最新更新日:2024/06/12 | |
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「主体的・対話的で深い学び」
アクティブラーニングと言うこともありますが今は「主体的・対話的で深い学び」という表現で学習指導要領や様々な教育目標の指針となり授業改善の視点となっています。本校でも教育目標における重点目標の中に「深い学びを創出する言語活動を通して、思考・判断・表現力を育成する」としています。
「対話的」とは一体どういうことなのでしょうか? 私が以前勤めていた学校では難聴学級があり、中にはうまく声を発生できない生徒やもちろん音声の聞き取りが難しい生徒もいました。そんな中において考えると「対話的」は話し合うだけではなさそうです。一般論として教育の中での「対話的」は、生徒同士の対話、教職員や地域の方との対話、先哲の考えを手掛かりにするための文献や資料、ネット検索などからとの対話が言われています。もう少し広く考えますと手話、アイコンタクト、文章のやり取り、意思の疎通やコミュニケーションも対話的なのかもしれません。 どちらにせよそこから自分の考えだけにとらわれてしまうのではなく、他者の考えに触れ、自分の考えを広げて深めることにつながることが重要だといえます。教室では様々な形で対話が繰り返され、気づきと学びのサイクルが繰り返されていました。 学びの跡
北校舎の階段の踊り場に掲示されていました。1年生の国語の時間に行われた成果物です。
読んでみますと、実に面白い!なかなか感心する作品が多かったです。学校にあるモノになってその気持ちを表現する課題だと思います。私たちは日ごろ生徒に「相手の気持ちになって考えよう」とよく発信しています。人と人のかかわりでは一番重要な点で,いわゆるコミュニケーション力にもつながるものだと考えます。今回はあるモノですがその気持ちになって考える力は大切な学びにつながっているなあと感じました。感性豊かなこの時期にこそのテーマなのかもしれません。 チャットGPT
最近,チャットGTPがトレンドとして紹介されることがよく見かけます。
チャットGPTは、高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスです。2022年11月に公開され、たちまち無料で利用できる革新的なサービスとして注目を集め、生成した文章の見事さや人間味のある回答がSNSなどでも広がっているようです。大学では学生のレポートや論文に使用できることもあり様々なルールやモラルも含め対応を進めているようです。今後様々なところで使われていくであろうと思います。もうすでに中学生でも使っている人もいるのではないでしょうか。 私はまだ使っていませんが今度、使ってみようと思っています。学校教育においても時代の流れでその時々に注目されるワードが現れてきます。ここ最近では「GIGA」「個別最適学習」「協働的な学び」「デジタルDX」「デジタルシティズンシップ」「インクルーシブ教育」「Society5.0」「非認知能力」「EdTech」etc..などなどです。私たちは新しいものや言葉が出てきますとすぐに反応してしまうところもあるのですが、教育者としては今のデジタル社会に無理やり対応するのではなく教育理念の実現のためにこれらをうまく活用していくのが一番いいのではと考えています。ちなみにこの文章は自分で考えています<(_ _)> |
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