して声掛けをしていただければと思います。 |
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