最新更新日:2024/05/29 | |
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“つながる”ことを信じて・・・終業式では,勉強や部活動,生徒会活動やお手伝いなど,今行っていることは一つの「点」に過ぎないかもしれない。しかし,世界的に有名なコンピュータが誕生するには,それを創った人の人生において一つ一つ「点」だった経験がつながって初めて成し遂げられた。だから,将来「点」と「点」がどこかでつながること信じて,何事にも一生懸命に取り組んでほしいという話をしました。「掃除」は「気づく力」を,「料理」は「段取り力」を育むといわれています。学習や部活動だけでなく,何か一生懸命に取り組めるものを見つけて続けてほしいと思っています。 猛暑日が続きますが,十分な睡眠と,水分,栄養をとって,体調管理には気を付けてお過ごしください。それでは,素敵な夏休みとなりますように・・・ 高野中サッカー部の歴史に幕・・・さて,部活動は,学習指導要領の中で,「教育課程外の学校教育活動」と位置付けられ,「人間関係の形成や,自己肯定感を高めたり生きる力を育むなど,教育的意義が高い」とされていますが,一方では,少子化や働き方改革等の社会の変化に合わせて「部活動ガイドライン」を設け,部活動の在り方について検討されている時期でもあります。 高野中学校では,今後も,限られた条件の中ではありますが,子ども達の健やかな成長を願って,何ができるかを十分に検討しながら,学校教育活動を進めていきたいと考えておりますので,ご理解,ご協力をよろしくお願いいたします。 再び『大雨警報発令』・・・こまめに情報チェックを!さて,今回の大雨で,高野川の,激しい水の流れに,自然の力のすさまじさを感じずにはいられませんでした。被害等はなかったでしょうか? これから本格的な夏を迎え,台風や集中豪雨が今後も予想されます。ニュースでも「今までに経験のない・・・」とか「予想をはるかに超えた・・・」といった『言葉』が繰り返されていましたが,改めて,人間の力を超えたものに対する『畏敬の念』とともに,しっかりとした『備え』が必要だと感じました。 今,青空が見えていますが,15時44分,京都市に「大雨警報」が発令されました。今後も,情報は十分にチェックしてください。尚,9日(月)の学校教育活動については,先日お配りしたプリントの通りです。雨が降っていなくても,しばらくは地盤のゆるみによる土砂崩れや,川の増水等には十分な注意をお願いいたします。 カメの甲羅干し・・・さて,今週は,気温がかなり上がるとの予報が出ています。関東地方は梅雨明け宣言が出されましたが,京都では,雨がまだ続くようですので,かなり蒸し暑い日々が予想されます。先日も,テスト明けの部活動で,保健室を訪ねる生徒がいました。夏の大会を控え,気合が入るときですが,十分に注意を払いたいところです。 今週,保健委員会を中心に『熱中症予防キャンペーン』が行われます。「7時間以上睡眠をとることができたか」や,「朝昼晩の3回の食事をきちんと食べることができたか」また「水筒を持参して,こまめに水分をとることができたか」等,5つの項目でチェックを行います。また,保健委員が当番を決めて,中庭等で『打ち水』をしてくれるそうです。お互いに声を掛け合いながら,『自分の身体』だけでなく『周りの人の体調』も気にかけたいですね。ご家庭でもお声かけをよろしくお願いいたします。 当たり前を見直してみる・・・先日の地震の折には,保護者や地域の皆様にご協力いただき,本当にありがとうございました。ちょっと電話がつながりにくくなっただけで,不安に思う心の弱さに,便利さを求めて発展してきた現代社会の在り方について,改めて考える機会となりました。 高野中学校では,養徳小学校,養正小学校と共に,高野中ブロックセーフスクールの取組として,避難訓練や安全学活等,安全教育を推進してきました。今回も,避難行動やトランシーバを使った連絡・誘導,安全点検等,落ち着いて行動することができ,小学校から継続して取り組むことの大切さを感じました。今後も『自助,それから共助』つまり,『まずは自分の身の安全を守る,その後,中学生として何ができるかを考え動く』という目標をもとに,安全教育を進めていきたいと思っています。 さて,地震直後から,学校を囲むブロック塀の点検を行い,現在,補強工事が行われています。また,20日(水)に行われた生徒大会の後に,安全主任から,パワーポイントを見ながら避難経路の確認と安全確保行動についての話を聞き,自分達の行動について考える時間を持ちました。電車が止まる等,都市型地震の課題がニュースで報道されていますが,電気や水が止まったらどうなるのかを想像してみたり,今『当たり前』と思ってそれほど意識せずに生活していることに目を向けてみる機会になればと思います。ご家庭でも,ぜひ話題にしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 季節の変化を感じながら・・・6月も半ばを過ぎると,例年なら暑い日が続き,夏の到来を感じさせてくれるのですが,今年は,朝夕と昼間の気温差が大きく,体調不良を訴えて,休み時間に保健室にやってくる生徒が少し気になります。ブレザー等で寒さ,暑さを調節するなど,自分の身体へのちょっとした気遣いも大切なことだと思います。 来週は,1学期の期末テスト,それが終われば,3年生にとっては最後の夏季大会が始まります。体調を整えることは,『自分』と向き合う一つです。普段はほとんど意識せずに過ごしているかもしれない『自分の身体』について,季節の変化と共に,ちょっと意識してみると,また新たな『気づき』,『自分発見』があるかもしれませんね。 『高野愛』を育む・・・さて,8日(金)の放課後には,体育委員と環境委員がプール掃除を行ってくれました。