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最新更新日:2024/06/20 |
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『心』は人と人の間にある・・・![]() ![]() さて,先週は,12月の人権月間に合わせて,生徒会本部が中心となり,『ボカボカウィーク』が実施されました。毎日昼食時間に,本部役員が『友達』についてのスピーチを行い,その後に『高中スリーピース宣言』を歌う中で,身近な『人権』について考えるという取組です。「本当の自分をさらけ出すことができるのが友達」「一緒に悩んでくれるのが友達」「でも,あいさつや感謝の言葉など口に出すことも大切」等,自分の体験談も交えて,一人一人,思い思いの「友達像」を語ってくれました。 高中スリーピース宣言には・・・ 言葉をかわして友達を知ろう 友達のイイトコロを もっともっと見つけよう 一人ひとりの“ちがい”を わかり合って大切にしていこう 友達を大切にする気持ちを持ち続けよう とあります。 インターネットやSNSの発達で,『機械』を通してつながっているように勘違いしてしまいがちな世の中ですが,『心』は人と人の間に存在するのではないかと思うことがあります。「言葉をかわして友達を知ろう」という歌詞のように,お互いが顔を見ながら,言葉を掛け合うことがとても大切なのではないかと感じています。さりげない言葉や行動でも,心がポカポカ温かくなった経験は,誰もが持っているのではないでしょうか。寒い冬を迎えますが,身近な人とのふれあいの中で,少しでも温かく過ごせればと願っています。 『人ごと』ではなく『自分のこと』として・・・![]() ![]() さて,早いもので12月,2学期も,あと3週間となりました。12月と言えば『人権月間』。7日(金)には,各学年で人権学習が予定されています。 1日(土)には,左京中ブロックの小中学校PTAの皆さんと共に,人権尊重学習会と街頭啓発活動を行いました。「わたしのいもうと」という絵本から人権を考えるというご講演の後,「『みんな違ってみんないい』と言いながら,なかなか違いを認められない現状がある」「いじめについて『傍観者』の存在が大きいのではないか」等,『自分のこと』として受け止め,何をすればいいかを考えながら,父親,母親,学校,それぞれの立場で,活発な意見が出されました。 「差別はいけない」とわかっていても,それを『人ごと』の知識としてだけにとどめておくのではなく,『自分のこと』としてとらえ,自分の中にある「素直になれない心」や「違いを認めることができない心」等ともしっかりと向き合うことが大切なのではないかと感じます。7日の人権学習でも,子ども達が『自分のこと』としてとらえ,『自分の生き方』を考えるきっかけになればと願っています。ご家庭でも,話題にしていただければと思っています。 |
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