京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/01
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令和6年度京都市立高野中学校 学校教育目標 「主体的に、人を大切にし、学びと向き合う生徒の育成」〜一人一人を徹底的に大切にする『高野教育』の推進〜

2018年の年の瀬にあたり・・・

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 2018年もあと数日で幕を閉じます。保護者や地域の皆様には,本校の様々な教育活動にご支援,ご協力をいただき,生徒達を温かく見守り,支えていいただきましたことに深く感謝申し上げます。
 21日(金)の終業式では,生徒一人一人の姿から,毎日の学習だけでなく,スローガンの最初に「平成最後の…」という文言が付いた文化祭や体育祭の行事に取り組んだ日々,部活動等で一生懸命だった姿等,様々なことが思い出され,それらの活動を通して笑ったり悩んだりしながらも確実に成長してきたことを改めて感じることができました。 今日は,部活動の最後に,丁寧にグラウンド整備をしたり,使用した教室等を一生懸命に掃除する部員達の姿がありました。午後からは教職員も,職員室の掃除や油引きを行い,新年を迎える準備をしました。明日,12月27日(木)〜1月3日(木)までは学校閉鎖日となります。
 来年も,「一人一人を徹底的に大切にする『高野教育』を推進する」という学校教育目標のもと,教職員が一丸となって「カドのないまあるい学校」「すべての生徒を支える学校」づくりをめざして,教育のユニバーサルデザイン化をさらに進めていきたい考えております。今後共どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,皆様,どうぞ良いお年をお迎えください。


『他者』を通して『自分』を見つめる・・・

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 山の山頂付近がうっすら白くなり,いよいよ本格的な冬の到来。学校でもあと1週間で冬休みを迎える時期となりました。
 さて,17日(月)から三者懇談が始まります。特に,3年生にとっては,成績も気になるところだと思いますが,学習面だけでなく,様々な行事や取組を通して成長した『自分』と向き合う機会にしてほしいと思っています。なぜなら,『ありのままの自分』と素直に向き合うことで,次のステップが見えてくると考えるからです。
 中学生の時期は,「自分とは何か」「自分は何のために生きているのか」というような問いかけをし始める時期です。『自分探しの旅』という言葉がありますが,鷲田清一氏は,その著書の中で「じぶんがだれかをたずねて,じぶんのなかを探す…でも,これ,ほんとうに正しい問い方なのだろうか。…自分の顔は自分そのものなのに,私たちは見たことがない…ぼくらは,自分が自分のことをいちばんよくわかっていると思っている。自分にいちばん近いのは自分だと思っていながら,実は,自分というのがすごく遠いものなんだ。」と述べています。確かに,自分の顔は「自分」なのに,私たちは直接見ることができません。鏡や写真でしか自分の姿を見ることができませんし,また,相手と話をしているときも,自分がどんな表情で相手と接しているのか相手の反応を通してしかわかりません。実は,私たちは,意識しているかいないかは別として,常に『他者』を通して『自分』を見つめているのです。
 勉強や部活動,生徒会活動や行事,学級の係活動など,クラスや学校の『仲間』と過ごした2学期の生活の中で,どんな『自分』との出会いがあったのかをしっかりと振り返り,2019年につなげてほしいと思っています。

『心』は人と人の間にある・・・

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 5日(水)に環境委員が中心となって,花時計の花の植え替えを行ってくれました。マリーゴールドやベゴニアからパンジーへ,花時計も『衣替え』です。
 さて,先週は,12月の人権月間に合わせて,生徒会本部が中心となり,『ボカボカウィーク』が実施されました。毎日昼食時間に,本部役員が『友達』についてのスピーチを行い,その後に『高中スリーピース宣言』を歌う中で,身近な『人権』について考えるという取組です。「本当の自分をさらけ出すことができるのが友達」「一緒に悩んでくれるのが友達」「でも,あいさつや感謝の言葉など口に出すことも大切」等,自分の体験談も交えて,一人一人,思い思いの「友達像」を語ってくれました。
 高中スリーピース宣言には・・・
    言葉をかわして友達を知ろう
    友達のイイトコロを
    もっともっと見つけよう
    一人ひとりの“ちがい”を
    わかり合って大切にしていこう
    友達を大切にする気持ちを持ち続けよう
とあります。
 インターネットやSNSの発達で,『機械』を通してつながっているように勘違いしてしまいがちな世の中ですが,『心』は人と人の間に存在するのではないかと思うことがあります。「言葉をかわして友達を知ろう」という歌詞のように,お互いが顔を見ながら,言葉を掛け合うことがとても大切なのではないかと感じています。さりげない言葉や行動でも,心がポカポカ温かくなった経験は,誰もが持っているのではないでしょうか。寒い冬を迎えますが,身近な人とのふれあいの中で,少しでも温かく過ごせればと願っています。

『人ごと』ではなく『自分のこと』として・・・

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 木々の葉がどんどん落ちて,寒さが増していく中で,ふんわりと淡いピンク色の『山茶花』がちょっぴり自己主張しているようにも感じられます。
 さて,早いもので12月,2学期も,あと3週間となりました。12月と言えば『人権月間』。7日(金)には,各学年で人権学習が予定されています。
 1日(土)には,左京中ブロックの小中学校PTAの皆さんと共に,人権尊重学習会と街頭啓発活動を行いました。「わたしのいもうと」という絵本から人権を考えるというご講演の後,「『みんな違ってみんないい』と言いながら,なかなか違いを認められない現状がある」「いじめについて『傍観者』の存在が大きいのではないか」等,『自分のこと』として受け止め,何をすればいいかを考えながら,父親,母親,学校,それぞれの立場で,活発な意見が出されました。
 「差別はいけない」とわかっていても,それを『人ごと』の知識としてだけにとどめておくのではなく,『自分のこと』としてとらえ,自分の中にある「素直になれない心」や「違いを認めることができない心」等ともしっかりと向き合うことが大切なのではないかと感じます。7日の人権学習でも,子ども達が『自分のこと』としてとらえ,『自分の生き方』を考えるきっかけになればと願っています。ご家庭でも,話題にしていただければと思っています。
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