お天気が心配されましたが,プール掃除の時間帯だけ雨があがるというお天気の神様?!のご配慮で,しっかりと掃除をすることができました。子ども達は,デッキブラシやたわしをもって1時間半,汚れがとれて,プールやプールサイド本来の色が顔を出すことがうれしい!といった感じで,本当に一生懸命に取り組んでくれました。 「学校をよりよくするために自分達は何ができるのか」というのは,生徒会活動の大きなテーマですが,大きな行事に取り組むだけでなく,みんなのために行うこのような清掃活動に一生懸命取り組むことを通して,伝統ある『高野愛』が育まれていくのかもしれないと感じました。これから始まる水泳学習が,安全で実りあるものになることを願っています。 日曜参観 お礼思春期とはいえ,ちょっぴりはにかみながらもうれしそうな子ども達の笑顔と,子どもの成長を見守る保護者や地域の皆様の温かいまなざしで,学校全体が,いつもとは少し違った雰囲気だったように思います。暑い日となりましたが,年に1〜2回しか水を出さない噴水の水が,時折そよぐ風に揺らめきながら,爽やかさを演出してくれていました。 PTA総会では,平成30年度の事業計画・予算書と共に,PTA活動スローガン『Feel With You 〜子育て・親育ち〜』が承認されました。「学校は,みんなで共感し,分かち合いながら子どもも親も育っていく場所」という思いで創られたスローガン。子どもも大人も,学校に集う人すべてが,かけがえのない You(他者)を感じ,共感し合う中で,かけがえのない自分を見つめ,成長し合っていけたらと願っています。 噴水前で行われた吹奏楽部のフォンテンコンサートでは,部活動前の生徒や保護者の皆様だけでなく,校門前を通る地域の皆様も,足を止めて演奏に耳を傾けていただき,校門付近は,ちょっとした野外コンサートの賑わいで,一体感を醸し出していました。 これからも,子ども達の成長のために,ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。本日は,本当にありがとうございました。 カメをながめながら・・・その後,ビオトープの池で,気持ちよさそうに泳いでいるカメの姿を見て,ふと,「ウサギとカメ」の童話を思い出しました。ウサギはカメを見て油断をしたけれど,カメはウサギではなくゴールを見ていた結果であるという有名なお話。もちろん,解釈の仕方はいろいろですし,最近では,このお話の続きについても諸説話題になっていますが,「どこを見据えて行動するか」はとても大切な視点だと思います。子ども達には,これからの,予測が難しいとされる社会を生きる上で,自らが課題に気づき,主体的に意欲的に取り組もうとする力が必要とされています。「中間テストに向けて」といった身近な目標だけでなく,卒業後の自分の姿や,大人になった自分を想像しながら,今できることに取り組んでほしいと思います。…とあれこれ考えながら池のそばにある,平成9年に建てられた立札を見ると,『ビオトープをながめながら,あなたは何を考えましたか』という文字が目に飛び込んできました。今まで,この立札の前を行き来していたのに…高野中学校に赴任して約2か月,まだまだ気づかないことがたくさんあることに改めて気づかされた日でした。 心が一つになったと感じた瞬間・・・15日(火),1年生はアクトパル宇治で校外学習を行い,カレー作りやレクリェーション活動を通して,お互いに協力し合うという手ごたえを感じ,団結力を高めることができたようです。 2年生は,14日(月)〜18日(金)の5日間,35の事業所にお世話になり「生き方探究・チャレンジ体験」を行いました。初日は,緊張したり,とまどいを見せていた生徒もいたようですが,日を重ねるごとに自ら考え行動できるようになり,「成長が感じられてうれしかったです」という嬉しい言葉をいただいた事業所もありました。一人一人が,社会の一員として「一つ先を想像して自ら動く」体験を通して何かを掴んでくれたのではないかと思います。事業所の皆様には,ご迷惑をおかけすることもあったかと思いますが,子ども達の成長を温かく支えていただき,本当にありがとうございました。 3年生は,15日(火)〜17日(木)の3日間,東京・河口湖方面への修学旅行でした。3日間を通して,素直で,温かみを感じる場面や,純粋な笑顔に出会う場面がいくつもありました。その中で,「カーリング体験」を紹介しましょう。「そだね〜」で有名になったカーリング。37名の生徒が,4つのチームに分かれて,体験を行いました。2時間余りの中で,氷上の歩き方,スウィーパー(デッキブラシのようなもの)の使い方,ストーンの投げ方(かっこよく見えますが,重いストーンを滑らせるのは身体のバランスを保つのが難しく,こける人続出でした)等を体験し,ルールを教えていただきながら,チーム内で,それぞれの得意分野を生かしながら役割分担をし,ミニゲームができるまでになりました。ストーンを投げる人に方向を示しながら声をかけるスキップ(司令塔),一心不乱にスィーピング(氷上をこする)する集団,「イエス,ハリー,ハード…」と声を出す人,8〜9人の集団の心が一つになって1個のストーンを見つめる様子は,まさに一体感を感じさせるものでした。防寒着を着ていないといられないほどの室温でしたが,子ども達の笑顔と励ましの声かけで,ほのぼのと温かい空気が流れているようでした。人と人の集まりが『仲間』になっていくために,お互いのコミュニケーションがいかに大切かを実感した時間でした。これらの体験一つ一つが,これからの『自分』を支える大切なものとして,心に残り続けてくれることを願っています。お世話になった皆様,本当にありがとうございました。 |
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