最新更新日:2024/05/22 | |
本日:12
昨日:53 総数:287595 |
ことばときこえの教室6月号
音がどのような経路を通って脳に伝達されるのか,その仕組みを見てみましょう
「音」とは,物の響きや人や鳥獣の声,物体の振動などが,空気振動を通して伝わってくるものをいいます。その空気の振動は,集音器である「耳介」を通って,耳穴に入り,奥にある鼓膜を振動させ,耳小骨で増幅されます。そして蝸牛の中で振動は電気信号に変換され,どんな高さ(周波数)か,またどんな強さかを分析された後,聴神経に運ばれ,脳において知覚・認知されます。最終的に「音」を感じているのは「脳」です。普段の生活の中で,耳には絶えずさまざまな音が押し寄せてきますが,それでもうるさく感じないのは,その脳が必要な音だけを選り分け,他の不必要な音を無視しているからです。 ことばときこえの教室では,補聴器の手入れの仕方や,いろいろな音を聞き取れるように練習を進めています。 |
|