最新更新日:2024/08/05 | |
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修学旅行を終えて 〜主語はやっぱり生徒達で〜
修学旅行へ行ってきました。
良い天候に恵まれ、充実した3日間が過ごせたと感じています。また、28日(火)の火曜日に解団式があり旅行の総括や今後の目標などの話もできました。その中で今年度の学校教育目標「まわりと繋がり、学ぶ力を身に付ける」に少し触れたことを綴りたいと思います。 生徒の皆さんにも4月の始業式で説明しましたが、この目標の主語は何でしょうか?それは「生徒」が主語です。先生たちの指導の目標ではありませんよ!と伝えました。フレーズも短くしたおかげでみんな暗記してくれているようです。とても嬉しいことです。 そして、今回の修学旅行が正にこの目標を表しているかのようです。当日に向けて実行委員を中心にクラスや代表者で何度も会議を行い意見交換しながら目標やルールを議論してきました。旅行を成功させようとそれぞれが場面場面で何をすればいいのか考えて行動する姿が見えました。繋がりながらどうすればいい修学旅行になるのかを学びつつ実行していたんだなあと感じました。 また、4月の始業式の説明で「大切なのは生徒のエージェンシー」と説明をしました。この「エージェンシー」の解釈は様々あるようですが「主体性」と大きく重なる概念と言えます。OECD(経済協力開発機構)の定義では「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する能力」と定義しています。今の3年生は自分自身や周囲に対して、積極的に良い方向に変化する影響を与えている人がたくさんいるように思います。もちろん1,2年生も。 昨今、どこの教育現場でもこの「主体性」を高めるためにどうすべきかをテーマに掲げている事が多いですが、桃陵中学校の「主体性」の具体的な内容の一つとして「自分自身が頑張ることで周囲に良い影響を及ぼす力を発揮する」ではないかと考えます。これからも桃陵中学校の生徒達が主語になり、学んだことを発揮し、活躍できる場面を多く設定していきたいと思います。 |
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