京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/05
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【最高教育目標】自立する生徒、自律する学校   【学校教育目標】まわりと繋がり、「学ぶ力」を身に付ける

夏休みに向けて

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 7月19日に終業式を迎えました。個人的にはあっという間の1学期だったと感じています。そんな中でも1年生が入学し、大きめの制服がかわいいなあと感じていましたが今ではしっかりと着こなし、表情も中学生になっています。2年生はチャレンジ体験を行い、3年生は修学旅行も無事に終えました。7月中にはほとんどの運動部活動の夏季大会があり、3年生のフィナーレでもあります。毎年のことですがこの時期には頑張る生徒の姿にパワーをもらっています。
 さて、今回の終業式は大変な暑さもあり、オンラインで行いました。その時の話を少し紹介させていただきます。
 どこの世界でも面白くない長い話は誰も聞きません。校長の話もその最たるもので、お決まりの言葉や定番の内容では聞いてくれません。従いまして、「面白くてためになる話」や「短くて印象的な話」を心掛けています。ただ伝えたいことが伝わらないと意味が無いのでこのオンラインはどうも聞き手の表情が読み取れないため、いつも不安が残ります。
 今回の言いたかったことは....「この機会に振り返りをしよう」ということです。
この振返りについては本校の目標である “学ぶ力を身に付ける”ために重要な営みでもあります。自分が今、どういう状態なのか?例えば授業ではこの単元が理解できているのかどうかや学習のやり方に改善はあるのかなどを客観的に見取る力にもつながるところです。困ったときどう考えるのか、はこれからの人生でも大切な部分です。ぜひこの夏休みに良い振返りをしてほしいと話をしました。
 また、学校教育目標に関連して桃陵中学校生の自主自律の良いところを伝えました。
以前にも「生徒エージェンシー」と表現し、話をしたことがあります。
「自分自身が頑張ることで周囲に良い影響を及ぼす力を発揮する」ということです。自分の役割や与えられた仕事をするだけでなくその姿が周りにも影響を与えている状況です。冒頭にも夏季大会で頑張る姿にパワーをもらっていると記しましたが、まさにそのことかもしれません。これからもお互いが高められるような環境や風土を大切にしていきたいと思います。よい夏休みを過ごしてください。

修学旅行を終えて 〜主語はやっぱり生徒達で〜

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 修学旅行へ行ってきました。
良い天候に恵まれ、充実した3日間が過ごせたと感じています。また、28日(火)の火曜日に解団式があり旅行の総括や今後の目標などの話もできました。その中で今年度の学校教育目標「まわりと繋がり、学ぶ力を身に付ける」に少し触れたことを綴りたいと思います。
 生徒の皆さんにも4月の始業式で説明しましたが、この目標の主語は何でしょうか?それは「生徒」が主語です。先生たちの指導の目標ではありませんよ!と伝えました。フレーズも短くしたおかげでみんな暗記してくれているようです。とても嬉しいことです。
 そして、今回の修学旅行が正にこの目標を表しているかのようです。当日に向けて実行委員を中心にクラスや代表者で何度も会議を行い意見交換しながら目標やルールを議論してきました。旅行を成功させようとそれぞれが場面場面で何をすればいいのか考えて行動する姿が見えました。繋がりながらどうすればいい修学旅行になるのかを学びつつ実行していたんだなあと感じました。
 また、4月の始業式の説明で「大切なのは生徒のエージェンシー」と説明をしました。この「エージェンシー」の解釈は様々あるようですが「主体性」と大きく重なる概念と言えます。OECD(経済協力開発機構)の定義では「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する能力」と定義しています。今の3年生は自分自身や周囲に対して、積極的に良い方向に変化する影響を与えている人がたくさんいるように思います。もちろん1,2年生も。
昨今、どこの教育現場でもこの「主体性」を高めるためにどうすべきかをテーマに掲げている事が多いですが、桃陵中学校の「主体性」の具体的な内容の一つとして「自分自身が頑張ることで周囲に良い影響を及ぼす力を発揮する」ではないかと考えます。これからも桃陵中学校の生徒達が主語になり、学んだことを発揮し、活躍できる場面を多く設定していきたいと思います。

令和6年度  新しい学校教育目標

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【最高教育目標】
Highest Educational Goal
自立する生徒、自律する学校

【学校教育目標】
School Educational Goals  
まわりと繋がり、『学ぶ力』を身に付ける


 令和6年度も引き続きよろしくお願いいたします。2年目になります校長の新谷です。
今年度に教育目標を新たに設定しました。昨年度より生徒や教職員の考え、意識を反映させ、今の桃陵中学校に必要な教育を見据えて作りました。生徒の皆さんが5年後、10年後に社会に貢献できる人に成長してほしい願いやみんなが幸せに生きる力を付けてほしい思いが込められています。

『学ぶ力』とは…
「勉強ができるようになりたい」と思うのは自然なことで誰しもが思うことだと考えます。学校ではテストや通知表があり、成績のことがまず頭に浮かぶのではないかと思います。成績は学んだ成果を表していると考えると、その成績を生み出す元の力が「学ぶ力」ではないでしょうか。
 また昨年より生徒の皆さんに事あるごとに「勉強」は何のためにしているのでしょう?と聞くことにしています。もちろん正しい一つの答えは存在しないと思います。それぞれが精いっぱいの解を導き出し、意味を持って何事にも取り組むことが大切だと考えます。ぜひとも生徒の皆さんと教師も一緒にその意味を考え、一緒に成長できる学びを積み重ねていきたいと考えます。
今年度も桃陵中学校の教育活動にご理解ご協力をお願いいたします。



 〜頑張りには限界があるが、創意工夫には限界はない〜

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